総合災害対策等特別委員会

【練馬区】今年の防災フェスタ、2時間で4名が熱中症に 時期の見直しを!

8月31日(日)に開催された「防災フェスタ」について、9月12日の総合災害対策等特別委員会で実施結果の報告がありました。会場は光が丘第一中学校、時間は午前10時から正午の2時間。参加者は1,600人(区民1,219人、関係機関・区職員等を含む)でした。昨年は台風で中止、一昨年は約3,300人の参加でしたから、今年はおよそ半分に減少しました。 ■委員会資料はこちらから:01【資料1】令和7年度防災フェスタの実施結果について […]

第15次地方分権改革、練馬区への影響と残された課題

8月25日の練馬区議会・総合災害対策等特別委員会で、地方分権改革の取組状況について報告がありました。2024年に成立した第15次地方分権一括法の影響が説明され、今回の改正は6事項(8法律)にわたります。練馬区にとって特に重要なのは以下の点です。 […]

令和7年度防災フェスタおよび震災総合訓練の実施について(総合災害対策等特別委員会)

8月25日の総合災害対策等特別委員会で、「令和7年度防災フェスタ」および「令和7年度震災総合訓練」の実施について報告がありました。 1.令和7年度 防災フェスタ 日時:8月31日(日)10:00~12:00 会場:光が丘第一中学校 予算:委託費等で概ね440万円程度(区説明) 想定来場者数:約3,300人(区説明) 実施背景:昨年度は台風により中止。今年度は光が丘第一中学校で2年連続の開催となります。会場は本来、練馬・光が丘・石神井の各地区で持ち回りですが、地域内の事情により連続開催となりました。 主な内容(抜粋):広報ブース(避難拠点活動紹介・在宅避難の啓発 など)/体験コーナー(はしご車・起震車・煙体験 等)/車両展示(ポンプ車・警察車両 等)/防災啓発用品の配布(飲料水、クラッカー、携帯トイレ、歯みがきシート)。参加は区・消防・警察・自衛隊、ライフライン各社、区内協定事業者・団体 等。 熱中症対策:体育館内の休憩スペース確保、スポーツ飲料・塩分タブレットの提供など、暑熱対策を強化予定です。あわせて、毎年8月末の実施時期の妥当性についても、今後の検討を求めました。 評価指標(KPI)の設定を要請:啓発イベントであっても来場者数のみに偏らない評価が必要です。以下のKPIなども今後の指標に含めるよう要請しました。 地域防災組織・消防団・講座等の新規登録数 「ねりま情報メール」等の防災情報登録の純増 行動変容の指標(アンケートによる家庭備蓄・在宅避難計画の作成率 など) 参考資料:01【資料1】令和7年度防災フェスタについて 2.令和7年度 震災総合訓練 日時:9月13日(土)13:00~17:00 場所:全避難拠点(区立小・中学校98校)および防災センター 参加者:避難拠点要員(区職員・学校教職員 等)、危機管理室職員 ほか 訓練内容(抜粋):避難拠点の開設手順・施設利用計画の確認、設備・資器材の点検と操作/通信訓練(防災行政無線による情報連絡、災害情報システムへの情報入力) など。 委員会での指摘:今後は、地域住民の任意参加の枠組み拡大など、住民参加の裾野を広げる工夫も求められました。 参考資料:02【資料2】令和7年度震災総合訓練について ご意見・ご質問がありましたら、ぜひお寄せください。現場での実効性(暑熱・安全・動線・通信・住民参加)と、KPIに基づく効果の測定など今後も訴えていきます!

長野県立美術館 の視察…「美術館の建物は突出することなく、風景の一部となるべき。」

11月15日から16日にかけて、総合災害対策等特別委員会の視察。2日目の16日は長野県立美術館を訪問しました。こちらは現在進行中の練馬区立美術館の改修(建て替え)計画の参考ともなっています。https://nagano.art.museum/ […]

糸魚川市の視察 2016年の大火からの復興

11月14日から15日まで総合対策等特別委員会の行政視察。初日は新潟県糸魚川市の復興を視察。糸魚川市では2016年の12月、駅の北側で火災が発生、30時間にわたり合計で40,000㎡が焼失し、147棟、145世帯、56事業者が被災する大惨事となりました。当該地域はこれまでも、地理的にフェーン現象が発生しやすいことから、この200年で13回もの大火災が発生していた地域でした。 […]

練馬区立美術館、練馬区立貫井図書館の建て替えに81億円!…コロナ禍での優先順位は?

本日(7月27日)の総合災害対策等特別委員会で初めて、美術館や図書館の建て替えの概算額が示されました。工事や解体、外溝、緑化等で76億円、工事管理費や備品購入で5億、合計で81億円にも達するとのこと。 […]

練馬区立美術館および貫井図書館の改築に向けて選定委員会設置へ。多くの反対の中、なぜ進めるのか?

6月15日の総合災害対策等特別委員会、美術館や図書館の改築に向け、基本設計を行う業者を選ぶための選定委員会を設置すると報告。7月に委員会を設置し、12月には候補者を選ぶとのこと。 練馬区は2027年度中の美術館開設に向けて、現段階で業者を選定する必要があるとしています。しかし、なぜ美術館を建て替えるのか、議論は尽くされていません。 基本コンセプトとして「本物のアートを提供する」としていますが、大切なのは行政ではなく市民が中心になること。金額について、70億円以上かかるとも言われながら、具体的な金額すら示されていません。改築への反対意見がパブコメでも大半を占め、700名を超える方が反対の陳情に署名しています。大接戦となった区長選の大きな争点ともなりました。https://iwasetakeshi.net/2022/02/museum/ […]

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