ALLYの著者が様々な方へ行ったインタビューを纏めた本。http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/1186.html

私の友人のカップル(あきさん(仮名)とななこさん(仮名))も本書でインタビューを受けています。お二人は7歳と5歳の娘さんを育てています。

もし子供のお友達が「お母さんが2人いるの?それって変だよ」と言ったら「いろいろな人、いろいろなかぞくがいていいんだよ、それをヘンという人がヘンだよ」と言い返していい、子どもには伝えているとのこと。

「だれもがマイノリティになりうる、それぞれなにかしらの当事者であり、皆アライであるような、応援しあう人間関係の社会を望みます。…支える人、支えられる人の関係はときには逆転することもあり、お互い支えあうこともできる」という言葉、胸に響きました。オリンピックでは「多様性の尊重」と連呼する一方で、国は同性婚も認めず、練馬区はパートナーシップ制度すら認めようとしない。すべての方が生きやすい社会になるために、こうした状況を何とか変えていきたいと思います。