PCR検査体制の充実、練馬区ではどうなる?

8月の補正予算でPCR検査体制の充実が示されました。内容をご紹介します。 ・練馬区では区内109カ所の診療所でPCR検査のための唾液を採取(8/20)。8/17までに1660件の採取を実施、陽性は136件(陽性率8.2%)。ただし、初診対応可の診療所は7月で10カ所、現在も30カ所程度。初診対応可の診療所を増やすため一検体あたり3500円のインセンティブを支給。 ・9月に再度 #PCR検査センター を設置(来年3月迄、場所未定)。1日30件、週3回程度。トレーラーでのウォークスルー方式。公共交通を避け駐車場整備。唾液ではなく鼻・咽頭から採取。医師から紹介が必要。対象は幼児、老人等唾液を採取できない方、近くに居住する方。 ・特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、障害者支援施設への新規入居者全員にPCR検査の補助。ショートステイ、グループホームなどは除外。介護従事者へも検査せず。費用は区が負担するが、本人が病院まで受けに行く必要。寝たきりの方など、敷居が非常に高いです。 ・区のコールセンター、8回線で対応。毎日200件程度の相談。特に休み明けが多い。9時~10時が最も混んでいるが、他の時間は繋がりやすくなっているとのこと。 ・区では検査数は公表しておらず。帰国者接触者外来等での検査数が把握できていないためとのこと。病院から都へ報告する際に、区へも連絡できないか調整中。陽性率を知るためにも、区としても検査数を把握し公表する必要があります。