議会最終日。

今日は本会議における議決が行われました。
その中で、意見が分かれたのは
1) コンビニ等でのマイナンバーを使った証明書の発行、
2) 関越道路高架下での倉庫やスポーツ施設の建設、
3) 児童館、学童クラブの指定管理業者への移行、
そして4) 議場での国旗掲揚の是非、でした。
最終的にはすべての議案が可決されました(1.2.3 については、別の記事でご報告します)。

国旗掲揚の是非について、今回の大きな論点の一つは、議論が尽くされていない中、強引に進めてしまう委員会や議会のあり方に問題がある、ということでした。

『議場での国旗掲揚について』は、賛成、反対それぞれの陳情が区民から出されました。しかし、議会運営委員会等ではその都度「継続審議」ということで、この10年、実質的には一度も議論をされていないのが実情でした。また、4年ごとに区議が改選されることを考えれば、自民党のいう「議論は尽くされた」という理由はなり立ちません。今回は共産党やネットの反対に加え、与党である公明党までもが、議論が尽くされていないという理由で採決には棄権をしています。

さらに、継続審議の求めを無視した委員会の運営にも問題がありました。今回、継続審議を要請した委員の主張を無視して採択へと移り、その会派が抗議のために退席した後に、継続の可否について採決をしています。本来なら、継続を要求した会派を呼び戻したうえで採択を行うべきものです。しかし、今回は副委員長を含めた委員が退席した中、採決が強行されてしまいました。

こうした状況を受けて、市民の声、共産党、生活者ネット、福祉、オンブズマンの5会派が連名で委員長への採決のやり直しを求めていました。

そうした中、本日も議会運営委員会が再度行われました。その中で、先日の委員会のあり方に問題があったことを指摘し、審議と採択のやり直しを求めましたが、十分な議論は尽くされたということでやり直しは否定され、最終的には本会議の議決でも、自民党、民主党、維新、無所属の賛成により可決されました。

国旗掲揚の是非は別としても、今回の件は、議会のあり方において、議論を尽くさず、議決が進められたことに危機感を感じています。非常に象徴的だったのは、議会での討論で、「議論を尽くし、ルールにのっとったうえでの民主主義を守るべきだ」という発言をした議員に対して、「多数決で決まってるんだ!」というヤジが自民党の議員から上がったことでした。

私は民主主義というのは、最終的には多数決で決せられるにせよ、多数の声だけではなく、しっかりと少数者の声を聴き、その声も最大限反映させることだと信じます。数に頼って、少数者の意見をすべて否定してしまうのであれば、それは民主主義とはいえないと思います。

今回は残念ながら決定してしまいましたが、議会の中で少数の方の声もしっかりと届けられるようにこれまで以上に頑張っていきたいと思っています。