3月10日の企画総務委員会、区民の意見募集(パブコメ)の結果が報告。美術館の建て替えについて120件を超える意見が寄せられましたが、その大半が反対の内容でした。

しかし練馬区は、建て替えの意思は変わらない、と回答するとともに、4月から新たに、「美術館再整備担当課」と「美術館再整備まちづくり担当課」を設置すると報告。

コロナ対応で保健所をはじめ、練馬区役所全体で職員が疲弊している中で、なぜ今、美術館建て替えのために新たに人を割いて課を作る必要があるのでしょうか?練馬区も「全庁をあげてコロナに向き合う」と言ってきた中で、今作るべきは美術館担当課ではなく、コロナ対策の専用課ではないでしょうか。

さらに、今後の以降の費用として、来年度の4300万円に加えて、新たに2023年度には1億4700万円、が設計にかかると判明。合計で1億9千万円が設計だけに使われることになります。建て替えでいくらかかるのかは不明なまま、事業を進めていく姿勢は明らかに問題だと思います。今後も訴えていきます。