About 岩瀬たけし

この作成者は詳細を入力していません
So far 岩瀬たけし has created 1208 blog entries.

新生活、始まりました!

4月に入っていよいよ妻も渋谷の職場にフルタイム復帰。そして、息子も新たな保育園生活が始まります。これまでは申し訳ないな、と思いながらも育児のかなりの部分を妻にお願いしていたのですが、今週からは妻も8時には出勤し、もし7時に帰れたら「ラッキー」(激務の職場、昔は毎日10時過ぎでした)という生活へと戻る、ということでそうも言っていられません。 しかも、保育園も始まったばかり、「慣らし保育」の期間(1週間)は数時間しか預けられないので、家族総出の対応に。例えば、私が朝から駅頭の日は8時まで妻が息子を見て、その後、私にバトンタッチ、9時に保育園に送って、3時頃にもう一度私が迎えに行って、その後、義母に預けて会議に行く、というように、妻と義母と役割分担をしながら、ギリギリのスケジュールをこなす。息子も新しい環境にまだ慣れていなくて、保育園に行くときには大泣き。帰ってからも、最初の数日は、「ホイクエンさみしかったの、ないちゃったの...パパといっしょ、よかった、ぱぱだいすき」と打ち明けられ、私もウルウル。。 でも、一週間が過ぎると、息子も友達や先生とも仲良くなったのか、保育園に行くときにもそれほど抵抗しないように。そして、私たちも慣らし期間を終えて、ようやくペースがつかめてきました。 そして、日曜日。一週間頑張ったご褒美に、午後から息子の大好きなスカイバス(二階建て、天井が無くて、外が見られる観光バス)に乗りに行くことに。前日から息子も大喜び。でも、当日は朝から大雨。でも、この機会を逃したらいつ行けるかわからない、ということで東京駅へ向かいます。「もしかしたら雨も止むかしら」という淡い期待も空しく、雨はどんどんひどくなります。「本当にこの雨で乗るの?」と妻と顔を見合わせますが、息子の期待に満ちた顔を前に、覚悟を決めます。。。そして、1時間の東京→レインボーブリッジコースへと出発。ちょうど桜の季節、晴れていたら最高なのでしょうが、いつまでも止まない雨。そんな中、レインボーブリッジを屋根のないバスで走るという罰ゲーム(笑)の中、ひたすら響くのは風の音と息子の大喜びしている声。街を歩く人から不思議そうな目で見られながら楽しみました。 家に帰って暖かいお風呂に入って、ロンドンバス乗った!と何度も言いながら息子もぐっすり。また明日から頑張ります!

2018-08-21T09:41:40+09:002017年4月9日|Tags: |

桜が咲く中、日曜の活動

ようやく桜も見ごろを迎えた日曜日、3つのイベントに参加しました。 まず、市民の皆さんが主催する「ねりま・みんなで選挙」(通称:ねりせん)が企画した「桜咲け!共同街宣!」。ねりせんは、市民と野党の共同で新しい政治を作ることを目標に、野党統一候補の実現に向けて活動を行っています。 初めて、民進党の木内孝胤議員と共産党の原純子予定候補が一緒に街頭での訴えを行うことになり、区議会の野党会派も一緒に応援することに。駅前での演説のあと、皆さんで石神井公園のまわりをねりあるき。私の横には、友人の二人組。ギターを持参して、弾き語りしながら歩きます。ラブミーテンダーなど有名曲に自分たちの思いを載せる、あまりにも気持ちよさそうに歌っている姿に、私もつい口ずさんてみたものの、自分の音痴さに改めてビックリ…沿道を歩く方、お花見中の方からお声がけを頂きながら、やっぱりこうした活動って大切だよな、と改めて思いました。 その後、駅に戻り、今度は私たちの会派「市民の声ねりま」での共同街宣。池尻成二議員と区政の報告を行いました。支援者の方に呼びかけて、大規模で共同の演説をするのは久しぶり。支援者の方に加えて、友人や家族も駆けつけてくれて、演説中には息子がトコトコやってくるサプライズも。皆さんからの温かい励ましや応援を頂いて、たくさんの方に支えられて二年を過ごせたこと、実感しました。 その後、ダッシュで「未来をひらく歴史 練馬読書会」へ。こちらは東アジアの近現代史を、日本だけの視点ではなく、中国や韓国の視点も踏まえて、多面的に学ぼうというもの。テキストには日中韓3国共同歴史編纂委員会が作成した「新しい東アジアの近現代史」を使います。第一回目の今回は友人で弁護士の伊藤朝日太郎さんが担当して、明治維新から日露戦争までの3国の歴史を振り返るというもの。教育勅語への回顧や銃剣道の復活、そして共謀罪の議論など、日本はどこへ向かっているの??と不安になる中で、近現代について学ぶこと、大切だと痛感しました。 そして家に帰ってから、明日から渋谷の職場に完全復帰する妻とこれからの子育てや家事の分担などについても相談。これまで「男も子育てしやすい町を!」と訴えてきたのに、仕事が忙しいことを言い訳にかなり妻に頼っていました。明日からの保育園の準備で季節限定の桜柄のおむつに息子の名前をひたすらマジックで書きながら「私ももっと頑張らなくては!」と思う新年度最初の日曜日でした。明日からまた頑張ります!

2018-08-21T09:41:40+09:002017年4月2日|Tags: , , , |

区議会議員って普段何をしているの?

区議になってよく聞かれる質問の一つが「普段何をしているの?」というもの。「特に議会が無い時には、何をしているのかわからない、もしかして遊んでいるんじゃないの?」といった、素直なご質問をいただくことも。。 議員になって実感したのが、「この仕事は公私の区別がない」ということ。日中はもちろん、夜や早朝にアポなしで相談者の方が家まで直接見えることも。そして平日よりも土日の方が行事などで忙しく、改めて振り返ってみても、二日以上続けて家族とゆっくり過ごすのは年末年始とお盆位でしょうか。 もちろん、活動の仕方はそれぞれ異なると思いますが、一つの例として、議会が閉会している中での、私の一日をご紹介したいと思います。 平日の一日は、朝の7時ごろ、駅前でのご報告から始まります。朝はみなさん、忙しいのでゆっくりとお話はできませんが、毎週ご挨拶している中で、目で挨拶していただくようになったり、声をかけて頂くようになったりするのが実は一番うれしかったりします。今日の駅ではこの方、明日はあの方に会えるというのが、実は元気の源になっていたり。しかも、最近ではボランティアの方にもご一緒いただけて、眠い朝でも「やばい、頑張らなくては!」と起きる原動力(?)にもなり、お陰で規則正しい生活にもなったような。 そして、駅頭の後、自転車ダッシュで家に帰って、朝ごはん。子どもがミルクをこぼしてゆで卵の殻をまき散らしているのをせき止めながら、朝からごはんを1合近く(駅頭で声を出すとお腹が空きます…)食べて、活動が始まります。 その後は日によって違うのですが、事務所に行ってスタッフやボランティアの方と打ち合わせをしたり、皆さんにお配りする区政報告書の原稿を作成したり、イベントの準備をしたり。午後は、ご相談の対応をしたり、それを受けて区役所で調査をしたり、普段は中々お会いできない支援者の方のお宅を自転車で訪問して、区政のご報告などをしたりしています。 そして、夜は勉強会や会議、イベントなどに参加。例えば、先日は地域の街づくりの懇談会に7時から8時半まで参加して、その後帰宅してからもいただいたメールへ対応を夜中までして一日が終わる、というような形でした。 私もなってから分かったのですが、議会中の忙しさ(膨大な資料の読み込みと的確な質問の準備含み)はもちろん、閉会中も民間企業で働いていた頃よりも、時間的、精神的にもかなり要求されるものが高いと感じています。もちろん、男性が家庭と地域で輝く練馬をつくりたいと言いながら、自分がほとんど子育てに時間がつかえず妻にしわ寄せがいくことも多く、常に葛藤が続きます。。。 一方で、これほど多くの方に出会い、しかも、その方の思いや内面に触れることができ、また、これほど多くのことを勉強できることもとても大きな財産だと思うとともに、こうした機会を頂けていること、とても有難いと感じています。 区議の活動や区政などについて、他にも質問などあったらぜひお寄せ下さい。できる限りお答えさせていただきます!

2018-08-21T09:41:40+09:002017年4月2日|Tags: , |

”日本スゴイ”というけれど、そんなにすごいのかな?

テレビや雑誌、ネットなどで、外国人から見て「日本はここがすごい!特別だ!」とほめちぎる、そんな情報が毎週のように流れています。これまで、アジアや中東、南米などで暮らしたのですが、海外では自国をここまでほめたおす(?)番組を見ることはなく、「なぜ日本人は自分のことをこんなに褒めるのかな?」と違和感を持っていました。 私の好きなロック歌手、「オアシス」のノエルギャラガーは「日本人のファンについてどう思うか?」という質問に、以前こう答えています。「こんなことを聞いて来るのは、日本人だけだ!世界中で日本人だけが、相手がどういう印象を持っているかを聞いてくる。(中略)なんでそんな質問をするんだ?!どうしてそんなに自分達に自信が持てないんだ?大体、僕が日本人に対してどんな印象を持っていたとしても、そんなこと、たいしたことじゃないし、気にする必要はないんだよ!」 (https://web.archive.org/web/20081222021506/http://entertainment.aol.co.jp/music/oasis/interview1.html) そんな中、2016年には、経済産業省が「世界が驚く ニッポン!」という冊子を発行しました。こちら、「2020年の東京五輪の開催を控え、改めて、日本の「感性」、「価値観」を世界に発信するため(中略)取りまとめた。」というもの。 (http://www.meti.go.jp/press/2016/03/20170308001/20170308001-1.pdf) 改めて読んでみたのですが、「あなたは日本がこれほど注目されていることを知っていますか?」、「世界は日本に驚いている!」など、読んでいて気恥ずかしくなるような文言が並んでいます。 ある外国人のタレントが、「テレビでは、大したことのない日本文化に対して感動しないといけない場面が多い。たとえば、ある番組で四季があるから、と褒めなくてはいけなかったけど、四季なんてどこでもある!」と批判していましたが、その通りだと思います。私が勤務していた国、例え常夏に見えるインドやパキスタンだってダウンが必要な時もあり、地域差も大きかったし… 考えてみると、こうした「日本スゴイ」といった番組が人気を持つ背景には、海外、特に欧米に対するコンプレックスがあると思います。例えば、米軍基地問題やTPPの交渉を見ても、「安倍首相が世界の首脳では初めてトランプ大統領とゴルフをした!」とか「トランプ大統領は安倍首相を気に入った!」という報道を見ても、日本は本当に米国と対等な関係なのか?と問いたくなります。 もちろん他国との比較は大切ですが、ただ海外と比較して日本が優れている、と声高に叫ぶのではなく、もっと客観的な情報が必要だよな、と改めて思いました。 (写真は以下のサイトから<a href='http://www.freepik.com/free-vector/japan-landscape-in-grunge-style_765736.htm'>Designed by Freepik</a>)

2018-08-21T09:41:40+09:002017年3月22日|Tags: , , |

3連休の過ごし方、イベント、小金井市議選の応援、そしてインド料理

議会が終わって初の週末、3連休ということもあり、たくさんの行事やイベントに参加しました。 初日の土曜日、事務所で「いわせてカフェ」をオープンしました。このカフェ、日常でちょっとひっかかりを感じること、区政に関する思いなどを少人数でざっくばらんにお話するというもの。ウェブでしか宣伝せず、誰も来なかったらどうしよう、一人でお茶を飲んでようかな、と、ドキドキしていたのですが、これまでフェイスブックで繋がっていただけで会うのは初めて、という方など6名もの方にお立ち寄りいただきあっという間に満員に。 性的マイノリティの当事者の方、小学校の先生だったけど、学校のあり方に疑問を感じ、自ら学校を起ち上げようとしている方、ご自身で民間学童を運営されようとしている方、PTAで役員を務めていた方、引きこもりの方への支援を行いたいと考えている方など、様々な背景の方が。皆さん初対面なのですが、紅茶を飲みながら、いじめの問題や引きこもりの原因などそれぞれのご経験をお話している間に、あっという間に仲良くなって、帰るころには皆友達に。始まる前は不安でしたが、これはぜひ続けなければ!と勇気を頂ける機会でした。 翌日は朝から小金井市議の片山かおるさんの応援へ行き、そして、最終日。たくさんの勉強会が催される中で、「発達障害に関する勉強会」と「釣りと環境シンポジウム」に参加しました。最初の勉強会は、先進国であるアメリカにおける発達障害への取り組みと日本の現状について勉強するというもの。日本はアメリカに比べて20年以上遅れているという彼女の説明に驚くとともに、印象的だったのは、「大切なことは、周囲のためにその子を変えようとすることではない。」というお話でした。例えば、日本では、周囲に迷惑をかけないために、行動を抑えさせるために薬を飲ませる、といったこともありますが、アメリカではまずなく、むしろ、変わる必要があるのは周囲の人間であるという考えが一般的であるというお話、その通りだと思いました。 その後、ダッシュで次の会場へ。こちらは、釣り愛好家の方が企画したもので、福島原発周辺で取れる川魚の放射性物質の現状、そして、リニア新幹線開通に伴う環境破壊について報告がありました。特にリニア開通に伴って、南アルプスの生態系が大きく変わってしまい、その地域で生息するヤマトイワナなども影響を受ける、といったお話、私は釣りのことは分かりませんが、自然を愛する思いが溢れていて、勉強になりました。 三日間の最後、インフルエンザが治った息子を連れ、近くのインド料理屋さんへ。 妻は妊娠7か月までパキスタンで暮らしていて、ママのお腹で毎日カレーを食べていたせいか、息子もインド料理が大好き。辛い物大好きだけど、とても弱いパパが大汗を流しながら食べる横で同じものを嬉しそうにほうばる姿に元気をもらいました。。明日からまた頑張ります!

2018-08-21T09:41:40+09:002017年3月20日|Tags: , , |

小金井市議、片山かおるさんの応援へ!

今日は小金井市の市議会議員選挙(3月26日)を前に、片山かおるさんの応援に行きました。片山かおるさん、議員になる前から大変お世話になっています。 選挙が近づくと、本人だけのポスターは禁止されて、候補者(私)と会派名(市民のねりま)ともう一人の推薦人(弁士と言います)の3等分のポスターにしなくてはいけません。政党であれば党首の写真なのですが、私たちのような市民団体は考えに近い方にお願いすることになります。そんな中、小金井の市民派として活躍されてきた片山さんに「ぜひ!」とお願いして、ご快諾を頂いた経緯があります。 そんな中、木曜と今日の二度にわたって小金井市へ行ってきました。二日目の今日は、選挙戦初日ということで、たくさんのボランティアが片山さんともう一人の候補者、さかいさんの応援に駆けつけていて、事務所の熱気も既に高くて、私も気合が入ります。 お二人の選挙、いい意味で手作りで、皆さんのあたたかみが感じられました。例えば、選挙のたすきやのぼりに書く名前も手書きや業者に頼むのではなく、ひとつずつ、フェルトを切って張り合わせたものだったり、選挙カーには片山さんの18歳の息子さんが、マスコットキャラである大きなカエル君と一緒に乗っていたり。。 そして、いよいよ第一声、武蔵小金井の駅前に両候補とともに立ちます。共同のご挨拶も、お二人の人柄がうかがえるものでした。最初に、支援者の方の生演奏(アンパンマンとWe shall overcome)があってその後お二人がお話をするというもの。演説も応援をお願いしたり、名前を連呼したりするのではなく、小金井市が抱える問題(駅前の再開発、市庁舎の建て替え、こどもの権利条例など)を、例を挙げながら一つずつ、わかりやすく説明しています。そして、お話の途中にも、いつも誰かが近づいてきて、応援してるからね!とか頑張ってくださいね!とか声をかけていく姿も印象的でした。 お二人のような、市民派の議員、何としても必要です!!

2018-08-21T09:41:40+09:002017年3月19日|Tags: , |

練馬区議会 第一回定例会が終わりました 3月18日(土)「いわせてカフェ」のご案内!

1か月半に及んだ練馬区議会第一回定例会が終わりました。 今回は特に、予算の審議をはじめ、委員会では学校の統廃合問題、保育園や学童の待機児童対策、さらに家庭では最後の最後に息子のインフルエンザ?など、あまりにも多くの事が目白押しでした。。それも取りあえずは今日で終わり、ひと段落...ということはなく、明日からは議会以外での活動も始まります。 まず、明日は3月26日に投票日を迎える小金井市議の片山かおるさんの応援へ。片山さん、私の選挙の時に大変お世話になった方で、ポスターでも一緒に写って頂いています。市民派で実績もある片山さん、何としても応援しなければ!と思っています☺ 金曜は地域の中学校の卒業式と保育園の説明会に参加して、土曜日はいよいよ「いわせてカフェ」。こちらのカフェ、「地域の皆さんと少人数でゆっくり話したい」そんな気持ちで始めたものです。これまでは区政報告なども行っていたのですが、今回はテーマを決めずに皆さんと地域のこと、身近な相談、困りごと、区政のこと、なんでもお話したいと思っています。 区議会ではいまどんなことを話してるの?そういえば新しい事務所にそういえばまだ行っていなかった、久しぶりに話したい…など、ぜひお気軽にいらしてください。初めての方 も大歓迎です!皆さんのお話を聞きたいと思っていますので、ぜひカフェにお越しください!

息子のインフルエンザ 家族の大切さとジェンダー問題を痛感する一日

沢山のイベントに参加した怒涛の週末が終わり「さあ、明日からまた仕事を頑張ろう!」とすやすや寝ていた月曜の朝4時半、隣からいつもよりも浅い息子の寝息が…「どうしたの?」ぴたっと体を寄せてみると、すごく熱い。嫌な予感がしながら、熱を測ってみると38度5分。。 そこから抱っこ攻撃が始まります。「機嫌が悪くなるかな?」と思ったら「アザラシさん、会ったね。」とか「すべり台、楽しかったね。」とか、楽しかった思い出を列挙。そして、「ママ、大好き」とか、めったに言わない「パパ、大好き」とか抱っこしているときに感謝を述べる。「こんな時に、感謝の言葉まで出るなんて!」もう、パパ(私)の涙腺は崩壊。 一方で、現実のギャップも痛感しました。いくらジェンダーの平等を訴えても、現実として、私は議会での仕事が入っていて休めない。 その後、妻が息子を病院に連れて行って、インフルエンザと判明。。。なかなか寝ない12キロの息子をずっと抱っこしながら、いやがる薬を無理やり飲ませたりして、彼女の仕事は何もできない、そんな現状もあります。 「父親も子育てしやすい社会をつくる」ことが区議を志したときからの目標ですが、それがどれほど難しいのかを反省とともに改めて痛感しています。。

2018-08-21T09:41:40+09:002017年3月14日|Tags: , , , |

練馬から基地問題を考える 大袈裟太郎 in 練馬 みんなで政治の話をしよう

昨日は「着水か?墜落か!オスプレイに最も近づいた男 大袈裟太郎 高江報告会 In練馬」に参加しました。この報告会、沖縄で活動をされていて、また、昨年のオスプレイの墜落事故の際、現場に最も近づいたラッパーでもある大袈裟太郎さんのお話を聞くというもの。 大袈裟太郎さんは、山本太郎議員や三宅洋平氏の応援をする中で、政治に関心を持つようになったとのこと。その中で、辺野古の問題を知り、ネットではわからない真実を実際に知りたい、ということで去年から沖縄で活動しているそうです。 最初にあるドキュメンタリーを見たのですが、その中で、基地への反対をしている人に対して、「政治的だ!」と批判されていることに対し、市民の一人が「世界に政治的でないことがあるなら教えてほしい、どんなことだって政治的だし、声をあげないこと、黙っていること、それも一つの政治的な選択なんだよ。だから私は声を挙げるんだ。」と静かに答えた様子が印象的でした。 日本に戻って「政治的だから」という理由で、社会的な問題についてなかなか話をするのが日常生活では難しいこと、実感しています。そんな中で、私と同世代の彼自身の目で見た沖縄の話、勉強になりました。「以前はデモにどれだけ意味があるのか、自分でも疑問を思っていた。でも、座り込みをしていて、最終的にはもちろん排除をされてしまうのだけど、少しでも工事を遅らせることができる、例えば、今日は1時間、昨日は30分、その積み重ねによって、本当は3年で工事が終わるはずだったのに、10年かかっても、まだ完成していない。それを続けるしかない。」というようなお話は、私も勇気を頂けるものでした。 「いつも愛とユーモアを!」をモットーとしている太郎さん、ピコピコハンマーをもって現場に行ったらものすごく怒られた、というお話や、三宅洋平と仲がいいと言ったら、安倍昭恵が三宅洋平と訪問した直後で、しばかれそうになったというお話など、つい笑ってしまうような内容も。 報告会の最後に「基地の問題は、沖縄の人だけの問題ではない。すべての日本人が自分の問題として受け止めてほしい」という言葉を聞いて、以前、「標的の村」の三上智恵監督を練馬にお呼びした際、「「沖縄の人は基地をどうしてほしいんですか?」という問いが一番悲しい。なぜ沖縄に答えを押し付けようとするのか?皆で一緒に考えてほしい」と訴えていたことを思い出しました。私たちの生活が沖縄の方の犠牲の上に成り立っている、その責任を私たちが実感し、しっかりと向き合う事が必要だと改めて思う一日でした。

2018-08-21T09:41:40+09:002017年3月13日|Tags: , , , |

練馬での3.11 多文化共生、原発問題、部落問題を考える

東日本大震災が発生して6年。 地震の後、妻や外国人の友人と石巻にボランティアへ行きました。私たちが訪問したのは、建てたばかりだったのに津波にあって、もう住めなくなってしまった家。奥様がこの壁紙はここで取り寄せて、この天井はこんなこだわりがあって、と説明を伺いながら、その壁を一枚一枚ハンマーで壊す。そんな作業をしながら、地震によって一人ひとりの生活がこんなにも変わってしまうことに衝撃を受けたのを今でもはっきり覚えています。 311を迎えて安倍首相は、震災から6年が経って、「節目を迎えた」としてこれまで毎年行ってきた会見を打ち切りました。しかし、現在でも全国で12万人以上の方が避難生活を続けていて、決して終わった話などではありません。 練馬区では昨日、震災に関連して多くのイベントが実施され、私もできる限り参加させていただきました。 一つ目は、武蔵大学のアンジェロ・イシ教授(社会学部)にご招待いただいた武蔵大学の白雉映画祭。ご自身も日系ブラジル人ということもあり、多文化共生に力を入れています。今回の映画祭では、311をグローバルな視点から見つめることをテーマにしており、日系ブラジル人の生活を描く「軌跡 在日ブラジル人の25年」というドキュメンタリーを見ました。この中では、南相馬でボランティアをする日系ブラジル人が登場したのですが、彼女は日本語は6語しか話せない、でも、大切なのは「向き合って心で話すこと」という考えで、活動を続けています。彼女は日本に来た時は、様々な差別を受け「ブラジルでは日本人として育てられたのに、日本に来て、自分が日本人でない」と感じ、来日したことに大変な後悔をしたそうですが、今はボランティアとして自分が誰かの役に立てていること、それが一番で、もしここで死ぬとしても、何の後悔もないとのことでした。 その後、ダッシュで練馬に行って「ねりまでもデモ」に参加。こちら、311にあわせて毎年、原発反対を求めて行進するもので私もできる限り参加してきました。今年は特に、自主避難者への住宅扶助が打ち切られるということへの反対を250名(主催者発表)の皆さんとともに、プラカードを持って練馬駅の周辺を行進しました。 そして、もう一度江古田に戻り、今度は部落問題を取り上げた映画「ある精肉店のはなし」(https://www.seinikuten-eiga.com/)の纐纈監督のお話を聞いてきました。監督いわく、「一番問題なのは、傍観者になってしまうこと」。それが部落問題だけではなく、外国人、原発や辺野古基地の問題など、すべての課題を象徴している気がしました。 それが終わってようやくお昼、といってももう6時。慌てて、近くのラーメン屋さんでかきこんで、私が属する「市民の声ねりま」の運営委員会へ。そこで皆さんと議会で起こっていることなどディスカッションをして、終わったのは10時。 寝ている息子のほっぺにチューしながら歯も磨かず爆睡しそうになりましたが、新たな学びがたくさん得られた一日でした。

Go to Top