【夏の平和企画】練馬から戦争を考える

毎年恒例の夏の平和企画・第8回「練馬から戦争を考える」を開催します。 戦後79年になる今年は、早稲田大学名誉教授で多くの戦場で取材されてきたジャーナリストの 野中章弘さん、都内の私立高校勤務の岩城慶明さんをお迎えし、いまだ世界で続いている戦争や学校での歴史教育などについてお話を伺い、平和について考えるとともに、私たちができることについて考えたいと思います。 ぜひご参加ください。 8月11日(日)14時 練馬区立 勤労福祉会館(練馬区東大泉5-40-36) 西武池袋線「大泉学園駅」南口 徒歩3分 参加費300円(高校生以下無料) 《お申込み》 岩瀬たけし事務所 Tel&Fax: 03-5935-4071 Mail: iwasetenerima@gmail.com  

夏の平和企画 練馬から平和を考える

8月26日(土)10~12時  練馬区立 勤労福祉会館   練馬区東大泉5-40-36   西武池袋線「大泉学園駅」南口 徒歩5分 毎年恒例、夏の平和企画・第7回「練馬から戦争を考える」を開催します。 今年は3年ぶりに会場で実施いたします。世代を超えて平和について考えるとともに、地域で何ができるか、皆さまと話し合う機会にできたらと思います。 ぜひご参加ください。 岩瀬たけし事務所 Tel&Fax: 03-5925-4071 Mail: iwasetenerima@gmail.com

夏の平和企画 練馬から戦争を考える

8月14日(日)10~12時 @Zoom 毎年恒例、夏の平和企画・第6回「練馬から戦争を考える」を開催します。 今回も戦争体験者のお話を伺います。戦後77年が経ち、戦争を知る人は年々少なくなっています。今となってはじめて語られる、鮮烈かつ重みのある生の声に耳を傾けることのできる、非常に貴重な機会です。世界で争いが続いている今、「戦争はだめだ」と心から訴える戦争体験者のお話を受け止めることには、大きな意義があります。戦争を知らない世代が大半となるなかで、かつてないほど戦争が身近になった昨今。最後には、ウクライナの現地に暮らす市民とZoomと繋いで直接伺った声を紹介します。 この夏、みなさんとともに改めて「戦争」を学び、練馬から想いを馳せたいと思います。 今回はZoomでのオンライン開催となります。 URLを送付いたしますので、ご参加の方は岩瀬たけし事務所にお申し込みください。 岩瀬たけし事務所 Tel&Fax: 03-5925-4071 Mail: iwasetenerima@gmail.com

戦争と平和 96歳の元海軍飛行予科練習生のお話

所属する大泉の勉強会、地域に住む旧海軍の士官養成学校「海軍飛行予科練習生(予科練)」で学んだ方からお話を伺いました。その方は現在96歳、今も朝5時に起きて大泉中央公園で散歩をするのが日課とのこと。 その方のお話、壮絶でした。当時の予科練は海軍の士官養成学校で14歳半から17歳の少年が全国から数十倍の難関を突破しなければ入れず、地域からは彼だけが合格。非常に過酷な訓練を受け、零戦の操縦を練習していたとのことでした。戦況が悪化していくなかで、訓練でもとにかく前へ突進すること、絶対に背中を見せないことばかり求められるようになり、自身も死を覚悟し、家族に向けて遺書を書いていたとのことでした。 […]

【 アンネフランク の家の訪問】「私が私として生きることを、許して欲しい。」

オランダでの滞在、最初に訪問したのがアンネフランクの家。初めて「アンネフランクの日記」に出会ったのは小学校高学年の夏休み。自分と同世代の女の子がナチスに捕まって殺される恐怖を日々感じながら屋根裏で生活せざるを得なかったこと、そしてその中にあっても小説家になる夢や戦争が終わる希望を持ち続けていたこと。たまたまユダヤ人に生まれただけで迫害を受けることに、ものすごい衝撃を受けました。戦争が日常をどれだけ破壊するかを初めて知り、それが今の私の活動の原点にもなっています。 公開されているアンネの家は1942年から約2年間、ナチスの迫害から逃れるため隠れ家として住んでいた家を利用したものです。外装は改装されていましたが、内部は本棚の後ろに隠された扉やそこに続く隠れ家などがそのまま再現されていました。お父さんの事務所の中に作られていたということで、外に音が漏れないよう朝8時半を過ぎると音を立てないよう声を潜め、トイレを流すことも儘ならなかったとのこと。一番印象的だったのは彼女の部屋の壁に貼られていた大好きな俳優などの写真の数々。日常の楽しみを思い出すことが彼女を支えていたのでしょう そしてもう一つ印象的だったのが自分の命を危険にさらしながらも、彼女たちを匿い続けた人々のことです。支援者の一人、ミープ・ヒースは「人間として当然のことをしただけ」と。 アンネは、これほど辛い環境にいながらも「たとえ嫌なことばかりでも、人間の本性はやっぱり「善」なのだということを私は今でも信じている。」と書いています。もし同じ環境に陥ったとしたら私は同じことをできるだろうか、と、改めて考えていました。 アンネの有名な言葉「わたしが私として生きる事を許してほしい。」、それは現在でも大きな課題として残っています。地域の中でもヘイトスピーチをはじめ、それぞれのあり方を否定するような言動が増えています。規模やレベルは違えど、改めて、自分の持ち場で差別に取り組まなければと思いました。

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