岩瀬たけし

ベビーシッター制度の利用時間拡充へ…一方で上限まで利用する方は3%のみ、見直しを!

みなさんはベビーシッター制度を利用されたことはありますか?9月16日の文教児童青少年委員会で、練馬区の「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり)」の拡充について報告されました。東京都の補助事業を活用し、障害児・ひとり親家庭の上限時間の引き上げや、障害児の小学校6年生までの対象年齢拡大が示されました。他方で、昨年度の利用をみると上限時間まで活用された方はわずか3%。制度の拡充も必要ですが、兄弟児の利用が困難な事や、償還払いとなっていること、手続きや煩雑なことなど、より使いやすい制度にする必要があります。 […]

【一般質問報告】不登校の子ども、健診を受けられていない状況。練馬区で1400名が未受診

9月10日の一般質問、不登校の子どもが学校の定期健康診断(健診)を受けづらい問題を取り上げました。練馬区で、健診を受けていない子どもは昨年度の段階で1,400名近くに達し、その中には不登校の子どもも多く含まれます。「健診に行けなかったせいで、治せたはずの病気を見逃した」そんなことが発生しないよう、迅速な対応をとるよう訴えました。 一般質問の翌日、読売新聞(9/11)もこのテーマを全国面で報道。「不登校の子、健診受けず病気見逃す恐れ…総務省が初の全国調査で実態把握へ」として、未受診で健康リスクが見逃される懸念と国として調査を実施する方針を伝えています。:https://www.yomiuri.co.jp/national/20250911-OYT1T50190/ […]

【一般質問報告】練馬区の保育園「スキマバイト」 面接なしで着替え補助?

9月10日の一般質問では、全国的に問題になっている保育園でのスキマバイトについて、練馬区の状況を質問しました。保育園でのスキマバイトの問題は各種メディアでも報じられています。参考として読売新聞の関連記事(2025年7月9日掲載)もご覧ください。👉 読売新聞「保育現場で広がるスキマバイト」 […]

【練馬区】物価高騰が学校給食を直撃 10月から「米」を区が一括支援へ

物価高騰が続く中、子ども達の給食の質を守るために、補正予算を組んで予算を増額するよう一般質問でも練馬区に求めました。9月11日の文教児童青少年委員会で、物価高騰対策として給食用の「米」を区が一括購入し、各校に配布することが決まりました。皆さんの声が届きました! […]

【練馬区】今年の防災フェスタ、2時間で4名が熱中症に 時期の見直しを!

8月31日(日)に開催された「防災フェスタ」について、9月12日の総合災害対策等特別委員会で実施結果の報告がありました。会場は光が丘第一中学校、時間は午前10時から正午の2時間。参加者は1,600人(区民1,219人、関係機関・区職員等を含む)でした。昨年は台風で中止、一昨年は約3,300人の参加でしたから、今年はおよそ半分に減少しました。 ■委員会資料はこちらから:01【資料1】令和7年度防災フェスタの実施結果について […]

練馬区立美術館の建て替え、費用は倍以上の恐れ 「延期」より「中止」を

練馬区は美術館・貫井図書館の再整備について、今年度の解体着手と来年度の本体工事を見送り、当面は継続開館としました。背景には建設市場の逼迫、労務確保の困難、そして工事費が当初想定の倍以上に拡大する可能性があるというサウンディング調査(市場ヒアリング)の結果について、9月11日の文教児童青少年委員会、区民生活委員会で報告がありました。 07【資料5】練馬区立美術館・貫井図書館の再整備について この状況を「一時的な延期」で乗り切るのではなく、中止し、建て替えではなく改修で対応すべきです。 […]

【練馬区】こども誰でも通園制度―2026年度から本格実施、既に200人以上が落選。

9月11日の文教児童青少年委員会で、議案第107号「練馬区乳児等通園支援事業の設備および運営の基準に関する条例」について報告がありました。来年4月(2026年度)からの本格実施に向け、これまで要綱で運用してきた枠組みを条例として整えるというものです。7月開始の試行から2か月で実施園は増えましたが、9月時点で申込330人に対し定員は61人、既に200人以上が落選という厳しい状況が続いています。本格実施に向けての課題を指摘します。 ※委員会配布資料:02【資料2】議案第107号 練馬区乳児等通園支援事業の設備および運営の基準に関する条例 […]

109億円の練馬区立美術館の建て替え、ついに延期へ!

第三回定例会の初日(9月5日)、区長の所信表明で、練馬区立美術館の建て替えについて、区が予定してきた工期では事業者確保の見通しが立たず、本体工事契約が不調となるリスクが極めて高いとして、来年度の着工を見送る方針が明らかになりました。計画当初から中止・見直しを求めてきた私たちの訴えが遂に実現したことは評価します。他方で、より早い段階で中止や見直しを決断していれば、財政や区民生活への影響は格段に小さくできたはずです。 […]

大泉で『戦争』を考える:戦後80年、次の世代に何を伝えますか?

猛暑のなか、今年も「大泉で『戦争』を考える」を開催し、60名近い方にご参加頂きました。議員になってからほぼ毎年続け、今回で9回目。当初は地域の戦争体験者のお話が中心でしたが、多くの語り部が鬼籍に入った今、どうやって記憶と教訓を次の世代へ手渡すか―今年は“いま”を生きる当事者と教育現場から向き合いました。 登壇いただいたのは、ミャンマー出身で少数民族でもある方、そして私立高校で歴史を教える岩城慶明さん。お二人の声は、過去の出来事ではなく「現在進行形の現実」として戦争を私たちに引き寄せ、平和について考えさせるものでした […]

【夏の平和企画:第9回】大泉で戦争を考える

毎年恒例の夏の平和企画 第9回「大泉で戦争を考える」 戦後80年となる今夏、9回目となる夏の平和企画を行います。 都内の私立高校教員の岩城慶明さん、ミャンマー難民の方をお迎えし、学校での歴史教育やいまだ世界で続く戦争についてお話を伺い、平和について考えると共に、私たちができることを皆さんと考えたいと思います。ぜひご参加ください。 2025年8月30日(土)14時~ 練馬区立 勤労福祉会館 会議室大(練馬区東大泉5-40-36) 西武池袋線「大泉学園駅」南口 徒歩3分 参加費300円(高校生以下無料) 《お申込み》 岩瀬たけし事務所 Tel&Fax: 03-5935-4071 Mail: iwasetenerima@gmail.com  

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