練馬区立豊渓小学校の建替えについて

先日の文教児童青少年委員会、練馬区立豊渓小学校の改築について、基本設計の概要が報告されています。多目的スペースの確保、ICT環境の整備に加えて、屋上緑化や太陽光発電、バリアフリー化などが掲げられています。期間は令和6年12月から令和11年9月までを予定しています。詳細はこちらの資料をご覧ください。

練馬区の学校、エレベーターの設置は23区で最下位。子どもに優しい町ではないのか?

皆さんの学校にエレベーターはありますか? 2021年4月に改正バリアフリー法が施行され、全ての小中学校でエレベーターを含むバリアフリー化が求められることになりました。法律を受け、2025年度末までにエレベーターを必要とする子どもがいる全ての学校に設置されることが努力義務になっています。 […]

大泉第二中学校を道路が分断する計画、いよいよ動きが…取組方針の策定へ

皆さんは大泉第二中学校をご存じですか? 開校されて68年、現在の校舎が建てられて52年、非常に歴史のある中学校です。「燃える大二中」とも言われ、体育祭、合唱コンクール、文化発表会なども盛んで運動場の面積も10,600㎡、区内の公立中学校では8番目、地域では大泉中学校に次ぐ広さです。しかし、この学校を分断する形で2本の大型道路、135号線と232号線が交差する計画が進んでいます。 […]

谷原保育園の閉園について 延べ2万人もの反対署名を練馬区は拒否

3月12日の文教児童青少年委員会において、練馬区立谷原保育園の閉園撤回を求める陳情の質疑が行われました。区は延べ2万5千人の反対署名を重く受け止めると答弁。しかし、練馬区は、閉園撤回はしないと明言。また、同じような辛い思いをする方がでないように、二度とこうした形での閉園をしてほしくないという保護者の声には「今の所」計画はないと答弁。あまりに保護者や陳情者の思いを蔑ろにしているものでした。当日の主なやり取りをご報告します。 […]

生理の貧困、練馬区はなぜ学校トイレの生理用品の設置を拒み続けるのか

練馬区の小中学校のトイレに生理用品の設置を求める陳情が出され文教児童青少年委員会で質疑を行いました。私自身、これまでも「生理の貧困」が社会問題として関心を集める中、区内の小中学校のトイレへの設置を求め続けていました。 […]

粘着テープで子どもを席に縛り付けた教員も…練馬区の体罰等の実態について

文教児童青少年委員会で「令和4年度練馬区立小中学校における体罰等の実態把握について」報告がありました。 […]

練馬区での教員の働き方改革、4月から土曜授業が年4回、半分に!

1.練馬区で教員はどれだけ足りないの? 皆さんは練馬区で現在、どれくらいの教員が不足しているかご存じですか? 2023年11月現在では、区内で18名の教員が不足、産育休で休職した後に補充されないままのケースも存在します。年度初めの段階でも12名が不足し、小学校で担任が決まらないまま副校長が担任の代わりを務めたケースも。教員の成り手不足も深刻で、東京都では2024年4月採用では小学校の倍率はわずか1.1倍、6年前の2.7倍からも激減しています。 2.教員不足の背景は? 教員不足の背景には、教員のあまりにブラックな環境があるといわれています。練馬区の状況を見ても、2022年6月時点では過労死ラインとされる80時間を超えて時間外労働を行う教員が小学校では15%、中学校では26.8%に達します。さらに、教員は給特法と呼ばれる法律によって基本給の4%(8時間分)の残業代が給料に含まれることになっており、どんなに残業をしても残業代はつきません。教員が「定額働かせ放題」とも呼ばれる所以にもなっています。 3.今回の取組は 教員の処遇・給与などは東京都が管理しているため、練馬区で出来ることは限られているなかで、今回は大きく3つの取組が行われます。 1)土曜日授業の見直し 練馬区では振替休日を設定しない第二土曜の授業を年間8回に行っていましたが、今後は年4回になります。教員だけでなく、子ども達にとってもゆっくり休むという意味で大切だと思います。なお、運動会など振替休日を設定する場合は含まれません。東京都全体の状況はこちらの記事をご覧ください。 2)学校電話機の応答メッセージ設定時刻の変更 これまで幼稚園、小学校では18時半、中学校では19時まで職員が対応していましたが、教員の勤務時間は本来8時15分から16時45分まで。小学校では16時45分、中学校では部活動がおわる概ね18時半以降は自動応答メッセージが流されることに。これは私が2020年の決算特別委員会でも指摘していたことで、大きな一歩です。 なお、緊急の場合は練馬区に電話し、そこから教育委員会に繋がることになります。 3)通知表の所見の見直し こあれまでは学期ごとに所見として、子どもの様子などを書いていましたが、今後は年に1度になります。所見を書くために、1名あたり概ね30分、30名ですと10時間近くの作業でしたが、これが軽減されることに。なお、所見として書いていた内容は子どもや保護者に直接伝えることが求められます。 4.今後に向けて、なにが必要? それぞれの対応は大切ですが、抜本的には国や都として教員の数を増やすこと、待遇を改善することも不可欠です。練馬区では少なくとも、教員を補佐する学校生活支援員やスクールサポートスタッフなどの拡充も必要ですが、現在、学校生活支援員は学校当たり2名程度、あまりに少ない状況です。私は1クラスに1名は必要だと思いますし、そのためにも学校生活支援員については、現在の時給1350円から少なくとも1500円以上に改善していく必要があると思います。また、部活動支援員についても現在は13名ですが、全ての部活で対応できるような人材の確保が必要だと思います。 教員の働き方改革に関わるこれまでの記事はこちらをご覧ください。

独自の厳しい基準で学校統廃合 を進めようとする練馬区、統廃合より少人数学級の実現を!

文教児童青少年委員会で「第二次 区立小・中学校および区立幼稚園の適正配置基本方針」の素案が報告。同方針は学校の統廃合の方針などを定めたもので、2005年の方針に続く2回目。 […]

学童クラブが狭すぎる…子どものスペースが1畳分もない現状!

決算の子ども家庭費の審議では、学童クラブがあまりに少ない中で、子ども一人あたりのスペースが一畳分もない現状を訴え、改善を求めました。 […]

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