集落での一日 予防接種
集落を訪問すると、日本人を見に子ども達が集まってきます。彼らにとってはアジア人はテレビでしか見たことがない存在。最初は怖がって遠巻きに見ていますが、やはり好奇心が勝るのか、目を輝かせながらいろんなことを話しかけてきます。 大抵、「お兄さんはジャッキーチェンのお友達なの?」から始まって「カンフーはできるの?」とか、終いには「もしかしてジャッキーチェン??」、アジア人はみんなジャッキーチェンになってしまいます(笑)。 それでも、中学生くらいになると、エクアドル人のサッカー選手がマンチェスターユナイテッドで活躍していることから、「お兄さん、カガワのお友達??」と、突然質問がレベルアップ、ちょっと嬉しくなります。 そんな中、健康改善の一環として保健省のスタッフと共に予防接種のためにある集落を訪問しました。いつものように、日本人の姿を見て喜んでやってくる子ども達、スタッフが持つ注射器を見た瞬間、阿鼻叫喚の世界に変わります(笑) 「だましたな!」という恨めしい視線を受けながら、「してやったり!!」と微笑む性格の悪い私(笑)