練馬区、5割の区民がマンションに居住、老朽化等の課題も
練馬区は分譲マンションに関する実態調査を2024年度に実施。結果が報告されました。区内で分譲マンションの戸数は20年間で1.7倍(56,500戸)に増加しており、練馬区内で分譲マンションに住む方は13%となっています。賃貸を含むとマンションで暮らす方は全体の約5割です。他方で、老朽化の進むマンションも多い中で旧耐震基準マンションの4割は診断の結果、耐震性に懸念があることや、マンションの管理の問題として、住民の高齢化(54%)、建物の老朽化や設備の不具合(54%)などが明らかになりました。 […]
旧日本軍の施設、稲荷山憩いの森に残る地下壕から60畳分の巨大空間が発見!
練馬区が400世帯以上を立ち退かせ、大規模公園の整備を計画している「稲荷山憩いの森」(2.2ヘクタール)の地中に、旧日本軍の軍事施設跡があることが、練馬区の2022年度の調査で確認されました。その後、2024年度には詳細を把握するために、第三次調査を実施。稲荷山の地下には3つの部屋とそれを繋ぐ通路、そして約60畳分の巨大な空間が現在も存在することが明らかになりました。 […]
練馬区は「子どもの権利条例」の策定を拒否!子どもに優しい社会とは?
4月23日の文教児童青少年委員会、「子どもの権利条例」の策定を求める陳情(第93号)の質疑が行われましたが、練馬区は区としての策定を否定しました。子どもの権利条例は「子どもの権利を総合的に守るための条例」とも言われており、23区でも世田谷区や杉並区、葛飾区など約半数の自治体で作られています。なぜ練馬区は拒否するのでしょうか? […]
練馬区立美術館の建て替え 妥当性を検証する第三者機関が決定、応募は一社のみ…。
人件費や原材料費の高騰により整備費(解体含む)が当初の76億円から1.5倍、109億円まで上昇している練馬区立美術館の建て替えについて、工事の妥当性を検証する第三者機関の選定について、事業者が明豊ファシリティワークスに決定したことが明らかになりました。練馬区に確認した所、プロポーザル方式で募集した中で、応募したのは同社のみだったとのこと。 […]
練馬区の不登校 5年で2.2倍に!全校で空き教室を利用し別室指導支援員の配置へ!
練馬区の不登校児童生徒の数は急増しており、令和5年度は前年度より300名近く多い1648名になっています。特に小学校では5年間で2.2倍、中学校でも1.6倍に達しています。こうした状況を受け、練馬区は4月から全ての小中学校に校内別室指導支援員を配置、空き教室を利用して子どもの居場所を作ることに。ずっと訴えてきたこともでもあり、大きな前進です。東京都でも昨年度からフリースクールに通うご家庭に毎月2万円までの支援を開始しました。しかし、まだまだ十分とはいえません。 […]
練馬区外国人住民アンケート調査結果について 8割が練馬区を住みやすいと回答
練馬区内の外国人住民数は2025年4月1日現在で27,000人を超えており、住民の概ね3.6%が外国籍の方になります。今後も増加が見込まれている中で、練馬区は今後の外国人施策を検討するために区内の5千人を対象にアンケート調査を実施し、その結果が2025年3月末に報告されました。結果からは区内に住む外国籍住民の79%が住みやすいと回答している一方で、病院や災害時の避難場所について困っている方が多いことも明らかになりました。 […]
インド滞在記➊ インド憲法の父、アンベートカル記念館の訪問「教育せよ、組織化せよ、そして抗え!」
息子の春休み、一週間ほどインドに滞在しました。妻が高校生の頃、自身の父が亡くなる前から「インドの父」としてお世話になって来たランジートさんに「孫」の顔を見せるのがメイン。ランジートさんは長年sustainable/study tours等をパルシックという日本のNGOと提携して行ったり、孤児の支援等もしてきた素晴らしい方。妻もデリーに勤務したことがあり、私も議員になる前、パキスタンで現地の貧困削減のために半年ほど活動しており、新婚旅行もインドだったので縁がある地域。いつか子どもが生まれたときには多様性から来る豊かさや途上国の現状を直接感じてもらいたいと夫婦で思っていたので、15年越しの夢がかなったことになります。 […]