定例会ごとに「いわせてかわら版」を、皆さんのご協力をいただきながら地域で配布しています。何よりうれしいのは、読んでくださった方からのご感想です。かわら版を通じて新たなご縁が生まれたことも少なくありません。先日も、地域にお住まいのアメリカご出身の方から「かわら版を見た」とご連絡をいただきました。(個人情報保護のため、一部内容は変更しています。)

小さなお子さんを育てるシングルマザーの方で、アメリカでヘイトや暴力、犯罪が深刻化するなか、日本で子育てをすることを選ばれたそうです。日本の方々のやさしさに励まされる一方、近年、排外主義的な政治の風潮が日本にも及ぶのではないかという不安、人種差別への恐れを抱いているとのことでした。私のウェブサイトやかわら版を読んで「希望を感じた」との言葉も添えていただき、次のような一文で結ばれていました。

“We believe love is love and all people deserve a chance at a happy life. We wanted to reach out to you to express our fear but also our support.”
(愛は愛であり、すべての人が幸せに生きる機会を持つべきだと私たちは信じています。私たちの不安、そしてあなたへの支援の気持ちをお伝えしたくてご連絡しました。)

このメッセージを読み、胸が熱くなりました。練馬区議会議員としての10年間、私が一貫して大切にしてきたのは「マイノリティが住みやすい社会こそ、誰にとっても住みやすい社会である」という信念です。誰もが安心して暮らせる地域を、皆さんとともに着実に築いていきたい。これからも、そのために全力を尽くします。こちらのブログもご覧ください。