2023年7月に改正道路交通法が施行され、電動キックボードの利用がシェアリングサービスを中心に拡大。練馬区でも現在は38カ所ですが、来年度末までに200カ所を超える見込みとのこと。区として事故防止のために協定を締結すると報告がありました。

練馬区は大手の株式会社Luupと安全啓発に関する協定を締結し、交通ルールの周知・啓発を実施することに。

★電動キックボードの事故件数は?

昨年7月から12月まで、全国では85件の事故が報告されています。練馬区では現在のところゼロ件です。1月末、個人所有で練馬区の税務課に登録されているのは90台とのこと。

★今後の展開は?

Luup社は各区でポートを増やしていて、練馬区では現在38カ所ですが、杉並区では312カ所、豊島区では219カ所、中野区でも209カ所とのこと。練馬区でも2024年度末までに隣接区と同水準を目標、つまり、200カ所以上に増える可能性も。区内のシェアサイクルと匹敵する数値です。

★協定の内容は?

交通安全イベントを協力して開催、リーフレットの配布、ウェブサイトなどの情報発信を行うとともに、練馬区は自転車に限定して、ポートのための公共用地を提供とのこと。

★岩瀬の意見

練馬区としてシェアキックボードの拡大に努めるものではなく、今後の増加を見越して事故予防のために協定を結ぶことにしたとのことです。シェアキックボードの危険性も報道される中で、自治体として危険啓発に取り組むことは大切だと思います。皆さんのご意見などありましたらお寄せください。