岩瀬たけし

清水山の森、稲荷山憩いの森について

大泉と土支田に広がる「稲荷山憩いの森」と「清水山の森」の一帯は、地域の皆さんの長年の協力によって貴重な自然が守られてきました。なかでもカタクリの群生地は、23区内では唯一とも言われる貴重な存在です。 一方で練馬区は、この地域一帯を開発し、総合公園を整備する計画を進めています。しかし、その実現には400戸を超える住まいの立ち退きと、少なくとも200億円規模とも言われる費用が必要になります。計画では、住宅地の中に水田や広場などを整備する案も示されています。 カタクリをはじめとする自然を守ってきた住民の方々に立ち退きを求めてまで、なぜ「住宅地の中に」総合公園を新たに造る必要があるのでしょうか。 さらに、当該地域には戦時中に造られたとされる巨大な特殊地下壕の存在も判明しており、安全性等に関する調査が続いています。 今回の勉強会では、前半では清水山の森や稲荷山憩いの森の保護活動に取り組んできた20代の若者のお話を中心に、地域の自然の価値について、後半では稲荷山公園整備計画の課題について、皆さんと一緒に考え、意見交換できればと思います。 ぜひお気軽にご参加ください。 日 時:2026年1月17日(土)10時~11時30分 場 所:土支田地域集会所 参加費:無料

【続報】練馬区の現金給付は「区民の4割程度」!—2万円は2月頃から

12月26日、練馬区議会で臨時会が開かれ、国の物価高騰対策を受けた補正予算(約60億円)が全会一致で可決されました。年末のこの時期に臨時議会を開くのは異例で、国が自治体に「年内の予算化」を求めたことが背景です。 練馬区では現金給付として、低所得世帯と子育て世帯を対象に、概ね4割の区民に2万円が支給される整理になります。支給開始は2月頃からの見込みです。支援策の全体像は、先日のブログでも整理しましたので、あわせてご覧ください。 (※前回記事)https://iwasetakeshi.net/2025/12/countermeasures-against-rising-prices/ […]

【速報】練馬区は「おこめ券」配布せず! 物価高騰対策は?

高市総理が打ち出した総額21.3兆円の総合経済政策。コロナ禍の20~22年度を除けば、補正予算として過去最大の規模となります。政府は交付金を活用した支援について、年内の予算化を検討するよう各自治体に求めました。 これを受け、練馬区では約60億円の補正予算案をとりまとめました。練馬区では「おこめ券」は配布せず、かわりに住民税非課税世帯などに2万円、PayPayを使った20%のキャッシュレスポイント還元事業、住まいの防犯対策費助成金(上限3万円)などを行う予定です。そのほか、国の政策として、子ども一人当たり2万円の子育て応援手当が支給されます。補正予算は12月26日の臨時議会で審議の上、採決される予定です。 […]

イベントのご報告【地域で生まれた小さな挑戦 ~ カフェオーフェン 誕生秘話~】

新桜台駅近くの古民家を改装してオープンしたカフェ『オーフェン』。障がいのある方の就労の場としてカフェ運営やお菓子づくりに取り組み、「地域で安心して長く暮らせる居場所」をつくろうと挑戦を続けています。本日のイベントではカフェのオーナーの西谷弾さんをお招きして、開設の経緯や思い、今後の目標などを伺いました。 […]

地域で生まれた小さな挑戦 ~カフェオーフェン誕生秘話~

8月に西武池袋線 新桜台駅に古民家を改装してオープンしたばかりのカフェ『オーフェン』。就労支援としてカフェ運営やお菓子作りを行い、障がいのある方が地域で安心して長く暮らせるような場を作っています。「しっかり稼げる仕組みにしたい」との思いから、敢えて株式会社として立ち上げたとのこと。 昨年、練馬区で映画「チョコレートな人々」の上映会を開催し、その理念にも影響を受けたという西谷 弾さんに、カフェ誕生までの道のりやこれからの展望を伺います。 ぜひ、お越しください! 日 時:2025年12月13日(土)14時~15時30分 場 所:日本キリスト教団 大泉教会 参加費:500円(お菓子付き) ◆会場アクセス◆ 日本キリスト教団大泉教会 練馬区大泉学園町2−23−54 西武池袋線「大泉学園駅」下車 北口より徒歩15分 もしくは 「住宅前」バス停下車徒歩2分 ※区立大泉図書館の向かいです https://church.ne.jp/ohizumi/access/ 【お申込み】岩瀬たけし事務所 Tel&Fax: 03-5925-4071 Mail: iwasetenerima@gmail.com  

【イベント報告】子どもと一緒に地域で暮らすLGBTのご家族のお話

11月29日、大泉教会で「子どもと一緒に地域で暮らすLGBTのご家族のお話」を開催、多くの方にご参加いただきました。講師には「にじいろかぞく」共同代表の小野春さん、青山真侑さんをお招きし、LGBTファミリーの暮らしの実情と、制度が追いつかないことで生じる具体的な困難について、それぞれのご経験などお話しいただきました。また、イベントの直前に同性婚訴訟において、同性婚を認めないことが「合憲」という判決が出たばかりの中、訴訟の結果についても詳しくお話を伺いました。 […]

【報告】児童館の指定管理 直営との差は1日で7万円!官製貧困について

12月8日の文教児童青少年委員会で、区立児童館・学童クラブの指定管理者の指定に関する議案が審査されました。この議案は北大泉児童館および北町児童館について、令和8年度から新たに民間企業による指定管理を導入、平和台児童館・学童クラブおよび東大泉児童館・学童クラブについては現指定管理事業者を継続して選定するものです。 […]

【報告】秩父青少年キャンプ場、49年目にして遂に廃止へ!

12月4日の文教児童青少年委員会で、議案第126号「練馬区立青少年キャンプ場条例を廃止する条例」が説明されました。区は、秩父青少年キャンプ場を老朽化・利用者減少などを理由に廃止し、施行日は令和8年4月1日(2026年4月1日)としています。設立されてから49年目、これまでに10万人以上の青少年が利用してきた事を考えると寂しいですが、時代の流れだと思います。 […]

【報告】図書館の指定管理について…評価の背景を明かすべき!

12月4日および12月8日の文教児童青少年委員会で、議案第168号「練馬区立平和台図書館」の指定管理者指定について」の審査と審議が行われました。今回、指定管理者は現受託者であるシダックス(シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社)を指定する内容で、指定期間は令和8年4月1日から令和13年3月31日までの5年間です。本件に対して「反対」しました。 今回の審議を通じて強く感じたのは、「どのような基準で、なぜその点数になったのか」が外から検証できない形で決まっており、選定の公平性に疑義が残るということです。 […]

練馬区の学校のタブレット 5年振りに更新:費用は倍、重さはほぼ変わらず!

12月4日の文教児童青少年委員会で、練馬区立小中学校のタブレット(GIGAスクール端末)の更新について報告されました。リース期間は20230年までの5年間、2025年12 月中旬から2026年2月下旬までの間に各校を通じて、全児童・生徒に新機種を貸与予定です。 しかし、リース料は倍以上になったにも関わらず、保護者や子どもから最も意見が多かった「重すぎる」という声が反映されないまま、前回と同様の機種を導入することになりました。 […]

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