活動開始!
区議となってちょうど10日が経ちました。
初めての議員活動として「地域相談会」を開催いたします。
市民の声ねりま副代表・練馬区議会議員 岩瀬たけし
市民の声ねりま運営委員・弁護士 伊藤朝日太郎 の2名が、みなさまのご相談を無料でお伺いいたします。
第1回目の相談会は、6月13日土曜日 午後2時30分~午後5時30分まで。
会場は、岩瀬たけし議員事務所(練馬区大泉学園町1-30-3)
都バス「住宅前」下車徒歩1分です!
事前のご予約をお願いいたします!
電話(03-5933-0108)メール(siminnokoe@nifty.com)
ご予約のない場合はお待たせする場合があります。
キッズスペースもご用意していますのでお気軽にご参加ください。
まちづくりについて、保育園をはじめとする子育てサポートについて、不登校について、若者の進路(就職・就学)について、高齢者や障がいのある方のサポートについて、企業経営について、外国人の方の生活について等、どのような分野のご相談でも、政策レベルの話から、個人レベルの話まで、歓迎いたします。
内容に応じて、岩瀬が区政で問題提起し、今後の政策に反映させていくほか、前職での中小企業の経営/人材育成コンサルティングの経験や開発援助機関での経験も活かしつつ個別の相談に乗ります。
より専門的な個別の支援が必要な場合は、岩瀬ないし伊藤が適切な機関や専門家につないでいきます。弁護士の専門的援助が必要な場合は、(有料となりますが)伊藤が事件としてお引き受けすることもできます。
練馬区にお住まい、お勤めの方であればどなたでもご相談いただけます。
練馬区に住民票のない方、外国籍の方のご相談も歓迎します。
*英語、スペイン語でのご相談にも対応します!
都営大江戸線の延伸について
先日、光が丘から地元の大泉学園まで予定されている都営大江戸線の延伸について、これまでの経緯と今後の取り組みを区役所でヒアリングしました。
都営大江戸線、現在は光が丘駅が終点ですが、土支田、大泉町を通って大泉学園町まで伸ばすことを練馬区では計画しています。
そもそも、平成12年(2000年)に国土交通大臣の諮問機関である運輸政策審議会で「2015年までに、光が丘から大泉学園町まで延伸に整備着手する」(整備着手=延伸の工事を開始する)という計画がなされたことが始まり。しかし、目標年である2015年現在でも、着手には至っていないのが現状です。
現在の取り組みとしては、まずは東京都が中心となって、都営大江戸線延伸予定地の上に道路を建設して、用地の確保を行っている最中です。しかし、用地獲得の状況も遅れていて、光が丘から土支田までの区間では、買収が完了したのは予定地の6割、そして、土支田から大泉学園までの区間ではまだ予定地の2割にとどまっています。加えて、大江戸線延伸に向けての都市計画整備、さらに、大江戸線延伸に資するための基金の積み立て(現時点で16億円、最終的には30億円が目標)が進められています。
今後の大きな展開としては、現在、国土交通大臣のもとで進められている交通政策審議会で大江戸線延伸に対してどのような計画がだされるか、注視されますが、いずれにせよ、大江戸線の延伸が実現するまでには、長い時間がかかりそうです。
男性よ、母乳のための投資とメンテに協力しよう
妻の友人に赤ちゃんが生まれた。
なにやら盛り上がって電話で話している。話のテーマはただひとつ、どうやったら母乳量が増えるか。電話の相手は相当悩んでいるらしい。
現在8か月の息子が生まれた後しばらくして知ったことだが、母乳をめぐるママの悩みは本当に深い。育児初期の悩みのダントツトップといっても過言ではないかもしれない。
多くの男は、生まれたての赤ちゃんが吸えば勝手にぴゅーっ、と出てくる「フリー・ドリンク」と勘違いしているが、とんでもない。最初からたっぷり出てくる女性はむしろ少数派らしい。実は、母乳はものすごい初期投資と、その後のメンテナンスが必要な飲み物だ。赤ちゃんに必要な量を「生産」できるようにするには、初期の段階で、お母さんは頻回に授乳しないといけない。多くて一日12~3回。一回の授乳に15分~20分かかるとして、単純計算でも最大4時間ちかくは授乳に費やすことになる。
ミルクを足したりしていると何時間か上乗せ、だ。これで母乳量が安定するのは100日くらいかかるし、その後も回数が減ると直ちに母乳量が減ってしまう人も多いときく。母乳が出ない自分を責め、「母乳ノイローゼ」とも言えるような状態になる女性も多いらしい(注:母乳の利点は多いが、何事もバランスが大事で、こだわりすぎはよくないと思う。私自身は文明の利器・粉ミルクももちろん、活用したらいいと思っているし、お母さんにとって楽で、子どもが健康なら、最終的にはどっちでもいいのだ)。
しかも、母乳にどんどんとられてしまうのでママは水分と炭水化物等を普段の倍以上(!)とる必要があり、休息も必須だ。しかし、例えば妻を見てみても、8か月経つ今でも、私のいない時は「抱っこひもして、伸びてくる子どもの手をよけながら立ち食い」の日々。
おむつ変えをはじめとした赤ちゃんの世話をしながら家事もしなければいけないとなると、ご飯を2膳分食べるのは時間が許さず、出産前よりも数キロ痩せてしまって心配だ。多くの男性は、「僕が外で働いてる間中、赤ちゃんと一緒に『ごろごろ』(沿い寝沿い乳してるとそう見える)していいな」とか思っているかもしれない(私も最初思ってました、スミマセン)。とんでもない、かなり忙しく、肉体的に(時に、精神的にも)キツイのだ。しかも、授乳している間はアルコールだけでなくカフェインも砂糖や油分(乳腺がつまるの防止)も過度な摂取は避けるべしというのだから、多くのママはホッと一息もままならないと感じてしまう。
多くの男性は家に帰ると、やれやれ・・・とどっかり座って食事を出してもらうのを待ってしまうが、そこはぐっと抑えて、まず牛乳の一杯でも飲んで、自分が子どもを抱いて、へとへとでお腹が空いているであろう奥さんに真っ先に食べてもらうべきなのだ。奥さんを労わるという意味だけではない。
母乳は赤ちゃんの免疫を高める最良の栄養源と言われる。また、災害時、粉ミルクは清潔な水が無いとだめだが、母乳ならその点は安全だ(これは、衛生状態の非常に悪い途上国勤務が多かった私は実感を込めて言える。ただし、今度は母親の心身の健康が必要)。
飲み残しを捨てなくてもいいし、経済的でもある。最初の投資が終われば、どこでもいつでもあげられるだけに、お母さんにとって楽だ。男性はもっと、母乳のしくみについて知識を深めて、ママと協力するべし(余談だが、寄り添うつもりで「母乳、出てる?」等と聞きすぎると、妻によると女性にはプレッシャーで逆効果のこともあるそう。十分なコミュニケーションが必要)。
このように、母乳活動の内容と大変さは、両親教室や父子健康手帳(一部の自治体で配布)等のなかで、現在すっぽりと抜けているように思う。必須の内容として盛り込むべきだ。自戒を込めて。
子育ての大変さ
もうじき8か月になる息子。
かれこれ2か月以上、鼻たれぼうず状態がとまらない。鼻水と連動して起こる、滲出性中耳炎にもなってしまった。母乳を飲むのも苦しそうで、眠りも浅い。よって妻も恒常的睡眠不足。義母に教わり(「昔は、こうしたものよ」)一度は鼻水を口で直接吸ってみた(「ボクの父親力が試される!」と、変な見栄を張ってやってみたが・・・しょっぱい後味が、何とも・・・しかも、自分にも風邪がウツって困った←バカ(-_-;))。
そこで、妻が参加する、ある働くママの会で紹介されていた「ママ鼻水トッテ」という製品を使ってみた。親がチューブで鼻水を吸うものだが、同ママ会では、子どもが逃げるので使用が困難な旨語られていたという。それもそのはず、うちの子も、巧みな寝返りとずりばい・脚蹴りテクで逃げまわり、私も口でくわえたまま15分ほど取っ組み合いをして、結局根負けする羽目に。一人では到底無理だ。でも、働いているママたちなら特に、毎日病院で順番待ちして吸引してもらうための時間も無いだろう。
結局、妻が息子を羽交い絞めにして、私がそのすきに鼻の穴を濡らし、一気に吸うという二人の連係プレイでやっとこさ成功。その時間、わずか5分。うってかわってすっきりした表情の息子。そして、下痢も続いていて一日10回はうんちをする息子だが(我が家ではおしりふきを使わず洗面台で即、洗っている。カブれなくていい)、洗って軟膏を塗り、着替えさせたそばからうんちされてしまって脱力・・・の日々。そのおむつ変えだって、夫婦二人でやれば、ママだけでやった場合(15分くらいかかることも)の半分以下(5分で済む)でできるのだ。
どんどん重くなる息子を片腕でフラフラになって支えながらおしりをあらって、ママのシャツにうんちべっとりついてしまうこともない。お風呂に入れるのもしかり。ママが裸で1時間近くもウロウロしなくていいのだ。虐待をしてるかのような絶叫も、一人だと気がおかしくなりそうだが、二人なら耐えられるのだ。ここにきて、いかに子育てにはパパとママの連携が必要かを再認識。
しかし、果たしてどれくらいのパパが、こういうことに関わることができているのだろうか?
世のお母さんの大半は、一つ一つのすごく時間のかかる作業を、たった一人で来る日も来る日も繰り返しているのだ。しかも、フルタイムで働いて疲れ切って帰ってきてからのお母さんも多い。気の遠くなるような話だ。
前述の鼻水吸い取り器、商品名を「ママ、パパ、鼻水トッテ」に変えようというのは無理な話かもしれないが、育休取得支援や両親教室の改善など、練馬区から取り組めることはきっと沢山ある。
憲法記念日
明日は憲法記念日。
私の大好きな今の憲法が、まさに重大な岐路に立っています。
集団的自衛権が閣議決定による「解釈」によって認められ、憲法改正に向けた動きが連休明けにも加速しようとしています。心配でなりません。
先日、ねりま9条の会のアンケートの回答を行いましたので、この機会をおかりして私の基本的な考え方をさせて頂きます。
以下、ねりま9条への会の憲法改正等についてのアンケート
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質問一、特定秘密保護法を廃止すべきと考えますか
① 廃止するべきである ②廃止するべきでない ③どちらともいえない ④わからない
回答 ①廃止すべきである
民主主義や立憲主義の原理と根本的に相容れません。国内だけでなく国際社会からも異例なほど批判を受けています。仮に廃止法の制定が叶わなくても、国際基準に合わせるよう法改正を求める等、練馬区が率先して、国会へ働きかけるべきです
質問二、集団的自衛権行使は憲法違反ですが、閣議決定に基づく関係法案の改正に賛成ですか。
①賛成する ②反対だ ③どちらともいえない ④わからない
回答 ②反対だ
憲法によってコントロールされているはずの権力(政府)が独断で憲法の解釈を変えることはあってはなりません。閣議決定に基づく法令の改正や制定は食い止めなければなりません
質問三、憲法9条について
①守るべきである ②改正するべきである ③どちらともいえない ④わからない
回答 ① 守るべきである
紛争を武力によって解決することはできません。子どもたちを戦争に送ってはなりません。世界で唯一戦争を放棄した日本の憲法9条は今の時代こそ一層意義深く、日本はこれを外交の基軸とするべきです
質問四、原発を辞めるべきと考えますか
①原発は直ちに廃止すべき ②計画的に廃止する ③原発は必要だ ④わからない
回答 ① 原発は直ちに廃止すべき
練馬区役所等で再生可能エネルギーを導入したり、省エネを進めたり等が可能です。なによりも東京で二番目に人口の多い練馬区からしっかりと反対の声を挙げ続けることが重要です
質問五、安倍政権は欧米列強と肩を並べられる軍事大国の道を進んでいます。練馬区は非核平和都市宣言を行っており、独自の平和外交を取り組むべきだと思いますが。
①外交・軍事問題は国の問題で練馬区とは関係ない ②外国の姉妹都市との交流など、平和外交を進めるべきだ ③どちらともいえない ④わからない
回答 ②外国の姉妹都市との交流など、平和外交を進めるべきだ
その他、加害の歴史を含む近現代史をきちんと学校で教え、平和教育を徹底するために、練馬区が率先して取り組むべきです
その他の意見
私は、「戦争を知らない」30代ではありますが、世界各国の地域開発支援に携わるなかで、紛争国や、立憲主義や民主主義が乏しい国々で人々のいのちやくらしが犠牲になる現状を目の当たりにしてきました。憲法9条についても、先進国や開発途上国の人々から「素晴らしい」「憧れている」と、何度言われたことでしょう。大学でも憲法を専攻した私は、日本、また世界の宝だと考えています。権力の暴走を防ぎ、平和と人権を保障するための現在の憲法を守り通すため、練馬から行動を起こしていきたいと思います。
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これまで、国際協力の活動を通じる中で、今まさに世界で起こっている武力紛争が子どもを含む人の一生にどんなに残酷な事態をもたらすか、世界各地で見てきたからこそ、これまで日本で70年近く憲法を変えないという選択がなされてきたことの重みをもっと受け止めるべきだ、心からそう思っています。