岩瀬たけし

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豊渓中学校の統廃合:2025/08/28 陳情は不採択—練馬区は住民合意なしで前進か

8月28日の文教児童青少年委員会では、豊渓中学校の統廃合の中止を求める3本の陳情の審査が行われ、いずれも採決の結果、否決されました。 陳情第99号は自民、公明、練馬会議が反対し、立憲民主、共産党、インクル(私たち)、生活者ネットが賛成。陳情第104号と第105号は自民、公明、練馬会議、立憲民主が反対し、共産党、インクル、生活者ネットが賛成。結果、いずれも不採択となっています。 […]

第15次地方分権改革、練馬区への影響と残された課題

8月25日の練馬区議会・総合災害対策等特別委員会で、地方分権改革の取組状況について報告がありました。2024年に成立した第15次地方分権一括法の影響が説明され、今回の改正は6事項(8法律)にわたります。練馬区にとって特に重要なのは以下の点です。 […]

令和7年度防災フェスタおよび震災総合訓練の実施について(総合災害対策等特別委員会)

8月25日の総合災害対策等特別委員会で、「令和7年度防災フェスタ」および「令和7年度震災総合訓練」の実施について報告がありました。 1.令和7年度 防災フェスタ 日時:8月31日(日)10:00~12:00 会場:光が丘第一中学校 予算:委託費等で概ね440万円程度(区説明) 想定来場者数:約3,300人(区説明) 実施背景:昨年度は台風により中止。今年度は光が丘第一中学校で2年連続の開催となります。会場は本来、練馬・光が丘・石神井の各地区で持ち回りですが、地域内の事情により連続開催となりました。 主な内容(抜粋):広報ブース(避難拠点活動紹介・在宅避難の啓発 など)/体験コーナー(はしご車・起震車・煙体験 等)/車両展示(ポンプ車・警察車両 等)/防災啓発用品の配布(飲料水、クラッカー、携帯トイレ、歯みがきシート)。参加は区・消防・警察・自衛隊、ライフライン各社、区内協定事業者・団体 等。 熱中症対策:体育館内の休憩スペース確保、スポーツ飲料・塩分タブレットの提供など、暑熱対策を強化予定です。あわせて、毎年8月末の実施時期の妥当性についても、今後の検討を求めました。 評価指標(KPI)の設定を要請:啓発イベントであっても来場者数のみに偏らない評価が必要です。以下のKPIなども今後の指標に含めるよう要請しました。 地域防災組織・消防団・講座等の新規登録数 「ねりま情報メール」等の防災情報登録の純増 行動変容の指標(アンケートによる家庭備蓄・在宅避難計画の作成率 など) 参考資料:01【資料1】令和7年度防災フェスタについて 2.令和7年度 震災総合訓練 日時:9月13日(土)13:00~17:00 場所:全避難拠点(区立小・中学校98校)および防災センター 参加者:避難拠点要員(区職員・学校教職員 等)、危機管理室職員 ほか 訓練内容(抜粋):避難拠点の開設手順・施設利用計画の確認、設備・資器材の点検と操作/通信訓練(防災行政無線による情報連絡、災害情報システムへの情報入力) など。 委員会での指摘:今後は、地域住民の任意参加の枠組み拡大など、住民参加の裾野を広げる工夫も求められました。 参考資料:02【資料2】令和7年度震災総合訓練について ご意見・ご質問がありましたら、ぜひお寄せください。現場での実効性(暑熱・安全・動線・通信・住民参加)と、KPIに基づく効果の測定など今後も訴えていきます!

豊渓中学校の統廃合 国の方針を無視!? 区は住民合意のないのまま強行へ

8月21日(木)の文教児童青少年委員会で、豊渓中学校の統廃合の中止を求める3本の陳情(第99号・第104号・第105号)が質疑されました。陳情には合計で約1,900名の地域の皆さんに加え、町会長・避難拠点会長・コミュニティスクール(CS)会長など、地域を代表する当事者が名を連ね、「合意形成のないまま進めないでほしい」と訴えています。 それにもかかわらず、委員会で区は統廃合に住民からの「一定の理解は得られた」として、計画を「素案」から「案」へ格上げし、前に進める姿勢を崩しませんでした。私は委員会で、住民の理解や協力が得られていない中で統廃合を進めるのは国の方針に反すると訴え、改めて計画の撤回を求めました。 […]

48歳になりました

誕生日にたくさんのお祝いのメッセージをありがとうございました! 今年の誕生日は初めて家族で沖縄を訪問しました。城マニアの小学生の息子の目的は、百名城の首里城、中城城、今帰仁城等に行くこと。私の目的は息子に少しでも戦争を含めた沖縄の歴史や基地の問題等に触れてもらうことでした。 […]

戦後80年 18歳で大泉から戦地に送られた少年兵の証言

岩瀬たけし事務所では、毎年夏に戦争体験者のお話を伺う平和企画を続け、今年で9回目を迎えます。これまで語ってくださった方の中には、すでに鬼籍に入られた方もいます。その中でも忘れられないのは、終戦間際、大泉から18歳で出征した元少年兵の方の証言です。 […]

練馬区 小学校でのプール授業はどうなる? 情報公開請求で全国比較

皆さんは、小・中学校のプール授業にどんな思い出がありますか? 私自身、中学時代は水泳部の部長として、夏の陽射しの下で真っ黒になりながら仲間と泳いでいました。夕陽が沈むのを眺めながら泳いだ記憶は今もはっきり残っています。 しかし今、状況は大きく変わっています。猛暑で水温が上がりすぎ、授業が中止になることが珍しくありません。しかもプールを維持するには1校あたり毎年100万円以上がかかります。こうした中で、全国では学校外のプールを使う自治体が半数近くに達しており、「水泳授業の形」はすでに変わり始めています。 今回、練馬区に情報公開請求を行い、小学校のプール授業に関する全国との違いを分析しました。そこから見えてきたのは、練馬区が全国の中でかなり「例外的」な存在だという事実でした。 […]

子どもの学力が3年で大幅に低下!ゲームやスマホの影響も。全国学力調査

子どもの学力の変化を調査する国の「経年変化分析調査」の結果が7月31日に公開されました。調査の結果、2021年度に比べて全ての教科で成績が下がっていることが明らかに。背景にはゲームやスマホの利用時間の増加と勉強時間の減少などが挙げられています。 […]

戦後80年なのに… 練馬区だけが「平和予算」を削減!?

2025年、戦後80年という節目の年を迎えるにあたり、全国の自治体では平和への想いを次世代に継承する取り組みが進められています。東京23区でも、多くの自治体が新たな平和事業を展開し、そのための予算を拡充しています。 しかし、そうした中で練馬区は調べた限りでは23区で唯一、平和関連予算を減額していたのです。 […]

【練馬区】 参院選の投票率、若者の参加で40年ぶりの高水準に!

2025年7月20日に実施された参議院議員選挙。練馬区では投票率が62.5%に達し、全国平均(56.16%)より6%以上高い結果となりました。東京都内で参院選の投票率が60%を超えたのは、1986年以来となりほぼ40年ぶりです。 この投票率の上昇には、若い世代の政治参加が大きく貢献しています。10代・20代・30代でいずれも前回より10ポイント前後の伸びを記録し、これまでになく高い関心が示されました。 […]

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