地域の課題

参議院選挙を終えて。まだ希望はあります。

参院選が近づくにつれ、選挙に関する報道がなぜか少なくなっていき、都知事選挙が中心になっていく、そんな印象を持っていました。今の日本、例えば国境なき医師団の「2016年報道の自由度ランキング」でも世界で72位にされてしまうような事態で、池上さんも恐ろしいことを言っています。 「安倍政権になってからは、自民党はおもなニュース番組をすべて録画して、細かい部分まで毎日のように抗議し、訂正を求め、注文をつけてくる。」 http://news.livedoor.com/article/detail/11737156/ これは私が働いていたパキスタンやエチオピアでは日常茶飯事でしたが、まさか日本でもそんな状況を見るようになるとは、悲しいです。 そんな中、今回の選挙結果の詳細を見てみると、最初思ったような絶望的な状況ではありません。例えば、野党統一候補にしても選挙前は4議席しか取れないと言われていたのに11議席を獲得しました。そして、選挙結果だけをみると改憲4党だけだと3分の2には及ばなかった(その後無所属から自民党に追加公認された議員がいて、党派では3分の2ちょうど、会派では3分の2を超えてしまいましたが)。野党共闘の成果だと思います。 そして次は都知事選挙、私たちの暮らしにも直結する非常に重要な選挙です。私たちも微力ながら、全力で向き合いたいと思っています。

2019-02-13T13:13:05+09:002016年7月13日|Tags: , , |

区民講座 性的”マイノリティ”と性の”ふつう”

先日、男女共同参画センター「えーる」で行われた性的マイノリティに関する講座に参加しました。こちらの講座、区民の方が企画を持ち寄り、自ら講義を行うもの。今回は一橋大学の博士課程の研究者二人が講師となって、参加者とともに性的マイノリティの方が地域で抱える課題や行政が果たすべき役割などについて考えるというものでした。 平日の夜に行われたにも関わらず20名もの参加者が。皆さんの関心の高さを伺わせるものでした。 印象的だったのが、グループワークで話し合われた行政が果たすべき役割について。 2017年度から家庭科の教科書にも性的マイノリティに関わる記述がなされるなど、一定の前進は見られます。ただ、大切なのは、制度はあっても使われない、という事態を避けること。そのためには、当事者の方へのエンパワーメントとともに、地域社会が変わる必要があるという指摘は印象的でした。行政は枠組みを作り、そして旗振り役を務めることが大切であるという意見や、一般質問でも指摘しましたが、今の行政の姿勢はカムアウトをすることを前提とした支援であり、カムアウトしないでも不利益を被ることのない「ユニバーサルな対応」が必要という当事者の声、同時にカムアウトしやすい社会を作るべきという意見もありました。 区民の方が講師をして、当事者を含めた区民の皆さんがともに考える、素晴らしい機会だったと思います。こうした取組が区内でもっと増えていくよう、そして上記の意見を区政に反映させるべく、頑張りたいと思います。

関越自動車道 高架下の高齢者センターについて

先日の議会で、「練馬区立高齢者センター条例の一部を改正する条例」が可決されました。 この条例によって、多くの近隣住民が反対してきた高架下での高齢者センターの設置が決定しました。 この間何度も訴えてきましたが、高架下の開発には多くの問題があります。議会で沿道住民の方の声を代弁すべく、反対討論を行いました。 その抜粋を記載いたします。 「関越自動車道の高架下の「活用」に関する考え方が初めて近隣住民に示されたのは2011年のことでした。 この5年間、地域住民の行政に対する多くの不安や嘆き、不信や憤りが解消することはなく、こうした声に行政が応えることもありませんでした。そして、この高架下の「活用」によって、地域の物理的な分断が進むだけでなく、住民の間にも大きな心理的な亀裂が生まれてしまいました。 昨年12月、建築審査会で近隣住民の代表はこう言っています。 「高架下に建物ができたら、家の前は一面壁で覆われてしまいます。壁ができれば、通行車両の排気ガスは低地になっている私たちの家の方に滞留します。空間を確保しているから通風に配慮している、それは現場を知らない机上の空論にすぎません。いくら区民のための「高齢者センター」だからといって、側道沿いに長く生活している私たち弱者、高齢者はどうなってしまうのでしょうか?」 近隣住民の心からの訴えです。しかし、練馬区はこうした声に耳を傾ける代わりに、施設の早急な整備へと頑なに突き進んできました。そして、これを止めるため、近隣住民は大変な犠牲とともに、訴訟を起こすことをも余儀なくされました 住民の心配が現実のものとなり、施設の建設によって景観のみならず、風通しや騒音など、多くの点で周辺環境は悪化しようとしています。 工事を担当している建設会社についても、近隣住民への説明や協力の要請は極めて不十分でした。特に危険への対処は、安易で局所的ともいえるもので、根本的な解決には至っていません。住民の不安が現実になる形で、3月には工事個所の近くで乗用車同士の事故も発生しています。 近隣住民の声に、現在に至るまで全く応えてこなかった、行政の責任は重いものです。 そして、高架下活用によって地域は分断されてしまいました。 そもそも関越自動車道が高架になったのも、地域の分断を避けることが目的だったとも言われています。しかし、高齢者センターをはじめとする施設が高架下に建設されることで、文字通り大きな壁ができ、地域は物理的に分断されようとしています。高架下の「活用」、地域の長い歴史をないがしろにするものです。 そして、近隣住民の間にも大きな心理的な「亀裂」を生み出しています。説明会でも、練馬区の担当者が説明する横で、同じ地域に住む賛成、反対の住民の間で怒号が飛び交う、そうした状況を目の当たりにしてきました。高齢者施設が完成し、担当の職員は異動しても、住民の方々の生活は続きます。 当初の計画に固執し、開発を強行したことによって住民の間に今後も続くであろう大きな亀裂を残してしまった行政の責任は非常に重いものです。 大泉地域での高齢者センターは住民にとって待望の施設ではあります。しかし、それは、暗くて安全性にも問題のある、そして住民の方の合意が得られない高架下ではなく、日が十分に注ぎ、安全で周辺住民の合意が得られる適地にあるべきでした。 今回の条例案に、近隣住民の思いを代弁して、強い警告と異議を唱えて反対の立場から討論を終わります。」 条例は可決してしまいましたが、工事の中で、また、実際の運営の中で、住民の方々が犠牲となることのないよう、今後もしっかりと訴えていきたいと思います。

文教児童青少年委員会のご報告④ 練馬区の組体操の事故について

*6月27日追記 組体操の事故について、同じ中学校で3件続いたと記載しておりましたが、2件の誤りでした。お詫びの上、訂正させていただきます。 先日の委員会では、今年の運動会に関わる怪我の状況についての報告もありました。それによると、4月~6月の2か月で組体操だけで5件の重大事故(骨折事故)が発生したとのこと。 組体操の事故、大きな問題となっています。 練馬区は今年の4月、すべての学校に対して「組体操の実施に関する方針について」を配布し、安全性に十分留意するとともに、大きな事故につながる可能性がある技を実施しないこと、安全な状態で実施できないと判断した際は、技の実施を見合わせること、などを示していました。 しかし、それでも5件もの骨折事故、しかも、そのうち2件が同じ中学校で起こってしまいました。 なぜ事故が防げなかったか、原因の一つには、組体操の実施の可否を各学校の校長先生に委ねたことにあると思います。地域からの組体操への期待や、周囲の学校が組体操を行う中で、自分の学校だけ行わない、そうしたプレッシャーがある中で、厳しい判断だったと思います。その結果3件も続いてしまった。いうまでもなく、一番の被害者は子どもたちです。 練馬区として、しっかりと方針を出し、タワーやピラミッドなど、危険を伴う技を中止することを含め てしっかりと意思表示することが大切だと思います。 今後、第三者を含めた検討組織を開催し、7月までに安全対策を検討するとのことですが、その報告を受けて、こうした事故が二度と繰り返されないよう、委員会でしっかりと議論していきたいと思います。

「選挙に行こう!」駅頭宣伝の実施

多くの案件があった第二回定例会、昨日ようやく終了しました。 そして、本日は地域の皆さんと共に大泉学園駅で「選挙に行こう!」と訴えました。 訴えたかったのは、7月の参議院選挙では棄権しないで投票してほしいということ。投票率、毎回下がり続けていて、前回の衆議院選挙では有権者の二人に一人しか投票に行っていません。 参議院選挙、経済政策(アベノミクス)にばかり焦点が当てられていますが、憲法変更、沖縄の基地問題、原発の再稼働など、日本の方向を決定しかねない多くの争点があります。 これまでも、選挙の際にはあまり議論されず、その後に国の方向を変えてしまう政策転換がなされることが儘ありました。特定秘密保護法や安保関連法制が象徴的だと思います。 私が長く活動していた南米諸国では、投票日が近づくにつれて、皆さんが、家の中でも、カフェでも、政治について議論する、それが日常の光景でした。そして、前日にはお酒の販売が一切禁止され、当然のように選挙に行く、そんな姿を見てきました。情熱的に過ぎることはありましたが、そこには政治に対する一人ひとりの思いや考えがありました。日本では、「誰に投票しても同じ」というあきらめとともに、投票率が下がり続けています。 投票に行かないということ、それは消極的にせよ現状を肯定することに他なりません。政治を変えるには、選挙に行くこと、それが始まりだと思います。 投票日が7月10日に決定し、6月23日からは練馬区役所で、7月2日からは区内7カ所での期日前投票が始まります。せめて10分だけでも投票のために時間を使ってほしい、そんな思いで訴えるとともに、期日前投票ができる場所を紹介した地図の配布などを行いました。練馬区では今日、34度にも達しましたが、10名もの方にご協力いただき、2時間程度で、200名近い方にチラシを受け取っていただき、また、多くの方からお声がけもいただけました。

文教児童青少年委員会のご報告② 練馬区非常勤職員による給食費と教材費の着服について

昨日の委員会では、区内の小中学校に勤務していた職員が教材費と給食費を着服していたことが報告されました。被害額はおよそ710万円に上るということです。 報告では、同職員は石神井南中学校(平成24年4月~平成28年3月)と関町小学校(平成28年4月~6月)の在職中に、複数回にわたって学校の口座に入金された教材費や給食費を65回にわたって着服とのこと。同様に、校長室から印鑑を無断で持ち出し学校の口座からも引き出していたとのことです。被害額は石神井南中学校で約371万円、関町小学校では345万円にのぼります。職員は「すべてパチンコに使った」と話しているそうです。 この事件、着服した職員の責任は勿論ですが、学校や練馬区が、なぜ4年以上にもわたる着服に気づけなかったのか、管理体制にも問題があります。 着服は今回が初めてではありません。平成25年にも、職員による学校の給食費(1082万円)の横領があり、それを受けてチェック体制の構築、記帳の徹底、ガイドラインの策定などの対策が取られていた中で、なぜ起きてしまったのか、委員会でも多くの質問がなされました。 区の認識は、チェック体制が実際には機能していなかったことが大きな原因の一つであるとのことでした。 本来は、金銭管理は複数の職員によって行われるべきです。しかし、練馬区内では事務職員が一人しかいない学校も31校あり、こうした学校の多くでは一人が管理を担っているのが実態です。 練馬区は対応策として、練馬区では調査委員会の設置、教職員が現金を取り扱わずに金銭の会計処理ができるシステムの構築、学校および教職員の管理監督責任の徹底をあげており、次回の議会会期中に報告するとしています。 こうした事が二度と繰り返されることのないよう、委員会の中でもしっかりと取り組んで行きたいと思います。 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2799103.html

地域での懇親会

先日、地域で活動を支えてくださっている方々をお招きして一品持ち寄りでの懇親会兼、一年の振り返りを行いました。平日の午後、しかも土砂降りの中での開催だったにも関わらず、16名もの方が参加してくださいました。皆さん、手のこんだご馳走をご準備いただき、これほどの種類のおいしい物を一度に食べたのは本当に久しぶりでした。 懇親会では、皆さんの自己紹介をしたのですが、安保法制が施行されたことを受けて、自然と戦争の話に。その場に数人の戦争体験者がいらっしゃったのですが、一人の方は、5歳の時、神戸で空襲にあい、酷い怪我を負ったとのこと。 あまりのリアルな回想に聞き入り、その日は寝付けませんでした。 要約すると、防空壕に避難していたら、隙間から焼夷弾の破片が飛び込んできて、お母さまの腰と腿を突き抜け、彼女の脚に刺さったのだそうです。お姉さんと義理のお兄さんにおぶられ、病院へ。麻酔もないまま手術をし、その時に妊婦だったお母さまは死産の上、脚を切断(しかしお母さまは幸い命はとりとめ、ご自身は幸運にも脚は切断せずに済んだそうです)。丘に血だらけで横たわっていると、低空飛行していた飛行機の窓から米軍の兵士が顔を出しました。すると、彼女や周りの人が生きているか死んでいるかを確認するかのように見渡し、「ニターと笑っている姿が見えた」といいます。その顔が今でも忘れられないとのことでした。戦争は人を狂わせる。その単純な事実。安保法制が施行された今、日本の自衛隊も人を殺す立場に立たされざるを得ない。イラクから帰ってきた多くの米兵や日本の自衛隊の人々がトラウマで自殺したり精神を病んだり廃人同然になったりしている話はよく聞くが、そんな経験をもう、誰にもしてほしくない、と皆さんから次々と声が上がりました。 今回話してくださったかたは、ずっと近しい知り合いだったのにそんな体験をしているとは全く存じ上げませんでした。エレガントでもの静かな彼女からは全く想像もつかない過去の経験。これまで話したくても理解してもらえるかわからず、一度も話したことがなかった、でも、今こそその記憶をしっかりと伝えなければと勇気をだしたとのことで、話しながらも手が震えていました。 直接、戦争を知っている方が減り続けている中で、体験した方からお話を伺うことは非常に重要だと思います。私自身、福岡で幼少期を過ごしましたが、小学校では毎年、長崎に原爆が落ちた日に、経験者の方から話を聞くことになっていました。そのときのお話が私にとっての戦争に対する拒否感や現在の憲法を守らなければいけないという思いの原点になっています。 特に子どもたちが戦争がどういうものかを知るためにも、こういった機会を今後地域の中でもてるよう、私自身も取り組んでいきたいと思います。

2018-08-21T09:41:57+09:002016年4月15日|Tags: , |

区政報告会(いわせてカフェ)の実施①

第一回定例会が終了して初めて、区政報告会を兼ねた「いわせてカフェ」を行いました。 このカフェ、毎回、皆さんから区政への質問や意見をうかがうために実施していて、今回で10回目。前日の夜から、誰も来てくれなかったらどうしょう、とドキドキしていたのですが、天気のいい土曜日の午後だったにも関わらず、初めての方も含めて30人近い方が来てくださってびっくり。 カフェでは最初に議会の報告を行った後、皆さんの自己紹介とともに、それぞれが日々感じていることについてお話いただく。来てくださった方は、アニメ関係の仕事の方、大学図書館に長く勤められた方、塾の先生、地域で高齢者の支援をなさっている方、もと区の職員の方、練馬における父親の主体的な子育てを促進するパパ団体の皆さん、子育て中の方、弁護士、鍼灸師の方など、多岐に亘っていて、それぞれ鋭い意見と洞察力をお持ちだった。特にうれしかったのが、参加者の世代が下は1歳(!)から上は80代までと非常に広かったこと。だからこそ、それぞれの問題点を話すとともに、それを違った世代間で視点を共有するというプロセスが新鮮でした。カフェの最中、私の息子と参加者の方のお子さんが後ろでワイワイ騒いでいる声も聞こえてきて、まさに地域に根付いたカフェになった気がしました。 今回、特にたくさんの意見をいただいたのは、報告でもお話した、英語教育の改善に関連して外国人指導助手(ALT)の雇用形態が全員派遣であるということについて。例えば現役の英語講師の方は、英語は話せても文法になると誤っている等、指導力に欠ける人もいる等深刻な状況について懸念を表明された。地域の関越道路の高架下の再開発として高齢者センターなどの建設が進められていることについてでした。特に、高齢者センターについては、近隣住民の方から、なぜここに作ることに反対かということ語っていただくことで、今回初めて参加した方から、「この問題について初めて知ることができた」という感想もいただき、参加者相互での意見交換が進められたということ、本当によかったと思います。 来週の 4月2日(土)は13時~15時、西大泉地区区民館で再来週の 4月10日(日)は13時~16時で大泉学園地区区民館となります。 ぜひお越しください!

2018-08-21T09:41:58+09:002016年3月26日|Tags: , |

区政報告会(いわせてカフェ)のご連絡

いよいよ明日から「いわせてカフェ」を行います。このいわせてカフェ、地域の皆さんとお茶を飲みながら、少人数でゆっくりと区政のことや地域のことについてざっくばらんにお話したい、そんな思いで開始してもう10回を数えようとしています。今回は通常の区政報告に加えて、皆さんからもたくさんのお話を聞かせていただけたらと思っています。明日は14時半~大泉教会で行います。 ぜひご参加ください! (写真は今回のカフェの案内イラストです。こちらのカフェ、毎回サポーターの方がバナーを手作りしてくれるのですが、今回はラテン風の似顔絵、とても気に入りました!) 1) 3月26日(土)14時半~16時(大泉教会)2) 4月2日(土)13時~15時(西大泉地区区民館)3) 4月10日(日)13時~16時(大泉学園地区区民館)となります。

2018-08-21T09:41:58+09:002016年3月25日|Tags: , |

いわせてかわら版への反響

先日発行したかわら版、「どんな反応があるかな、何も反応がなかったら悲しいな。。。」とドキドキしていたのですが、ありがたいことに今日までにたくさんのご感想をいただけました。 皆さんから貴重なご意見をいただきとても有難いです。 特に、「とてもわかりやすかった」とか「読んで区議の仕事が分かった」というご感想はとても嬉しかったです。 今回は、その中でも私の主張に反対の方のご意見とそれに対する私の答えをお伝えします。(個人が特定されないよう、一部変更しています。) <ご意見> かわら版(号外)の「道路がこの地域を貫通する」の中で、「地域に住む方々に相談もなく整備計画が進められた」とありますが、40年以上前、当該地域に自宅を購入した時点で不動産業者から説明がありました。農道をベースにした道路が多い練馬区が便利になる16m道路です。はるか昔、決定された計画道路に反対するのではなく、その道路予定地に建てられ、取り壊されるべき分譲住宅の責任の所在、「確認申請」の役所の窓口、「販売業者」の販売時の説明責任、他を追及されては如何でしょうか? <回答> 「いわせてかわら版」のご感想をいただきありがとうございました。ご指摘いただいた計画道路についてですが、道路の計画は40年以上前に立てられたものです。当時は農道をベースにしたもので、練馬区が便利になるものだったかと思います。しかし、40年が経ち状況は変わりました。当時農道だった場所は新興の住宅地となり、新たな生活圏が形成されています。その中で、突然、優先整備路線として計画が始まったということ、それについての区からの事前の報告、住民の方への説明会、ポスターなどでの告知もされていません。その意味で、行政としては、まずはしっかりと住民の方に対して計画自体を知らせることが必要だと思います。 私の意見に賛成の方も反対の方もいらっしゃいますが、何よりもきちんと読んでいただけたこと、そして反応をいただけたことが嬉しいです。一つずつ丁寧にお返事をさせていただきました。 皆さんとのこうしたやり取りを通じて、新たな気づきが生まれるほか、私自身にとっても勉強になっています。これからも、こうした双方向の意見交換を通じて、区政に向かっていきたいと思います。

2018-08-21T09:41:59+09:002016年1月28日|Tags: , |
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