岩瀬たけし事務所、2月は若者イベント月間、2回目となる今回は地域で環境保全活動を行っている大学生の紺野皐大さんをお招きしました。本日も30名を超える方にご参加頂きました。
小さいころから自然が大好きだった紺野さん、昔からあった緑が減っていたり、立ち入り禁止の場所が増えていたり、ということを感じた中で、直接触れ合える環境を作りたいという思いから、ボランティアグループを立ち上げ、ビオトープ作りに取り組んでいるとのことでした。

若い世代は小さいころから自然に直接触れる機会が少ない中で、自然を守らなければという実感自体を持ちづらいとのこと。だからこそ、次の世代に繋げるためにも、触れることのできる緑を守り育てたい、と語る姿が印象的でした。

イベントには薬師堂憩いの森を残すために活動された方、稲荷山公園の整備計画に反対する住民の方、そして白子川の保全に取り組む方等、地域の様々な方々が参加し、それぞれの思いを共有頂きました。
練馬区は大型道路を通すことで街路樹が増え、緑も増えると言っています。しかし、確かに樹木の本数は増えるかもしれませんが、その地域の自然を守り、多様性を尊重することではありません。また、練馬区では45カ所ある憩いの森の保全に9700万円しか予算を充てない一方で、1カ所しかないローズガーデンの維持に8700万円をかけています。地域に必要なのは、新たに立派な公園を作ることよりも、今ある自然を残すこと。若い方の地域の緑を守りたい、という真摯な思い、ぜひ実現に向けて一緒に活動していきたいと思います。