先日の新聞。教員採用試験に性的嗜好や宗教についての質問を含む心理テスト(1943年、アメリカで開発され1993年に改訂)を一部自治体でいまだに使用している(3県と2市、他5県1市は非公表)ことが判明したとのこと。

質問には「同性愛者かどうか?」「キリストの再臨を信じるか?」などが含まれている。
これは明らかに差別・人権侵害に繋がる。

文部科学省は「試験内容は、各自治体が決めること」としているようだ。
また質問内容からして、アメリカのテスト問題を何も考えずそのまま訳して使っていたようだが、言い訳にならない。教員に求められる能力や資質とは関係なく、また公平を欠く前時代的テストを実施している感覚が分からない。