区議になってよく聞かれる質問の一つが「普段何をしているの?」というもの。「特に議会が無い時には、何をしているのかわからない、もしかして遊んでいるんじゃないの?」といった、素直なご質問をいただくことも。。
議員になって実感したのが、「この仕事は公私の区別がない」ということ。日中はもちろん、夜や早朝にアポなしで相談者の方が家まで直接見えることも。そして平日よりも土日の方が行事などで忙しく、改めて振り返ってみても、二日以上続けて家族とゆっくり過ごすのは年末年始とお盆位でしょうか。
もちろん、活動の仕方はそれぞれ異なると思いますが、一つの例として、議会が閉会している中での、私の一日をご紹介したいと思います。
平日の一日は、朝の7時ごろ、駅前でのご報告から始まります。朝はみなさん、忙しいのでゆっくりとお話はできませんが、毎週ご挨拶している中で、目で挨拶していただくようになったり、声をかけて頂くようになったりするのが実は一番うれしかったりします。今日の駅ではこの方、明日はあの方に会えるというのが、実は元気の源になっていたり。しかも、最近ではボランティアの方にもご一緒いただけて、眠い朝でも「やばい、頑張らなくては!」と起きる原動力(?)にもなり、お陰で規則正しい生活にもなったような。
そして、駅頭の後、自転車ダッシュで家に帰って、朝ごはん。子どもがミルクをこぼしてゆで卵の殻をまき散らしているのをせき止めながら、朝からごはんを1合近く(駅頭で声を出すとお腹が空きます…)食べて、活動が始まります。
その後は日によって違うのですが、事務所に行ってスタッフやボランティアの方と打ち合わせをしたり、皆さんにお配りする区政報告書の原稿を作成したり、イベントの準備をしたり。午後は、ご相談の対応をしたり、それを受けて区役所で調査をしたり、普段は中々お会いできない支援者の方のお宅を自転車で訪問して、区政のご報告などをしたりしています。
そして、夜は勉強会や会議、イベントなどに参加。例えば、先日は地域の街づくりの懇談会に7時から8時半まで参加して、その後帰宅してからもいただいたメールへ対応を夜中までして一日が終わる、というような形でした。
私もなってから分かったのですが、議会中の忙しさ(膨大な資料の読み込みと的確な質問の準備含み)はもちろん、閉会中も民間企業で働いていた頃よりも、時間的、精神的にもかなり要求されるものが高いと感じています。もちろん、男性が家庭と地域で輝く練馬をつくりたいと言いながら、自分がほとんど子育てに時間がつかえず妻にしわ寄せがいくことも多く、常に葛藤が続きます。。。
一方で、これほど多くの方に出会い、しかも、その方の思いや内面に触れることができ、また、これほど多くのことを勉強できることもとても大きな財産だと思うとともに、こうした機会を頂けていること、とても有難いと感じています。
区議の活動や区政などについて、他にも質問などあったらぜひお寄せ下さい。できる限りお答えさせていただきます!