お子さんが小中学校に通うご家庭の中で、経済状況が厳しい家庭に学用品代や入学に関わる費用などを補助する就学援助について、練馬区ではこれまで受けやすさが23区で下から2番目、金額も23区で最低水準でした。2025年1月の予算委員会で改善を指摘した所、2026年度(今年の4月)から大きく改善することになりました。認定基準の見直しで対象が約700人増(合計約5,500人見込み)となり、入学前に支給される入学準備費(入学準備にかかる補助)も大幅に増額されます。皆さんの声が届きました!

■就学援助の受けやすさ、23区で2番目に!

2月13日の文教児童青少年委員会で就学援助の認定基準と入学樹備金の引き上げについて報告がありました。

05【資料5】就学援助制度における認定基準および入学準備費単価の引き上げについて

これまで、練馬区では就学援助を受給できるのは生活保護基準の1.2倍以下の収入と定められていました。この数値は各自治体によって決められていて、数値が高いほど受けやすくなります。練馬区は23区でも下から2番目でしたが、今回1.4倍へと大きく引き上げられます。

【係数変更に伴う「年間所得の目安」(モデル世帯)】

2人世帯(母39歳・子9歳):約270万円 → 約300万円
3人世帯(父39歳・母39歳・子9歳):約320万円 → 約360万円
4人世帯(父39歳・母39歳・子9歳・子5歳):約360万円 → 約400万円

※実際の認定は世帯状況により異なりますが、「これまで対象外と思っていた」ご家庭でも、該当する可能性が広がります。

■ 入学準備金、23区で最高水準に!

入学時は、標準服(制服)・体操服・上履き・文房具など、まとまった出費が重なります。
これまでは23区で最下位でしたが、今回の見直しで、23区でもトップの水準となります。

小学校:54,060円 → 91,600円
中学校:63,000円 → 101,000円

■ 今後は修学旅行費や学用品に拡大を!

今回の改善は、多くの皆さんの訴えが届いたものであり、高く評価できます。一方で、品川区などでは修学旅行費の無償化が進み、また中野区では教材費や校外活動費など、保護者負担の軽減に踏み込む動きもあります。

練馬区でも、子どもたちの学びの機会が家庭の経済状況によって左右されないよう、修学旅行費や教材費・学校徴収金等の負担軽減に向けた検討を、さらに進めるべきです。これまでの訴えはこちらをご覧ください。

動画はこちらをごらんください。