もうじき8か月になる息子。

かれこれ2か月以上、鼻たれぼうず状態がとまらない。鼻水と連動して起こる、滲出性中耳炎にもなってしまった。母乳を飲むのも苦しそうで、眠りも浅い。よって妻も恒常的睡眠不足。義母に教わり(「昔は、こうしたものよ」)一度は鼻水を口で直接吸ってみた(「ボクの父親力が試される!」と、変な見栄を張ってやってみたが・・・しょっぱい後味が、何とも・・・しかも、自分にも風邪がウツって困った←バカ(-_-;))。

そこで、妻が参加する、ある働くママの会で紹介されていた「ママ鼻水トッテ」という製品を使ってみた。親がチューブで鼻水を吸うものだが、同ママ会では、子どもが逃げるので使用が困難な旨語られていたという。それもそのはず、うちの子も、巧みな寝返りとずりばい・脚蹴りテクで逃げまわり、私も口でくわえたまま15分ほど取っ組み合いをして、結局根負けする羽目に。一人では到底無理だ。でも、働いているママたちなら特に、毎日病院で順番待ちして吸引してもらうための時間も無いだろう。

結局、妻が息子を羽交い絞めにして、私がそのすきに鼻の穴を濡らし、一気に吸うという二人の連係プレイでやっとこさ成功。その時間、わずか5分。うってかわってすっきりした表情の息子。そして、下痢も続いていて一日10回はうんちをする息子だが(我が家ではおしりふきを使わず洗面台で即、洗っている。カブれなくていい)、洗って軟膏を塗り、着替えさせたそばからうんちされてしまって脱力・・・の日々。そのおむつ変えだって、夫婦二人でやれば、ママだけでやった場合(15分くらいかかることも)の半分以下(5分で済む)でできるのだ。

どんどん重くなる息子を片腕でフラフラになって支えながらおしりをあらって、ママのシャツにうんちべっとりついてしまうこともない。お風呂に入れるのもしかり。ママが裸で1時間近くもウロウロしなくていいのだ。虐待をしてるかのような絶叫も、一人だと気がおかしくなりそうだが、二人なら耐えられるのだ。ここにきて、いかに子育てにはパパとママの連携が必要かを再認識。

しかし、果たしてどれくらいのパパが、こういうことに関わることができているのだろうか?

世のお母さんの大半は、一つ一つのすごく時間のかかる作業を、たった一人で来る日も来る日も繰り返しているのだ。しかも、フルタイムで働いて疲れ切って帰ってきてからのお母さんも多い。気の遠くなるような話だ。

前述の鼻水吸い取り器、商品名を「ママ、パパ、鼻水トッテ」に変えようというのは無理な話かもしれないが、育休取得支援や両親教室の改善など、練馬区から取り組めることはきっと沢山ある。