練馬区立美術館建て替え等の再整備方針の見直しを求める陳情について、所属する文教児童青少年委員会では、工事期間中の図書館の代替施設について議論されました。

区の説明では工事期間中の代替施設は検討中とのこと、なお、練馬区ではこれまで5か所の図書館で改修を実施、その際には200㎡以内の仮設で対応、予約、貸出、相談を行ったとのこと。しかし、これまでの改修ではどんなに長くても7か月程度、今回は2年半にも及びます。図書館は単に予約した本を受け取る場所ではなく、調べものをしたり、自習をしたり、個人の自主的な学習を支援、保証する社会教育施設としての役割を果たすべきものです。

特に、貫井図書館は年間59万人が利用している中で、練馬区は他の11館1分室を活用してほしいとのことですが、他の図書館でも自習室などの利用者が多い中で、全員の需要を満たせるのか、極めて不十分です。

そもそも38年しか経っていない施設を2年半もかけて建て替えをすること自体が問題です。次回の陳情審査においても、見直しを求めていきます。