区議会議員

会計年度任用職員(非正規公務員)の給与引き下げについて…。「給与が下がるときだけ公務員と同じ、なぜですか?」

先週始まった定例会、練馬区で働く職員の方の給与が下がる条例案が提出されました。期末手当を年間で0.15か月分削減するというもので、一般職員や管理職員だけでなく会計年度任用職員(非正規公務員)も対象となっています。今回の削減によって、会計年度任用職員は平均で1万8500円、16日間勤務する場合ですと3万円程度の引き下げにもなります。 そもそも会計年度任用職員の方の給与は年間にして200万円程度、全国調査でも7割は200万円以下のワーキングプアと定義されており、官製ワーキングプアともいわれます。 […]

中学生からの訴え「学校で洋式トイレが少なすぎて困っています…」

地元の中学校の保護者の方からこんな相談を頂きました。 「娘の学校、生徒数が500名以上いるのですが、ほとんどが昔ながらの和式トイレです。娘のクラスでは、女の子が使える洋式トイレは1つしかなく、いつも休み時間には行列になっています。学校でのトイレを我慢している子どももいるとのこと、健康にも悪いです。なぜこんなことになってしまうのでしょうか?」 […]

外国籍住民の住民投票権について「すでに、共に生きている」

武蔵野市で、外国人の投票を可能とする住民投票条例案を松下市長が公表。市内で3か月以上住む方(18歳以上)であれば、外国人にも住民投票を認めるもので、外国人に在留期間などの要件を設けない条例としては大阪府豊中市、神奈川県逗子市に次いで国内3例目となります。なお、住民投票は地方公共団体が地域に関わる一定の事項の可否を住民の投票によって決める制度で選挙とは違います。行われることは少なく練馬区では一度も実施されていません。 […]

大泉学園 地域のお店が少しずつ消えていく。

大泉学園駅の北口のOAK PLAZA(オークプラザ)、10月31日で閉店しました。以前はPARCOとして、数十年にわたって営業を続けてきたとのことです。1階にはスーパー、2階には百円ショップ、3階にはスポーツクラブが入っていて、スポーツクラブの会員として毎週通っていました。運動を通じてたくさんの方と知り合うことができ、その中には私を応援してくださるようになった方や、鬼籍に入られた方も。 […]

【障がいのあるお子さんを育てるシングルマザーの声 「いつまでこんな生活が続くのでしょうか…」】

議会を終え、シングルマザーの方からのご相談。生活保護を受けながら障がいのある10代のお子さんと暮らしています。暮らしは非常に厳しく、都庁前で行われる食料の配給に行くこともあるとのこと。都営大江戸線は無料で乗れるので、片道1時間近くかけて朝の6時すぎに到着するようにしているそうです。配給は2時ななのに、なぜ6時すぎから並ぶかというと、先に並ぶと2回もらえるからとのことでした。 […]

練馬区で就学不明の外国籍の子どもが全体の10%、区として取組を!

小中学校に在籍する年齢でありながら、学校に通っているかわからない「就学不明」の外国籍の子どもについて近年、大きな問題になっています。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67918 […]

「ランドセルが重すぎます!何とかしてください!」保護者からの訴え

保護者の方から多くいただく相談の一つが子どものランドセルが重すぎるというもの。以前から指摘してきましたが、タブレットが配布されたことでさらに深刻化しています。https://news.yahoo.co.jp/articles/d8009170eacaecb2c404378dfefde225f51c3588 […]

練馬区 区内の自殺者、20代女性の比率が急増。政治の責任は…

感染者の人数は減っていますが、日々頂く相談は減っていません。コロナの影響が長引く中で経済的に追い詰められた方からの相談を頂く機会も増えています。その中でも特に厳しい状況にあるのが若い世代の方々です。 失業した、バイトのシフトが入れない、契約を打ち切られたなどの事情で収入が減少し、家賃が払えないということで家賃の補助(住居確保給付金)を区に申請された方、昨年度は例年の100倍近く、5000件に達し、今年度も1200件(9月現在)に達しています。しかも申請された方の内訳をみると、20代、30代、40代が全体の8割を占めており、そのうち4割が非正規の方でした。働き盛りの世代が、コロナで最も影響を受けてしまっている、その背景には若い方々を取り巻く構造的な問題もあります。 昨年(2020年)の区内での自殺の状況についても、コロナ前に比べて数自体は減少していますが、全体に占める女性の比率が急増(32%→41%)。そのなかでも特に20代女性の自殺の比率が最も増えています(5%→10%)。なぜこんなことになってしまうのか、それは間違いなく社会の責任であり政治の責任です。https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/kaigi/kaigiroku/hoken/jisatutaisaku/2020jisatutaisaku.files/siryou1.pdf 練馬区は生活が困窮する方のうち、仕事が見つかった方には就職支援給付金として3万2千円を配るとしていますが、本来やるべきことは仕事を探していても見つからない、絶望的な思いを抱える方を救うことではないでしょうか。私たちは何を大切にして、何にお金を使うべきなのか、今こそ問われていると思います。

区の間違いで500万円もの税金が無駄に…。なぜこんなことになったの?

所属する企画総務委員会、橋を架ける工事に関連して区のミスがあったために金額を見直すという議案が出されました。橋の土台になる地盤について、強度の測定を誤ったために工事方法の変更が必要となり、当初の見込み額が大幅に上がるとのこと。そのうち、設計ミスによって工期が延長されたことによる追加費用は500万円に達するとのことでした。 確認すると、工事前の入札の段階でも業者から間違いがあるのではと質問されたにもかかわらず、区は気付けなかったとのこと。工事が一部中断したことで、土地を警備するための費用など500万円も計上されています。 もちろん誰にでも間違いはありますが、なぜ、工事が始まる前に業者から指摘されていたにも関わらず気づけなかったのでしょうか。 また、間違いが発覚したのは本年5月末とのこと。なぜ議会に報告するまでに4か月もかかったのでしょうか?臨時議会などを招集しもっと早く対応できていれば、これほどの費用は掛からなかったはず。 区は聖域なき事業改革を訴え、子どもが生まれたときのお祝い金や高齢者等へのおむつ支援金も削りましたが、他方で500万円もの税金を単純なミスにより無駄にしました。議案は成立しましたが、こうしたミスが起きてしまったこと、区民の方からお預かりした大切な税金を無駄にしてしまったことを踏まえて、議案に反対しました。

就職が決まったらご褒美に3万円?なぜこんなお金の使い方をするのでしょうか?

練馬区はコロナ禍で経済的に困窮する方を対象に、独自の支援策として就職支援給付金を実施すると発表。これまでに家賃の補助(住居確保給付金)や生活の補助(自立支援給付金)を受けてきた方の中で、就職が決まったら3万2千円を支払うというもの、今回の補正予算で5千万円以上を計上しています。 しかし多くの方は、コロナ禍で仕事をしたくても決まらずに苦しんでいます。その中で就職が決まった方だけインセンティブとして3万円を配るというのは適切なのでしょうか?そもそも、現在は家賃も払えず、ご飯もろくに食べられないというご相談も多くいただいています。本来であればひとり親家庭の支援や食事にも困窮する方への支援に繋ぐべきです。議会で改善を求めます。

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