練馬区立美術館の建て替え、費用は倍以上の恐れ 「延期」より「中止」を
練馬区は美術館・貫井図書館の再整備について、今年度の解体着手と来年度の本体工事を見送り、当面は継続開館としました。背景には建設市場の逼迫、労務確保の困難、そして工事費が当初想定の倍以上に拡大する可能性があるというサウンディング調査(市場ヒアリング)の結果について、9月11日の文教児童青少年委員会、区民生活委員会で報告がありました。
この状況を「一時的な延期」で乗り切るのではなく、中止し、建て替えではなく改修で対応すべきです。 […]
【練馬区】こども誰でも通園制度―2026年度から本格実施、既に200人以上が落選。
9月11日の文教児童青少年委員会で、議案第107号「練馬区乳児等通園支援事業の設備および運営の基準に関する条例」について報告がありました。来年4月(2026年度)からの本格実施に向け、これまで要綱で運用してきた枠組みを条例として整えるというものです。7月開始の試行から2か月で実施園は増えましたが、9月時点で申込330人に対し定員は61人、既に200人以上が落選という厳しい状況が続いています。本格実施に向けての課題を指摘します。
令和7年 第三回練馬区議会定例会がスタート!
9月5日から第三回定例会が始まりました(会期は10月10日まで)。本定例会では昨年度の決算審査に加え、20件の議案、さらに初日に突如示された美術館の建て替え延期についても審議します。練馬区の将来に関わる大切な一か月、ぜひご注目頂けたら幸いです!詳細は区議会の公式ページをご覧ください。▶︎ 議案・質問一覧(第三回定例会)
109億円の練馬区立美術館の建て替え、ついに延期へ!
第三回定例会の初日(9月5日)、区長の所信表明で、練馬区立美術館の建て替えについて、区が予定してきた工期では事業者確保の見通しが立たず、本体工事契約が不調となるリスクが極めて高いとして、来年度の着工を見送る方針が明らかになりました。計画当初から中止・見直しを求めてきた私たちの訴えが遂に実現したことは評価します。他方で、より早い段階で中止や見直しを決断していれば、財政や区民生活への影響は格段に小さくできたはずです。 […]
大泉で『戦争』を考える:戦後80年、次の世代に何を伝えますか?
猛暑のなか、今年も「大泉で『戦争』を考える」を開催し、60名近い方にご参加頂きました。議員になってからほぼ毎年続け、今回で9回目。当初は地域の戦争体験者のお話が中心でしたが、多くの語り部が鬼籍に入った今、どうやって記憶と教訓を次の世代へ手渡すか―今年は“いま”を生きる当事者と教育現場から向き合いました。
登壇いただいたのは、ミャンマー出身で少数民族でもある方、そして私立高校で歴史を教える岩城慶明さん。お二人の声は、過去の出来事ではなく「現在進行形の現実」として戦争を私たちに引き寄せ、平和について考えさせるものでした […]
第15次地方分権改革、練馬区への影響と残された課題
8月25日の練馬区議会・総合災害対策等特別委員会で、地方分権改革の取組状況について報告がありました。2024年に成立した第15次地方分権一括法の影響が説明され、今回の改正は6事項(8法律)にわたります。練馬区にとって特に重要なのは以下の点です。 […]
令和7年度防災フェスタおよび震災総合訓練の実施について(総合災害対策等特別委員会)
8月25日の総合災害対策等特別委員会で、「令和7年度防災フェスタ」および「令和7年度震災総合訓練」の実施について報告がありました。
1.令和7年度 防災フェスタ
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日時:8月31日(日)10:00~12:00
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会場:光が丘第一中学校
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予算:委託費等で概ね440万円程度(区説明)
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想定来場者数:約3,300人(区説明)
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実施背景:昨年度は台風により中止。今年度は光が丘第一中学校で2年連続の開催となります。会場は本来、練馬・光が丘・石神井の各地区で持ち回りですが、地域内の事情により連続開催となりました。
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主な内容(抜粋):
広報ブース(避難拠点活動紹介・在宅避難の啓発 など)/体験コーナー(はしご車・起震車・煙体験 等)/車両展示(ポンプ車・警察車両 等)/防災啓発用品の配布(飲料水、クラッカー、携帯トイレ、歯みがきシート)。参加は区・消防・警察・自衛隊、ライフライン各社、区内協定事業者・団体 等。 -
熱中症対策:体育館内の休憩スペース確保、スポーツ飲料・塩分タブレットの提供など、暑熱対策を強化予定です。あわせて、毎年8月末の実施時期の妥当性についても、今後の検討を求めました。
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評価指標(KPI)の設定を要請:
啓発イベントであっても来場者数のみに偏らない評価が必要です。以下のKPIなども今後の指標に含めるよう要請しました。-
地域防災組織・消防団・講座等の新規登録数
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豊渓中学校の統廃合 国の方針を無視!? 区は住民合意のないのまま強行へ
8月21日(木)の文教児童青少年委員会で、豊渓中学校の統廃合の中止を求める3本の陳情(第99号・第104号・第105号)が質疑されました。陳情には合計で約1,900名の地域の皆さんに加え、町会長・避難拠点会長・コミュニティスクール(CS)会長など、地域を代表する当事者が名を連ね、「合意形成のないまま進めないでほしい」と訴えています。
それにもかかわらず、委員会で区は統廃合に住民からの「一定の理解は得られた」として、計画を「素案」から「案」へ格上げし、前に進める姿勢を崩しませんでした。私は委員会で、住民の理解や協力が得られていない中で統廃合を進めるのは国の方針に反すると訴え、改めて計画の撤回を求めました。 […]