最近、ニュースで「ヒアリ」という外来種の蟻が大阪や神戸で発見された、と連日報道されています。このヒアリ、南米原産で、私も青年海外協力隊として活動していたベリーズで同種の蟻に刺された思い出が。あまりの痛さに衝撃を受けたことを覚えています…

先日、樹木医の方からお話を聞いている中で、地域の中にも植物の外来種が急激に増加していて、もともとの生態系が崩されているというお話がありました。その中で、今、練馬や大泉で大きな問題になっているのが「ワルナスビ」という植物だそうです。こちら、アメリカ原産で、名前が示す通り、ナスに似た花を咲かせるもの(因みにこの命名をしたのは、練馬区出身の植物学者の牧野富太郎)。たくさんのトゲを持ち、地下茎でどんどん増え、在来種を駆逐してしまう、また、赤い実は猛毒で動物が食べると死んでしまうこともあるそう。海外では、「悪魔のトマト」や聖書から取って「ソドムのリンゴ」とも呼ばれているそうです。

私も知らなかったのですが、このワルナスビ、近所でも急激に増加していて、すぐ近くの大泉図書館のすぐ近くにある「中本村憩いの森」でも多く見つかるとのこと。特にこの憩いの森では希少なウラシマソウが生えているのですが、ワルナスビによって危機的な状況にあるそうです。

ワルナスビの問題は、地下茎によって増えてしまうので耕耘機などで処理しようとすると、むしろ根がまき散らされて、増えてしまう事もあるそうです。また、除草剤も効きづらいので、一本一本抜いていくことが必要となるようです。

こうした状況を受けて、お隣の西東京市では、憩いの森で7月に「ワルナスビ抜き取り大作戦」として、ボランティアの方々による抜き取りを実施するとのこと。練馬区にあっても、こうした取組を行うことが必要だと思います。皆さんの周囲にもワルナスビがないか、ぜひご確認ください!