都営大江戸線の延伸について

先日、光が丘から地元の大泉学園まで予定されている都営大江戸線の延伸について、これまでの経緯と今後の取り組みを区役所でヒアリングしました。 都営大江戸線、現在は光が丘駅が終点ですが、土支田、大泉町を通って大泉学園町まで伸ばすことを練馬区では計画しています。そもそも、平成12年(2000年)に国土交通大臣の諮問機関である運輸政策審議会で「2015年までに、光が丘から大泉学園町まで延伸に整備着手する」(整備着手=延伸の工事を開始する)という計画がなされたことが始まり。しかし、目標年である2015年現在でも、着手には至っていないのが現状です。 現在の取り組みとしては、まずは東京都が中心となって、都営大江戸線延伸予定地の上に道路を建設して、用地の確保を行っている最中です。しかし、用地獲得の状況も遅れていて、光が丘から土支田までの区間では、買収が完了したのは予定地の6割、そして、土支田から大泉学園までの区間ではまだ予定地の2割にとどまっています。加えて、大江戸線延伸に向けての都市計画整備、さらに、大江戸線延伸に資するための基金の積み立て(現時点で16億円、最終的には30億円が目標)が進められています。 今後の大きな展開としては、現在、国土交通大臣のもとで進められている交通政策審議会で大江戸線延伸に対してどのような計画がだされるか、注視されますが、いずれにせよ、大江戸線の延伸が実現するまでには、長い時間がかかりそうです。

2018-08-21T09:42:10+09:002015年6月2日|Tags: |

憲法記念日

明日は憲法記念日。 私の大好きな今の憲法が、まさに重大な岐路に立っています。集団的自衛権が閣議決定による「解釈」によって認められ、憲法改正に向けた動きが連休明けにも加速しようとしています。心配でなりません。先日、ねりま9条の会のアンケートの回答を行いましたので、この機会をおかりして私の基本的な考え方をさせて頂きます。 以下、ねりま9条への会の憲法改正等についてのアンケート ... *************** 質問一、特定秘密保護法を廃止すべきと考えますか ① 廃止するべきである ②廃止するべきでない ③どちらともいえない ④わからない 回答 ①廃止すべきである 民主主義や立憲主義の原理と根本的に相容れません。国内だけでなく国際社会からも異例なほど批判を受けています。仮に廃止法の制定が叶わなくても、国際基準に合わせるよう法改正を求める等、練馬区が率先して、国会へ働きかけるべきです 質問二、集団的自衛権行使は憲法違反ですが、閣議決定に基づく関係法案の改正に賛成ですか。 ①賛成する ②反対だ ③どちらともいえない ④わからない 回答 ②反対だ 憲法によってコントロールされているはずの権力(政府)が独断で憲法の解釈を変えることはあってはなりません。閣議決定に基づく法令の改正や制定は食い止めなければなりません 質問三、憲法9条について ①守るべきである ②改正するべきである ③どちらともいえない ④わからない 回答 ① 守るべきである 紛争を武力によって解決することはできません。子どもたちを戦争に送ってはなりません。世界で唯一戦争を放棄した日本の憲法9条は今の時代こそ一層意義深く、日本はこれを外交の基軸とするべきです 質問四、原発を辞めるべきと考えますか ①原発は直ちに廃止すべき ②計画的に廃止する ③原発は必要だ ④わからない 回答 ① 原発は直ちに廃止すべき 練馬区役所等で再生可能エネルギーを導入したり、省エネを進めたり等が可能です。なによりも東京で二番目に人口の多い練馬区からしっかりと反対の声を挙げ続けることが重要です 質問五、安倍政権は欧米列強と肩を並べられる軍事大国の道を進んでいます。練馬区は非核平和都市宣言を行っており、独自の平和外交を取り組むべきだと思いますが。 ①外交・軍事問題は国の問題で練馬区とは関係ない ②外国の姉妹都市との交流など、平和外交を進めるべきだ ③どちらともいえない ④わからない 回答 ②外国の姉妹都市との交流など、平和外交を進めるべきだ その他、加害の歴史を含む近現代史をきちんと学校で教え、平和教育を徹底するために、練馬区が率先して取り組むべきです その他の意見 私は、「戦争を知らない」30代ではありますが、世界各国の地域開発支援に携わるなかで、紛争国や、立憲主義や民主主義が乏しい国々で人々のいのちやくらしが犠牲になる現状を目の当たりにしてきました。憲法9条についても、先進国や開発途上国の人々から「素晴らしい」「憧れている」と、何度言われたことでしょう。大学でも憲法を専攻した私は、日本、また世界の宝だと考えています。権力の暴走を防ぎ、平和と人権を保障するための現在の憲法を守り通すため、練馬から行動を起こしていきたいと思います。 ********************* これまで、国際協力の活動を通じる中で、今まさに世界で起こっている武力紛争が子どもを含む人の一生にどんなに残酷な事態をもたらすか、世界各地で見てきたからこそ、これまで日本で70年近く憲法を変えないという選択がなされてきたことの重みをもっと受け止めるべきだ、心からそう思っています。

3分で政策を紹介!

いわせて未来! 岩瀬たけしの政策をYoutubeに3分ずつほどのスピーチにまとめてUPしました! ぜひ、ご覧ください! 1.道路より、「みどりと水」が息づく区政を! 2.多様性尊重の練馬へ! 3.やっぱり「脱原発」! 4.地域と家庭で輝く子育てのしやすいイクメンの練馬へ! 5.子どもの個性を尊重し、世界で活躍する人材を! 6.「平和と人権」「いのちとくらし」の区政を!

練馬の今後のあり方 「生活する人を孤立させないために」

ツイキャスライブから 岩瀬たけし3分間スピーチをピックアップしました! ①練馬区の今後のありかた:幹線道路 http://twitcasting.tv/takeshi_nerima/movie/159212620 … ②生活する人が孤立しない交通支援を http://twitcasting.tv/takeshi_nerima/movie/159215431 … ツイキャスでは朝の挨拶や、街頭演説をリアルタイムで生中継しています

2018-08-21T09:42:13+09:002015年4月9日|Tags: , |

いわせてカフェ in 大泉学園

今日は大泉学園町で「いわせてカフェ」を開催。このカフェ、地域に住む方をお招きして、少人数で紅茶やお菓子を楽しみながら、地域の課題などについてざっくばらんにお話するというもの。これまでに大泉町、西大泉でも開催して三回目になる。今回は地元での開催、どんな方にお会いできるか、どきどきして当日を迎えるなか、なんと43名もの方にご参加をいただく。しかも、半数以上の方がこういった集会でお会いするのが初めての方。戦争ができる国に向かう日本の行く先を危惧し、一番身近な区政レベルで何ができるかを知りたいという方、原発・放射能の問題に精力的に取り組む方、子育て真っ最中で練馬区の子育て政策に関心があるという方。また、私の政策を紹介するとともに意見を頂戴したが、駅から遠くに住んでいる方々の交通の問題や、地域で病院が不足しているという問題など、生活者や働く人の視点からの話が大変参考になった。 また、一人の方が発言した「行政による支援」と「住民の自助」についての意見から、みなさんが活発にそれぞれの思いを話していただけたことも、まるでマイケルサンダースの白熱教室のシーンのよう。一人一人の政治参加を体現しているような、素晴らしい時間を過ごさせて頂いた。 最後に「平和と人権を区政レベルでまもるため何が何でも岩瀬さんを当選させたい」という心強い応援をいただき、目頭が熱くなると同時に、なんとしても勝たなければ、という思いを強くした。

2018-08-21T09:42:13+09:002015年3月28日|Tags: , |

多文化共生を練馬から!

毎月1度、地域の30,000世帯に配布しているニュースレター、その名も「いわせてかわら版」今月も完成しました。今回のテーマは「多文化共生を練馬から」。このかわら版、毎号完成までにたくさんの方のご支援をいただいています。まずは記事のご提供。私達は地域に根差した活動を目指していることから、地元の方が感じる区政の課題をご意見として掲載させて頂いています。次に、次に私が書いた原稿をデザイン、編集する作業。そして、一番大変なのが配送作業。全てを業者にお願いすると予算をオーバーしてしまうので、毎回、ボランティアの方に3500部程度の配布をお願いしています。寒い中配布するのはとても大変な作業ですが、10名近くの方が手分けして配って下さる。特に先月は雪が降る中にもかかわらず、一軒ずつ自転車でまわって頂き、本当に有難かったです。こうして皆さまにお届けするかわら版、読んで下さる方の心に響くものになることを願っています。さて、今回のテーマですが、練馬区は23区の中でも比較的、外国籍住民の方が多く住む地域です(2015年現在13,600名が在住)。しかし、外国人が増えることについて、必ずしも歓迎する人ばかりではありません。懸念する人もいれば、極端な例だと排除すべきという人もいます。そんな中で私は、外国人の存在が日本をより豊かで成熟した社会にしてくれると考えています。だからこそ、区政を通じて、様々な文化や価値観を持つ人々が共生できるそんな社会を目指したい、ということを訴えさせて頂きました。

いわせてカフェ in 西大泉

今日は場所を西大泉区民館に移動して、いわせてカフェを開催。実は、西大泉地域は比較的支援者の方が少ない地域、しかも天気は土砂降り、という悪条件が重なったが、関係者を含めて20名近くの方にお越しいただく。 今日もコーヒーとお菓子を囲んで、皆さんの自己紹介から始まる。昨日と同様、住んでいる地域の魅力を皆さんにお話しいただくようお願いしたところ、たくさんのお話が。東京にいながら家庭農園で野菜作りに取り組みたかったから大泉に来た、という方や、近くの一級河川である白子川に深い愛情を感じている、という方など、それぞれが地域への思いを語って下さる。 同時に、何名かの方からなぜ私を支援して下さるかを熱く語っていただく。「今まで他の候補者を応援していたが、区議会議員は地域の限定的な事柄に思考が制限されがち(で国政レベルのことについて考えられる人が少ない)。国際経験も豊かで視野が広い岩瀬さんに区政を任せてみたい」という方、「誰よりも丁寧に私達の話を、思いを聞いて実際体を動かしてくれる人だったからどうしても応援したい」という方、「特に若い候補者のなかでもまともな感性、知性を持った数少ない存在」と言って頂く方、本当に穴があったら入りたいくらい恐縮してしまうが、とても嬉しい。皆さん、お友達を紹介して下さったり、支援要請をしてくださったりと本当に有難い。 また、ほかにどんなアピールの仕方があるか、皆さんからアイデアを出していただく。街中をパレードするなど、それぞれができることを一生懸命伝えて頂き、皆さんの思いに涙が出そうになると共に、何としても地域から政治を変えたいという思いを新たにした。

2018-08-21T09:42:13+09:002015年2月8日|Tags: , |

いわせてカフェ in 大泉!

本日、大泉町の地域集会所でいわせてカフェを開催。 地域の皆さんと少人数で政治についてゆっくりお話してみたい、そんな思いで企画したものの、何名の方が来て下さるか全くわからず、誰も来てくれなかったらどうしよう...と始まる前からドキドキ。しかし蓋を開けてみたら、目標としていた15名を大きく超える30名近くの地域の方が参加して下さる。 本日のカフェ、皆さんの自己紹介からスタート。ただ、単に自己紹介をするだけでは面白くない、ということで、自分が住んでいる地域の魅力についても話すようお願いした。皆さん、最初は人前で話すことを恥ずかしがっていたが、だんだん盛り上がってくる。緑が多いこと、地域の繋がりが強いこと、数十年のうちの変化の大きさ、地元が大好きだからこそ話が止まらない。そして自然に現在の区政の問題についても話が及ぶ。高架下という不適切な場所に作られようとしている高齢者センター、自然が失われている現状、長く住んでいるからこそ厳しいご指摘が続く。今回のカフェ、何よりも皆さんのお話に耳を傾けることを目的としていたのでその意味でも大成功。また、各自が取り組んできた地域活動(共同保育、食の安全、環境、高齢者、障がいのある方々への支援等)について話すにつれ、実は多くの人が何らかのかたちで繋がっていることも判明。連帯感も強まる。 会のなかで、そして個別に皆さんから応援の言葉も頂く。特に50代の方から「岩瀬さんの強みは誰に対しても丁寧で、そして誰とでも仲良くなれること。あなたは立場の違いを越えて解決策を見つけてくれるような人。こういう人に私は区議会で活躍してほしい。全力で応援する」という言葉には涙が出そうになった。 明日は場所を変えて西大泉地区区民館でいわせてカフェ、新しい出会いを楽しみにしている。

2018-08-21T09:42:13+09:002015年2月7日|Tags: , |

成人の日に思うこと

成人の日、若者の投票を促すためのイベント“「オレたちのほうを向け!」~新成人から政策を聞く~”に参加。このイベント、若者の投票率の低下が進むなか、春の統一地方選に関心を持ってもらえるようシール投票を実施しながら声を聞くというもの。 若い人たちから政治に関すること、選挙に関する関心などを聞き出したい、そんな目的を持ちつつも、最近の成人式、ニュースで採り上げられるのは参加者がお酒を飲んで騒いだ、とか、式典の最中に暴れだした、とかひどいものばかり。もしかして、私達に対してもとんでもないことをされるのでは、とドキドキしながら仲間と駅前の広場に突入。 広場にはすでに式典を控えて色とりどりの素敵な衣装に身を包んだ数百人の若者達が。女性はほとんどが振袖、こんなにたくさんの振袖を来た方がいるのは壮観。男性もスーツや和服、皆さんバシッと決めていて、平日は何の変哲もない広場が今日は別世界のよう。「これは外国人観光客にもおすすめ!」なんてことを考えながらしばし呆然… 眺めているだけでも十分幸せだけれど、それでは来た意味がない。 勇気を出して、華やかな振袖の女性のグループに声をかける。すると、意外にもとっても優しい反応が。皆さん、忙しい中にも関わらず、練馬区の問題について一緒に考えてくれる。私の中の偏見がガラガラと崩れた瞬間。その後も男子グループをはじめ、たくさんの方に声をかけたが、ほとんどの方がとてもいい対応。 その中で印象に残ったのが、一人の女性が話していたまちづくりに関する意見。 その子は武蔵関駅の近くに住んでいるが、現在、駅の再開発計画が進められているとのこと。「新しい町がつくられるのは確かに便利だけど、それよりも昔からある魅力的な小さなお店がつぶれてしまうのが悲しいんです。」一人の若者が、これほど地域のことを真剣に考えている、その答えに胸を打たれた。 ウルフルズの「明日がある」という歌で「近頃の若者は…とよく言うけれど、自分の頃よりだいぶまし」という歌詞があるが、自分が20歳だった頃に比べて、随分しっかりした意見を持っている方が多いということを知り、嬉しい気持ちになる一日だった。

2018-08-21T09:42:14+09:002015年1月12日|Tags: , |

父親の子育てイベントのご紹介

私が副代表を務める「市民の声ねりま」で「オトコの子育て」を考えるイベントを企画したので改めてご案内します。イクメンってなんだ?男が主体的に子育てするってなんだ?と改めて考える機会になればうれしいです。 メインの講師には「産後が始まった」の著者で年間1000人以上への両親学級もやってる渡辺大地さん。どうやって産後の奥さんの心や体調を理解して子育ての責任を共有できるか?とか、また育児と仕事の両立を奥さんだけじゃなくて男も一緒に考えるか?を話していただきます。また、それを可能にするには、夫婦間や行政の側でどういうことをする必要があるかとかをみんなで考えるセッションも設けています。その他、ロイター通信社でも働いていたフォトグラファーの井上さゆりさんがご自身の子育ての経験を共有するとと共に、スマホで赤ちゃんや奥さんをどうやって綺麗に撮るかをレクチャーします。 12月20日の13時半~16時、場所は石神井公園の男女共同参画センター「えーる」です。良かったらぜひ遊びに来てください。 資料代は200円、無料のキッズスペースや授乳室もあるから赤ちゃんやお子さん連れの方もぜひご参加ください!

Go to Top