令和7年練馬区議会第三回定例会

【独自】練馬区「私立保育園では保育士不足なし」と回答、何を見ているのか?

保育現場の人手不足が全国的に深刻化するなか、練馬区内の私立認可保育園でも「スキマバイト」を活用した保育士の採用が広がっています。 10月1日の決算特別委員会で、私はスキマバイトにおける着替え補助など不適切な運用が見られる点を指摘。そのうえで、根本的な解決には保育士の待遇改善が不可欠であると訴えました。(報告はこちらをご覧ください。) こうした中で、練馬区は国の調査に対して「区内の私立保育園では保育士不足はない」との認識を示していたのです。練馬区は一体、何を見ているのか?以下、質疑の概要を報告します。 […]

このままでは学校が直せない? 国からの「学校施設環境改善交付金」削減が区に大打撃

子どもたちの学ぶ環境を守るために欠かせないのが、学校施設の改修や整備です。ところが今、全国の自治体で「学校施設環境改善交付金」という国の補助金が大幅に減り、学校改修に支障が出る事態が広がっています。練馬区でも採択率がかつての100%からわずか30%へと急落。老朽化が進む学校の整備に深刻な影響が懸念されます。10月の決算特別委員会において練馬区の状況を確認するとともに対応を求めました。当日の質疑の概要をご報告します。 […]

【速報】練馬区は外国籍の子どもへの差別を許さない 大きな一歩!

連日、外国籍の方へのヘイトスピーチが問題になっています。その矛先は子どもたちにも向けられ、最近では「学校に通う際には在留資格を確認せよ」といった主張も一部で見られます。 しかし、日本も批准する「子どもの権利条約」は国籍を問わず教育を受ける権利を明記しています(第28条)。また文部科学省も在留資格がなくても、住所を証明できる書類があれば義務教育を受けさせるよう自治体に通知しています。 […]

【練馬区の回答】戦後80年、なぜ練馬区は平和予算を減らしたのか?

戦後80年を迎える中、石破総理は「戦後80年所感」を発表しました。その内容では、国内でも広がるポピュリズムや排外主義に触れながら、歴史に正面から向き合い、そこから学ぶことの重要性が繰り返し示されています。 今年に入り、戦後80年を契機に全国の自治体で戦争を考察する事業が拡大し、歴史に真摯に向き合う姿勢が見られます。しかし、練馬区はこうした流れに逆行するように、今年度の平和関連予算を削減しました。9月の一般質問で区の姿勢を質しました。その概要をご報告します。 […]

【結果報告】豊渓中学校の統廃合、1900名を超える反対の陳情が不採択に!

10月10日、令和7年練馬区議会第三回定例会の最終日に豊渓中学校の統廃合の反対に関する陳情第99号、104号、105号の3件の陳情を審査しました。議決の結果、いずれも不採択となりました。 しかし、特に陳情第99号「保護者や地域との合意形成なしに豊渓中学校の統廃合を決定しないことを求めることについて」では48名の議員のうち、20名が賛成、区の強引なやり方に対して議会を二分する強い反対の意思が示されました。陳情の賛否でこれほど意見が分かれたこと、10年間の議員活動でも記憶にありません。これまでの議論と本会議での議決前に行った討論の内容をご報告します。 […]

【速報】子どもの健診未受診問題 練馬区では75%が不登校と判明!

9月の一般質問で不登校を理由に学校の定期健康診断(健診)を受けられない子どもの実態を取り上げ、各校での調査の実施と適切な対応を求めました。(一般質問での訴えはこちらをご覧ください) そして9月30日の決算特別委員会で、教育委員会の調査結果が明らかになりました。 結果は深刻で、健診を受けていない子どものうち、約75%が不登校の子どもであることが判明しました。不登校であっても健康診断を受けられるような環境を作ることが不可欠です。当日の質疑の概要をご報告します。 […]

練馬区 12月にもPayPayで購入すると10%還元キャンペーンを実施!

12月1日から31日まで、区内の対象店舗で電子マネーのPayPayで支払うと、最大10%の還元を実施。一度の支払いで最大3千円、期間中最大で5千円が還元されることに。本年度だけで2回目、全体では6回目になります。もちろん家計は助かりますが、そこに費やされる練馬区の税金は5億4千万円、全て皆さんのお金です。10月8日の区民生活委員会で報告がありました。 […]

上石神井小学校・上石神井中学校の建て替えについて 小学校の運動場、一人あたり面積が区内最小に!

10月7日の文教児童青少年委員会、上石神井小学校と上石神井中学校の改築(建て替え)についての報告がありました。新たな計画では、それぞれの小中学校の運動場を使えない期間についてずらすために工期を2年近く伸ばすとのこと。計画では隣接する小中学校を一体化する予定ですが、小学校の運動場、一人あたりの面積は区内最小に。中学校の運動場も大きく削減されます。子どもや教員への負担も予想される中でなぜ同じ建物にする必要があるのでしょうか? […]

【練馬区】石神井小学校の増築、区は拡張用地を購入!校庭不足に対応へ

2020年に建てられたばかりの石神井小学校の増築計画について、新たな図面が10月7日の文教児童青少年委員会で報告されました。(これまでの経緯はこちらをご覧ください。)同校は区内で運動場が二番目に狭く、増築によってさらに狭くなることなどが懸念されていました。今回の案では、運動場がこれ以上狭くならないよう建物の面積を15%削ったことが報告、あわせて学校の近くに800㎡の土地を学校拡張用地として購入したことが報告されました。 […]

【練馬区】学校でのヘイトスピーチを許すな!

9月の一般質問では、練馬区内でも広がりを見せる排外主義やヘイトスピーチについて、特に学校での対応について訴えました。 戦争への入口は銃声ではなく排外主義から始まる。それが歴史の教訓です。本年8月、練馬区の人口は初めて75万人に到達。この1年で日本人は約1,300人増、外国人は約3,350人増。区民に占める外国人比率は約3.8%に達し、地域における多文化共生の重要性はかつてなく高まっています。 (出典):報道発表資料 […]

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