これまで練馬区では区民の方から頂く陳情、請願については、それぞれの委員会に付託された後、審査に至るまで非常に時間がかかっていて、そのまま失効してしまうケースも数多く存在していました。今期も区民の方から提出された陳情の総数は150通ですが、そのうち結論が出たのは31通のみ。100を超える陳情が審議されないまま、4月に失効を迎えようとしています。これでは民主主義の理念に適うとはいえません。
しかし、議会運営委員会での議論を通じて、今年の第二回定例会以降(統一地方選挙の後)に出された陳情・請願については1年以内に一定の結論を出すことが決まりました。区民の方からの直接の声である陳情や請願についてなるべく早く結果を出すよう求めてきた中で、期限が決められたのは大きな前進です。今後も一人ひとりの声が区議会で丁寧に議論されるよう、訴えていきます!