About 岩瀬たけし

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80歳の方からのお手紙

区議会のご報告を行う「いわせてかわら版」、地域でお配りしているのですが、読まれたという80歳の方からとても丁寧なお手紙を頂きました。一部だけご紹介させていただきます。 「お手紙を差し上げたのは、高齢になりだんだんとできることが少なくなって、そのうち考えることも面倒になるのではと思ってのことです。私がやってきたこと言えば、PTA活動とせいぜい小さな集会を開いての話し合いぐらいのものです。その中で誰もが経験し、そして永遠に続くであろう教育を何とか市民の手に、とずっと考えてきました。(中略) 会合に行ってもみなさんの話が聞こえないことも多くなりました。子育てをしながらみんなとつながっていたころが懐かしく思い出されます。勝手なお喋りを聞いていただきありがとうございました。ご活躍をお祈りします。」 年を重ねられても子どもたちのために教育を市民の手に戻したい、その強い思いに読んでいて胸が熱くなりました。コロナ禍の中、直接お話を伺える機会が限られていますがこうしてご意見やご感想を頂けることは何よりの喜びです。託して頂いた思いに少しでもこたえられるよう、今後も全力を尽くします。

若者×政治 うちらの主張

若い世代の方々が今の社会や政治に対して何を感じているのか、自由に話し合っていただくことを目的に企画した今日のイベント、30名以上の方にご参加いただきました。参加者は大学生を中心に、シングルマザーの方、LGBTの当事者の方、学校の先生、地域で子ども食堂を支援する方など、様々なご縁で繋がった方々。 ジェンダーのこと、コロナのこと、貧困のこと、政治への参加のことなど、それぞれが感じる”もやもや”について、ご自身のご経験や思いを発言いただけたことは伺っていて非常に勉強になりました。また、世代を超えた理解や合意を形成することの大切さも改めて感じました。 今後、若い方々がさらに自由に発言できるような形にしていけたらと思っています。第二回として10月17日㈯の14時から、「私たちの声を聴いてください!若者×社会」を開催します。ぜひ改めてご参加いただけますよう、よろしくお願いします!

長いお別れ

最初の選挙の前からお世話になっていた方が先週亡くなったとご連絡がありました。 いつも笑顔で、以前の狭い事務所にふらっと来ては本をプレゼントしてくださる素敵な方でした。会社の経営をなさっていたこともあり、どうやったら貧富の格差をなくせるか、真剣に考え意見を仰っていました。 頂いた中で一番思い出深い本が、トーマスピケティの「21世紀の資本」。あまりのボリュームに驚いた顔をした私を見てにこっと笑いながら「ゆっくり読めばいいよ」と仰った姿、はっきりと覚えています。経済成長を期待して、資本主義を放置すれば、ますます格差が拡大するという本書の主張、現在にもそのままあてはまっています。ちょうど今日は昨年亡くなった私の恩人で事務所のスタッフだった方の誕生日でもあります。少しでも頂いたご厚意に応えるためにも、今後も全力を尽くしたいと思います。

練馬区の感染状況の分析

練馬区の企画総務委員会での資料をもとに、7月13日と8月17日時点の感染者数を比較しました。 人口74万人の練馬区、1か月強で新規感染者は5,189名増加、合計で13,000人に。これまでに区民の1.7%が感染したことになります。 増加率が最も高いのが20代で31.3%、30代(18.7%)、40代(16.4%)と続きます。接種が進む60代以上では合計で6.4%と低い数値に。死者数は合計で2名となっています。 自宅療養者 の数もわずか一か月で180名から3,911名まで増加。昨日の段階でも1300人ほどが自宅療養をされているとのこと。1か月で5千人以上の感染が新たに確認されていますが、その多くは自宅での療養を余儀なくされています。そのなかで、東京都が担っている自宅療養者の方への食料品などの送付が滞っているとの話も伺っています。都の業務も限界を迎える中で、せめて練馬区として自宅療養の方への支援を充実させるよう求めています。

誕生日、44歳になりました

誕生日、44歳になりました。 ちょうど20年前、24歳の誕生日はニカラグアのレオンで迎えていました。 大学4年生の夏、将来に迷ったまま、再び日本を飛び出しました。バックパッカーとして2か月間、グアテマラからパナマまでのバスの旅。必要最低限のものしかもたず、どこに泊まるかもわからないまま、町から町へと移動する。その時に一番大切にしていたのが各地で出会う人々との会話や繋がり。ストリートチルドレンと仲良くなってパパイヤを分けてもらって一緒に路上で食べたり、行商の方から生い立ちについて伺ったり。どんな境遇でも人生を楽しもうとする彼らの強さに惹かれるとともに、現在に繋がるマイノリティの方々への支援をしたいという思いが生まれたのだと思います。20年後に自分が区議になっているとは想像もしていませんでしたが、様々なご縁や繋がりで今の私があると思っています。今まで出会った全ての方に感謝しながら、今後も自分の心の声を大切にして生きていきたいと思います。  

外環トンネル の掘削工事、住民の思いを無視して再開。なぜこんなことが許されるのでしょうか?

所属する交通対策等特別委員会、大泉での外環道 のトンネル掘削工事が再開したとの報告がありました。 昨年末、調布市で外環道の地下トンネルを工事中に崩落事故が発生しニュースでも大きく取り上げられました。その後、他の3か所でも空洞が発見されました。事業者のNEXCO東日本は、「原因はシールドトンネル掘削時の土砂の取り込みすぎ」と認め、元に戻すために2年にわたって工事を中断することになっています。 今年4月、同じ地下トンネルの工事を行っていた住民説明会があり、NEXCOは住民の不安の声に対して「周辺の住民の皆さまへ説明することなく、シールドトンネルの掘進を再開することはございません。」と明言していました。 しかし7月に入りNEXCOは突然、停止中のシールド機に故障の恐れがあり、周辺の地表面への影響が生じる懸念があるとして、今後5か月におよぶ掘削の再開を一方的に発表しました。 再開のわずか2日前に報道発表をするということ、住民に対して説明するとした約束を完全に反故にしたと言わざるを得ません。区からもNEXCOに対して厳重に抗議したとのことですが、あまりに住民の思いを蔑ろにしています。 そもそも、工事区間である東京外かく環状道路(外環道)大泉ジャンクション(JCT)―東名JCT間の事業費は、昨年7月の段階で当初の見込みから倍以上となる2兆3575億円に膨れ上がっていて、崩落事故で更に増えることが確実です。安全性や自然への影響も懸念される中で本当にこんな工事が必要なのか、事業の中止も含めて検討することが必要です。区としても事業主にたいして意見するよう議会でも訴えていきます。

【いつになったらワクチンを打てるのでしょうか? HIV陽性者の方からの訴え②】

コロナのワクチン接種について、希望しても予約できないというお問い合わせを多くいただいています。特に深刻なのが基礎疾患をお持ちの方々で、今週もHIV陽性者の方からこんな訴えが届きました。 「7月に接種券が届きましたが、いまだに予約ができません。私達HIVの陽性者はコロナに罹患したら非常に高い確率で重症化すると海外のサイトでも報告されています。現在建築現場で働いているのですが、屋外の作業、酷暑の中でずっとマスクをつけていることもできません。コロナで死ぬかHIVで死ぬか、選ばなくてはいけないのでしょうか?」 […]

子育ての悩み…「食べたら死んじゃうの?」息子の訴え

保育園の頃から繊細さんだった息子。夏休みの前から給食の時に「気持ち悪い」と食べられなくなってしまうことが。最初は理由がわからなかったのですが「口にゴミが入っちゃったかも、大丈夫?」「糊をなめちゃった、死んじゃう?」など、変なものが口に入ることをとても怖がるように。 […]

子どもの本とジェンダー について…はれときどきぶた

息子の夏休み、朝、一緒に本を読んでいます。私が1年生の時に好きだった本が「はれときどきぶた」。 本屋で見つけて数十年ぶりに息子と読んでみました。改めて読むと確かにストーリーは面白いのですが、ジェンダーの描写には違和感が…。 […]

一人親からの訴え「区民税の納付が遅れたら、事前に伝えていたのに差し押さえになると連絡が…」

緊急事態宣言の中、多くのご相談を頂いています。先日もシングルマザーの方からこんなご相談を頂きました。 「コロナで派遣切りにあい、住民税の支払いが困難なので分割払いのお願いをしていました。それでも経済的に厳しい中で、少しだけ支払いが遅れてしまったら、事前に区にも相談していたのに、「差押事前通知書」が送られてきました。差し押さえを避けるためには一括して全額を払えとのこと。事前に相談していたにも関わらず、約束を反故にしたから一括で払え、それができないなら差し押さえというのはあんまりではないでしょうか…。」 […]

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