つくりっこの家

先日、地域で障がいを持つ人を支援する社会福祉法人「つくりっこの家」の活動に一日参加。つくりっこの実践する「障がいの有無を越えてわかちあい、支え合う関係をつくる」という活動の素晴らしさを実感した。 午前中は精神科病院内のカフェでの就業体験。患者さんをお客さんに、ウェイターとして20年ぶりに働く。つくりっこのメンバーの方にレジの打ち方から、サーブの仕方まで手取り足取り教えてもらう。なんと気のまわらない、役立たずの私。特に誰が「障がい」を持っているかは、一見わからない、というか全く気にならない。むしろ整理整頓がすごく上手だったり、気遣いが素晴らしかったり、勉強になる。 私も含めて、多くの人がどこかに生き辛さを抱えている現在の日本。 その根源には、自分の問題を人と共有できない、自分の中で抱えて生きざるを得ない、そんな問題があると思う。 つくりっこが実践する「障がいを持つひとと、「まだ」持たない人が支え合いながら、共に活動すること」、それ自体が一つの奇跡であり、こうした活動が拡大していけば、地域が、そして社会が少しずつ変わっていくのではないか、そんな可能性を感じた一日だった。そして、何よりも私自身が少し楽になった気がした一日だった。

国際交流サロン

今日は練馬区が主催する国際交流サロンへ出席。 月に1度、地域に住む外国籍住民と日本人との交流を促進するための会とのこと。 これまでの海外での援助活動を地元の練馬で還元できないか、というのが訪問の目的。 しかし、いい機会ではあるものの、もっと工夫できるんじゃないか、というのが率直な感想でした。 会場に着くと、自分で書いた名札を付けて、あとはひたすら自由に雑談。 好きな場所に座ってお話してください。と言われるも、そもそも私も含めてほとんどの方が初めて、何から始めていいのかわからない。 外国の方、日本の方、合計で20名くらいが参加していましたが、自己紹介やテーマに沿ったディスカッションなど、ファシリテーションがあればよくなるのに、勿体ないと思いました。

2018-08-21T09:42:19+09:002014年7月26日|Tags: , |
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