About 岩瀬たけし

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集落での一日 予防接種

集落を訪問すると、日本人を見に子ども達が集まってきます。彼らにとってはアジア人はテレビでしか見たことがない存在。最初は怖がって遠巻きに見ていますが、やはり好奇心が勝るのか、目を輝かせながらいろんなことを話しかけてきます。 大抵、「お兄さんはジャッキーチェンのお友達なの?」から始まって「カンフーはできるの?」とか、終いには「もしかしてジャッキーチェン??」、アジア人はみんなジャッキーチェンになってしまいます(笑)。 それでも、中学生くらいになると、エクアドル人のサッカー選手がマンチェスターユナイテッドで活躍していることから、「お兄さん、カガワのお友達??」と、突然質問がレベルアップ、ちょっと嬉しくなります。 そんな中、健康改善の一環として保健省のスタッフと共に予防接種のためにある集落を訪問しました。いつものように、日本人の姿を見て喜んでやってくる子ども達、スタッフが持つ注射器を見た瞬間、阿鼻叫喚の世界に変わります(笑) 「だましたな!」という恨めしい視線を受けながら、「してやったり!!」と微笑む性格の悪い私(笑)

2018-08-21T09:42:24+09:002014年2月21日|Tags: |

日々の楽しみ

エクアドルでの楽しみの一つが果物! 街角ごとに果物屋さんがあって、街中から甘い香りが… 最近のお気に入りが職場の近くにあるお店。小学生の子が店番をしているのですが、とっても可愛くて、話をしながら果物を買うのがリラックスタイムになっています。 そんな中、今日もお店の前を通ると、「今日はとーっても美味しい洋ナシが入荷しましたよ!!」(スペイン語)と声をかけられて、そのままお店に入ることに。 「よし、じゃあ梨をいただこうかな」と言うと、そのまま「梨だけじゃなくて、パパイヤも美味しいの!ほら、味見してくださいな!」と、次から次へとセールストーク、気が付いたころには袋一杯の果物を抱えることに…ラテン女性の恐ろしさを再認識する一日でした(笑) ということで、今日買った果物の数々、パパイヤ、バナナ、もも、洋ナシ、これで当分は楽しく生活できそうです。

2018-08-21T09:42:24+09:002014年2月21日|Tags: |

集落でのトレーニング パン作り

今日は一村一品研修の一環で、集落でのパン作りのトレーニング。地域で採れる資源を活用したパンの開発・販売に取り組みます。 今取り組んでいるのは、村で採れる豆を練りこんだ豆パンの生産指導。ここでは豆が主食の一つなので、それをパンに混ぜたら売れるのでは??という住民の方の発想から始まりました。 最初にできたパンは、この世のものとは思えない味(!)でしたが、改良を重ね、現在は毎週700個を売り、重要な収入源となるまでに成長しました。 そんな中、今日もいつものようにトレーニングをしていると、香りにつられてたくさんの子ども達が...たくさんの期待に満ちた瞳に見つめられると、「これは売り物だからあげられないよ」と言えるはずもなく、今日の生産の大部分は子ども達のお土産になってしまいました... とはいえ、子ども達の笑顔が私達にとって一番の喜びです。

2018-08-21T09:42:24+09:002014年2月20日|Tags: |

エクアドルでの生活

エクアドルでの活動、最初の頃はホテル住まいでしたが、やはり落ち着かないということで家具付きのアパートを街中捜索。とはいえ、そんな快適なアパートがあるはずもなく、幾つもの物件を巡ってはがっかりする日が続いていました。 そんな中、最後に見つけたのが今住むアパート。ネットも繋がるし、キッチンも大きいし、ここしかない!!と、思ったのですが一つだけ特徴が… なぜか、壁を含めた部屋全体がパッションピンクに統一されているのです! 最初はそれを理由に断ろうかと思ったのですが、考えているうちに、別にピンクに塗っていけないという規則もないし、誰に迷惑をかけている訳でもない。それをピンクという理由だけに頭ごなしに否定するというのはあまりにも偏狭ではないか、と思うに至り、最終的にこちらにお世話になることにしました。 違う文化の中で生活することで、私の中に知らずに芽生えていた偏見や偏狭な価値観に気づかされるとともに、より客観的に自分自身を見られる気がします。 とはいえ、この環境のせいか、なぜか女子力がアップした気がする今日このごろです。

2018-08-21T09:42:24+09:002014年2月18日|Tags: |

週末の過ごし方

週末のリラックスには料理が一番! ということで、今日は食材を求めにマーケットへと繰り出しました。 マーケットでは、野菜、お肉、魚、旬のものがなんでも揃います。 エクアドルでは伝統食材としてねずみ(日本でいうモルモット)も料理に使われるので、マーケットにはまるまると太ったねずみたちも並んでいます。ここで暮らすからには、ねずみ料理の方法も知っていた方がいいかな、と思いながらも、優雅な土曜日の午後にねずみ料理というのもあんまりだ、という心の叫び(笑)に従って、今日は新鮮なエビを購入をすることに。 トマトと煮込んでエクアドル風エビチリを作りました。 これでまた一週間頑張れそうです!!

2018-08-21T09:42:25+09:002014年2月16日|Tags: |

エクアドルのバレンタイン!

エクアドルでのバレンタイン、こちらでは男性から女性にプレゼントを贈ります。 現地では恋人にはいったい何を贈るのか?好奇心から男性陣に聞いてみた所、花束と一緒に自作ポエムを渡すとのこと!!自作ポエムとはさすがはラテンアメリカ!と感動したところ、最近では皆さんほとんどはインターネットから探してくるそうです… ラテンの男もなかなか大したものですね(笑)。 ということで、今日はオフィスの女性達に日頃の感謝をこめて日本風にチョコレートをプレゼントしました。

2018-08-21T09:42:25+09:002014年2月14日|Tags: |

ワークショップ

今日は他県での実地研修を企画。同僚20人と共に車三台を仕立てて朝7時に出発します。途中、標高4,700mの山道、アルパカの牧場や野生のビクーニャを横目に見ながら目的地へと向かいます。 研修先は地域発展のモデル集落。1970年代にイタリア人の神父がこの集落を布教に訪れた際、貧しさに心を痛め、収入源創出のためにチーズ生産を指導しました。その後、信者の人々が知恵を出し合って事業は拡大を続け、現在では乳製品をアメリカ、ヨーロッパに輸出するまでに至っています。我々が支援する集落はイタリア人神父が70年代に訪れた状況と同じでまだ始まったばかり。これを短い期間で何とか成長させたい、スタッフも少しでも知恵を得ようと、真剣な眼差しで研修に向かいます。 我々のプロジェクトは始まったばかりですが、いつかは今日訪問した集落のように、エクアドルのモデルとなりたい、そんなことを実感した一日でした。

2018-08-21T09:42:25+09:002014年2月13日|Tags: |

集落でのワークショップ

今日はある集落でのワークショップ。 集落では、色とりどりの民族衣装を着た女性が迎えてくれます。 村に着いて驚くことの一つが女性や子どもしかいないこと。 これは男性の多くは生活費を稼ぐため、都市へと出稼ぎを余儀なくされているからです。村の女性は家を守りながら、年に数回帰ってくる夫の帰りを待つ、そんな暮らしが何年間も続いています。 私たちの目標は、男性達が家族と離れて出稼ぎをしなくても村で生きていけるような環境を作ること。そのために彼等と知恵を出し合いながら、集落での一村一品のコンセプトに基づく新規ビジネスの創出に取り組んでいます。

2018-08-21T09:42:25+09:002014年2月12日|Tags: |

集落への道のり

毎週月曜日は集落でのワークショップ、アンデスの山道を車で一時間以上かけて目的地へと向かいます。 途中では、羊飼いならぬアルパカ飼いの女の子や薪を運ぶお婆さんなどに出会います。 道すがら、少しでも知っている顔に会うと必ず挨拶。世間話をしながら、日々の生活の様子や農産物の生育状況など、彼等の抱える課題をさりげなく把握します。こちらに来て学んだ事、それは地域の課題を知るためには、人々に何が課題であるかを聞いて回るのではなく、日常生活について話を聞く中で、彼等が無意識に感じている問題意識を感じ取ることが必要である、ということです。例えば、「今、どんな問題があるの?」と聞いても、皆さん「特に問題ないよ。」と答えられて終わりですが、日常生活について雑談をする中で、お子さんが予防接種を受けられないで困っている、とか、馬鈴薯が害虫にやられている、等のプロジェクトとして必要な情報が入手できます。 こういうとき、やっぱり頼りになるのはおばさまたち、独自の情報網を持っていて、どこの家で子どもが生まれたとか、どこの家で羊が盗まれたとか、何でも話してくれます。 ひょっとして、僕のことも何でも知ってるんじゃないかと時々怖くなりますが…

2018-08-21T09:42:25+09:002014年2月11日|Tags: |

エクアドルの生活事情 その2

南米の中では比較的安全とされるエクアドルでも、近年は日本人夫婦を狙った襲撃事件が発生するなど、治安の悪化が問題になっています。 そんな中、私が住む町はかなりの田舎ということもあり、安全だと言われていたのですが、今朝、アパートを出ようとすると玄関前にこんなものが... 残念ながらおもちゃではなく、本物です。大家さん曰く「安全対策のため」とのことですが、自分の身を銃で守らなければいけない、ということに日本との大きな違いを感じます。

2018-08-21T09:42:25+09:002014年2月10日|Tags: |
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