成人の日、練馬区では「二十歳のつどい」が練馬文化センターで開催されます。新成人を迎えられる方に心からお祝いを申し上げます。

2025年度に二十歳を迎える方は6753名で5年前より5%以上減少し、全区民の方の1%未満となっています。練馬区では2050年ごろまで人口の増加が予想されていますが、直近の出生数は5千人を切り、2040年には4人に1人が高齢者の計算に。少子高齢化は深刻です。

今年、二十歳を迎える対象者は、2005年4月2日~2006年4月1日生まれの区内在住の方で、6,753人(2025年7月1日現在)です。練馬区の人口は概ね75万人ですので、二十歳世代は区民の約0.9%(1%弱)にあたります。人数は年々減少傾向で、5年前(2021年度)の対象者は7,148人でしたから、この5年間で約400人減(実数で395人減)、5%以上の減少となります。

同時に、特徴的なのが「多様化」の進行です。対象者のうち外国人の方は、5年前は340人(全体の約4.76%)でしたが、今年度は582人(全体の約8.62%)へと大きく増えています。

(出典:令和7年度練馬区二十歳のつどいの開催について)

■人口は増加、23区2位でも少子高齢化の波は止まらない

練馬区の人口は増加を続け、2025年8月1日時点で75万人(750,022人)を突破し、都内でも世田谷区に次ぐ規模となりました。しかし一方で高齢化は進み、区の資料では2024年1月1日現在で高齢者(65歳以上)は約16万3千人、高齢化率は22%です。

(出典:第3期練馬区子ども・子育て支援事業計画)

出生に目を向けると、練馬区の出生数は減少傾向が続き、2023年には初めて5千人を切り、出生数4,880人、合計特殊出生率0.99とされています。一年あたりの出生数だけを見ても、二十歳世代(6,753人)より約1,900人少ない規模です。全国と比べても厳しく、全国の合計特殊出生率は令和5年で1.20、令和6年(概数)では1.15まで下がっています。少子化が“全国共通の危機”であることを踏まえても、練馬区の現状はかなり深刻です。

 

(出典:第3期練馬区子ども・子育て支援事業計画)

また、世帯規模の縮小も進んでいます。たとえば2025年8月1日時点では、世帯数400,344世帯・人口750,022人で、単純計算でも1世帯当たり約1.9人となり、「2人未満」が当たり前の社会に入りつつあります。

将来推計でも、人口の増加とともに高齢化はさらに進む見込みです。区資料では、団塊ジュニア世代が高齢者となる2040年に高齢者人口は約20万人、高齢化率25.6%(区民の4人に1人)に達するとされています。若い世代が減る一方で、支える側の負担が重くなる構造は、これから確実に強まっていきます。

(出典:練馬区統計白書 令和6年版)

だからこそ練馬区政は、現実を直視し、若者世代を中心に子育て・教育・住まい・働き方を含めた少子化対策を、さらに進める必要があります。過去の訴えはこちらをご覧ください。

参考資料