12月の委員会、区立谷原保育園の閉園に関連し練馬区と新規事業者との協定が締結したとの報告がありました。谷原保育園、1万人以上の方が閉園反対の陳情を出したにもかかわらず区は閉園を決定。理由について、区は建物の老朽化とあわせて、私立園にすることで経費の削減になること、「一円たりとも無駄にしない」と説明。区立保育園の存続がお金の無駄であるかのような印象を受けました。
しかし、新たに結んだ事業者との協定では練馬区が30年間にわたり無償で保育園の土地を貸すことが明らかに…。
民間企業が保育園を開設する際には、自社で土地、建物を整備するのは当然のことです。
区の説明では事業者には今回、障害児保育の充実を含め、谷原保育園の閉園に併せて様々なことをお願いしているから、とのことですが、1円たりとも無駄にしないと保育園を廃止しながら、30年間もの長期にわたって購入すれば4.3億円と言われる区の貴重な財産を民間企業に無償で貸すというのはとても適切とはいえません。そもそも、30年後にこの事業者が保育園を続けているのかすらかも不明です。区のお金は、当然区民の税金であり、自由に使えるものではありません。区民の暮らしのために適切に執行されるように全力で訴えます。
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