先日、沖縄の問題を扱った『標的の村』や『戦場ぬ止み』の監督の三上智恵さんをお招きして「70回目の夏、沖縄とつながる」イベントを実施。イベントは三上さんとのお話を通じて、辺野古、基地、そして安保法制について皆さんで一緒に考えようというもの。

「戦場ぬ止み」を見た際、現地で起こっている暴力に圧倒される一方、現場で声を上げ続けている人々の姿に心を揺さぶられた。正直に「怖い」といいながらも、反対活動を続けている姿に、「沖縄でこれほどまでに、真摯に戦っている方がいる中で、自分は一体何をしているんだ?」と問いかけられた気がした。
 三上さんのお話を通じて、沖縄の問題は、日本人全員の問題であるということを痛感した。犠牲を沖縄の人に押し付けるのではなく、当事者として、しっかりと受け止めて行かなければならない、ということを考えさせられた。

先日のイベントを通じて、「私は何がしたくて政治家を志したのか?」改めて突き付けられた気がする。私が政治を志した原点、それは傍観者ではなく、当事者として、声を挙げられない方、声なき声を上げる方に寄り添い、共に闘う、その思いにある。だからこそ、これからもしっかりと地域の中で声を上げ続けていきたいと思う。