国際女性デー 練馬区議会でもジェンダーを訴えました!
今日は国際女性デー、練馬区でも職員全体に占める女性比率は5割を超えますが、女性の課長は22%、部長は14%のみ。管理職に昇進したいと考える女性職員も20代でわずか3%。本日の議会では、区における管理職の女性比率を増やすための取り組みを進めるよう訴えました。 […]
今日は国際女性デー、練馬区でも職員全体に占める女性比率は5割を超えますが、女性の課長は22%、部長は14%のみ。管理職に昇進したいと考える女性職員も20代でわずか3%。本日の議会では、区における管理職の女性比率を増やすための取り組みを進めるよう訴えました。 […]
★なんで呼ばれるときはいつも男子が先なの? 先日の国際女性デー でも問題になりましたが、日本の男女平等ランキングは過去最低の121位。練馬区の小学校や中学校でもジェンダーに関連して多くの問題があります。その一つがこれまでも訴えてきた子どもたちの名前の呼び方(名簿)に関するもの。学校の名簿では男子と女子で分かれていて、なぜかいつも男子が先。 https://www.huffingtonpost.jp/2018/10/16/tokyo-gender-gap_a_23563176/ ★練馬区の学校での男女男女混合名簿への取組が進みます! 4月から始まる第5次男女共同参画計画において、「区立学校において、男女混合名簿の作成を前向きに検討し、男女平等教育を推進します」という表現が追加されました。ようやく第一歩です☺ 「小さいことだし、別にいいんじゃない?」と言われる方もいますが、小さいころからの刷り込みが大人になっても大きな影響を与えるものです。しかも練馬区の中学校では男女を一緒にしている中学校はゼロ校。23区の中でもあまりに遅れていました...。 ★中学校の女子の制服もスカート以外を選べるように一歩前進! 同じく、何度も議会で訴えていた中学校の制服(標準服)について、なぜ女子はスカートしかはけないの?女子だってスラックスなど選べるようにすべき!という主張についても、計画の中で「標準服の選択肢拡大」という表現が加わりました。まだまだ課題は多い中で、ぜひ今後も訴えていきます!
★今日は国際女性デー! 今日は 国際女性デー。男女格差が最低の153か国中121位まで落ちた日本。ウィメンズマーチに参加する予定だったのですが、コロナウイルスの影響で中止に? 国連のグテーレス事務総長はNYタイムズ紙のインタビューの中で、「私は誇り高いフェミニストであり、すべての男性が女性の権利のために闘わなくてはならない。なぜならジェンダー差別をなくすことがすべての私たちのより良い未来につながるから。」答えています。その通りです! https://www.nytimes.com/2020/03/05/world/antonio-guterres-un.html ★練馬区でも女性の管理職はわずか19.8%、議会で選択的夫婦別姓も先送りに 練馬区でも女性の職員は58%いるのに、女性管理職 はわずか19.8%。選択的夫婦別姓の導入についても、区民の方から出された陳情が先送りになってしまいました。今年に入ってからもすでに8区で同様の意見書が採択されています。なぜ練馬区では結論を出すことすらできないのでしょうか? 私も地域から今後も訴えていきます!
今日、3月8日は国際女性デー(International Women's Day)です。 日本の男女平等ランキング(ジェンダー・ギャップ指数)、最新の数字では144か国中、昨年より10位も順位を落とし、過去最低の111位でした(世界経済フォーラム、2016年10月発表)。G7ではもちろん最下位、日本より下位の国は、韓国(116位)を除けばすべて中東・アフリカ諸国という状況です。 アルゼンチンのJICA事務所でインターンをしていた頃、ジェンダーに関するセミナーを開催したのですが、アルゼンチンの方が日本よりよっぽど男女平等が進んでいて(ランキングは33位(2016年))、セミナーをする側が参加者に指導される、というような笑えない話もありました。 日本に戻ってから、日本の制度、感覚について疑問を感じることも多くあります。 例えば、昨年の紅白で、司会者が女子柔道の金メダリストについて「どうしたら結婚できるかな?」と問いかけ、それに対して、あるモデルが「すっごい自分磨きしているし、女の子らしいからすぐできると思う。努力しなくていいと思う。」と答える場面がありました。(https://news.yahoo.co.jp/byline/komazakihiroki/20170102-00066167/) 「女の子らしい」から「結婚できる」という、日本の公共放送ですら、こうした女性らしさを押し付けるような表現を許してしまう、その根はとても深いものです。 また、練馬区でも、2015年から「健恋7係プロジェクト」なるものを始めたのですが、そこでは、「キレイは素敵、健康はムテキ 自分を気遣える女子は「できる女子」」というキャッチフレーズで「キレイ女子」といった特集を組んでいます。(http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/hoken/kenkodukuri/kenkoi7.files/FP1.pdf) 「市民の声ねりま」の池尻議員も議会で追及したのですが、行政がこうしたステレタイプなイメージを助長する表現を行うこと自体がジェンダー意識の高い欧米ではありえないことです。(http://ikejiri.exblog.jp/24780450/) 以前のブログでも取り上げましたが、世界で夫婦別姓が認められていない国は日本を除けば、ジャマイカとインドのヒンドゥー教徒くらいとも言われています。 (http://iwasetenerima.blogspot.jp/2015/12/blog-post_17.html) 国連事務総長のグティエレス氏は国際女性デーに寄せて以下のように述べています。 「国際女性デーの今日、凝り固まった偏見に打ち勝ち、約束と行動主義を支援し、男女平等と女性のエンパワーメントを促進させるため、できることすべてをすると、共に誓おう。」 こうした状況を改善するために、議会でも区のあり方を問い続けていきたいと思います。 (写真は <a href="http://www.freepik.com/free-photos-vectors/flower">Flower vector created by - Freepik.com</a> )