集落での活動 レシピ集の紹介
今日は、集落で先日作ったレシピ集の紹介を行なってきました。
このレシピ集、住民の方の栄養改善を目的の一つとしていることから、レシピの仲でも彼等の写真をたくさん使って、親近感を持ってもらうことを心掛けていました。
そして、今日ある集落での配布をしたのですが、自分の写真を探しては皆さん大喜び!最初はそんな姿を見て私達も喜んでいたのですが、内容よりも写真にばかり感動している姿に次第に心配になってきて、15分くらい経ってようやくレシピの内容にも目を向けてくれるようになりようやく安心しました…
これを読んで少しでも集落の食習慣が改善されればと思っていたのですが、その日頂いたお昼はやっぱり、ゆでた馬鈴薯とソラマメ、それに大量のゆで卵!今後しばらくは、レシピ集を使った料理講座を開くことが必要になりそうです。
[…]
火山の噴火
私の住んでいる町の近くで火山が再び活性化…
昨夜は噴煙が10㎞の高さにまで上がったようです。
政府からの危険情報も4段階の内、2段階まで上げられました。
この町までマグマが届く恐れはないのですが、昨日から大量の火山灰が町に舞い降りています。
普段は陽気なエクアドル人も今はマスクをしながらなるべく外を歩かないようにしています。プロジェクトの農産物への悪影響も懸念されるので、早く解決してくれるといいのですが… 写真は現地の新聞(El comercio)に掲載された噴火の様子です。
(http://www.elcomercio.com/pais/volcan_tungurahua-ceniza-pelileo-ambato_0_1114688634.html)
疲れた時のファーストフード
素敵な差し入れ
来週から、カウンターパートを対象に1週間の集中研修を行います。
今日もそのための準備として、日本の知恵である「一村一品活動」について事務所で資料を作成します。
そんな中、頭を抱えながらパワーポイントと睨めっこしていると、集落から帰ってきたカウンターパートが集落からの差し入れを持ってきてくれました。「おーありがとー♪」と受け取って、疲れた時には、やっぱり甘いものかな(?)と期待しながら袋を開けてみると、出てきたのは可愛いモルモットの姿焼き…
一瞬言葉を失いましたが、同僚の一点の曇りもない顔を見ると、まさかいらないとも言えず、「グ、グラシアス」と絞り出して、その場で頂きました。こちらでは、つかれたときにはモルモットを食べると元気が出ると言われており、気を効かせて持ってきてくれたようです。素晴らしい同僚と一緒に仕事が出来て嬉しいような、困ったような…
集落での苦しみ
今日は集落での共同基金設立のためのワークショップ。
今週から大学生のインターン(二名)が活動に同行します。こちらでは全ての大学生
に卒業前3ヶ月間の実施研修(インターン)を義務付けられているとのこと。理想に眼を輝かせた若者と仕事をするのは私にとっても刺激になります。
今日の研修では、共同基金設立の目的の一つであるマイクロファイナンスの仕組みについて説明。参加者の皆さんも非常に熱心で、ワークショップ自体は非常に順調に進みました。
そして、研修後は集落の皆さんから食事をご馳走になります。いつもどおり美味しく頂いたのですが…その直後から急激な腹痛が!
どうやら頂いたミルク(村の牛から直接採ったもの)にきちんと火が通ってなかったらしく、学生さんと三人で仲良く(?)悶え苦しむことに…
集落からオフィスまでは車で約1時間、山道を越えて行くのですが、これほど長く感じたのは初めてでした。
写真は集落の方と満面の笑顔でミルクを頂いているときのもの。この時はまだその後の惨状を知る由もありません…
ある日のお昼ご飯
集落での活動、住民の方から時々お昼をご馳走になります。こちらの生活にも大分慣れ、大抵のものには驚かなくなっていたのですが、この日頂いたものにはびっくり!!
その名も「ネズミ(モルモット)のスープ!」住民の方によるとモルモットの味がスープ全体に浸み込んでとっても美味しいとのことなんですが、聞けば聞くほど食欲が無くなっていく私…スープから突き出した足を見ながら「これってシンクロナイズドスイミングみたいじゃない??」と好意的(?)に考えてもなかなか食欲はわきません…
とはいえ、出して頂いた食事を食べないというのは大変失礼ですので、覚悟を決めて最後の一滴まで頂きました。何となく鶏肉に似ていますがやっぱり違う、何とも例えようのない味でした…