適応指導教室、「誰一人とり残さない」といいながら、なぜ尊厳を無視したルールで子どもを排除するのか?
教育費の審議では不登校の子ども達の拠り所でもある適応指導教室において、あまりに厳しい「ルール」が存在し、子ども達を苦しめ、排除している現状を訴えました。 […]
教育費の審議では不登校の子ども達の拠り所でもある適応指導教室において、あまりに厳しい「ルール」が存在し、子ども達を苦しめ、排除している現状を訴えました。 […]
新年度が始まった中、連日多くのご相談を頂いています。先日、保護者の方からこんなご相談が… 「中学1年女子の母です。今回、入学前の保護者説明会でびっくりしたのが、下着の色指定でした。中にベストを着るタイプの制服でしたので、気にしていなかったのですが、学校から配られたプリントには、アンダーシャツ(下着)は白!とはっきり書かれ、もともと、薄いブルーや、パープルが好きで着ていた娘は買い替えざるを得ません。全て買い替えるのは経済的にも厳しいです。なぜそんなことを求められるのでしょうか?清楚で煽らない目的であるならば、透けない色がもっとたくさんあります。どうにかならないものでしょうか…」 あまりに理不尽であり、区へ対応を求めた所、入学後の保護者会説明会の資料では「白」の指定はなくなったとのことですが、いまだにそうした校則がある学校も残っています。これまでも何度も求めてきましたが、下着に限らず、の理不尽な規則の撤廃とともに、校則を決める際には子どもや保護者も一緒に考えられるような制度をつくることを引き続き求めます。
以前のブログでも紹介しましたが、保護者の方から子どもの体育の授業の際に、体操服の下着を脱ぐことが求められる、という訴えを頂きました。「汗で冷えるから」とのこと。驚いてSNSで紹介した所、区内の数十名もの保護者から同様の声が届きました。 https://iwasetakeshi.net/2020/06/violation-of-childrens-rights/ 届いた声を教育委員会に伝え、確認とともに改善を求めた所、訴えのあった多くの学校で脱ぐよう指導した上で、「下着をつけたいという児童には個別に対応」していたと判明。区としては個別にも対応しているから問題ない、ということでしたが脱ぐように指導すること自体が問題です。 区から各学校に「肌着を着用するかは本人の自由」と伝えるよう求めました。区からは校長会で話し合うとのことでした。 そんな中で、ある学校で「今後は下着の着用の有無は家庭で判断頂く」と連絡があったとのこと!ようやく一歩前進です?多くの保護者の声が区を動かしました。全ての学校で同じ対応になるよう今後も訴えていきます。