ブログ2023-02-06T17:39:37+09:00

集落での食事(その2)

つい先日、集落での食事について紹介しましたが今日も違う集落でおもてなしを受けたのでご紹介。。。

集落ではお昼ご飯に招待していただくこともあり、そんなときにはお断りするのも失礼なので、毎回ありがたく頂いています。

内容はその村で採れるものが中心なのですが、そんな中、今日訪問した集落の特産品は「馬鈴薯と地鶏」。ということで、お昼は何となく「馬鈴薯と地鶏を使ったものかなー。。。」とワクワクしていたのですが、出てきたのは、予想の遥か上を行く「20個のジャガイモと3個のゆで卵の盛り合わせ!!」。

最初見たときは、一緒に訪問した三人で一皿をシェアするものだと思ったのですが、次々と同じお皿が出てきて、結局一人一皿ずつ山盛りのジャガイモとゆで卵を食べることに。。

「出していただいたものは全部食べる」というのが、私の信念(?)なのですが、さすがに朝ごはんにもゆで卵を1個食べていたことを思い出すと、「卵を一日で4個食べるのはやりすぎだろ。。。」という心の声に従い、結局、ゆで卵二個とじゃがいもの山半分を食べた時点でギブアップ。

残りは家に持って帰ることにしましたが、村の方がもりもり食べるのを横目で見ながら、彼等がいつも元気な理由が分かった気がしました。。

2014年2月4日|Tags: |

週の始まり

一週間のはじまりは、集落での活動から…

ということで、今日は都市から二時間ほどはなれた支援集落の一つへと向かいました。
集落への道、幹線道路から先は舗装されておらず、アンデス山脈の乾いた、険しい山道が続きます。先住民の方達はこの地に数百年暮らしており、服装、食事、言葉など、今でも伝来の文化を残しています。

私たちの仕事は、彼等に今の時代にあった新しい技術を教えることなのですが、変わるべきものと変わるべきでないもの、集落を訪問するたびに考えさせられます。

写真は集落へと向かう道のり、そして集落の子どもたちです。

2014年2月4日|Tags: |

火山活性化・・・!

私が住む町はアンデス山脈のど真ん中。

昨日からすぐ近くの活火山(Volcán Tunglahua)の動きが活性化したとのこと!

現在は警戒レベルが三段階中の二番目に引き上げられており、新聞やテレビでは火山に近寄らないようにという警告と共に、火山灰への注意が呼びかけられています。火山の噴煙は家の近くからでも確認でき、大きなきのこ雲が立ち上っている様を見ると、自然の荒々しさを実感します。。

私が住む町までマグマが到達する恐れはないのですが、活性化するたびに灰で町が埃だらけになるほか、健康への悪影響や農産物への被害も甚大です。普段は陽気なエクアドル人もこの時ばかりは町でもマスクをしてうつむきがちに歩いています。。

早くおさまるといいのですが。。

http://www.ecuavisa.com/articulo/noticias/nacional/52372-nueva-explosion-del-volcan-tungurahua

写真は昨年、火山が活性化した時に近所で撮影したものです。

2014年2月3日|Tags: |

ウィークエンド

エクアドルに到着して初めてのウィークエンド、そんなときのリラックスには料理が一番!ということで、今朝はマーケットへと魚とお肉の買い物に行きました。
色とりどりの魚、肉がズラッと並んでいて、いつも目移りしてしまうのですが、今日は近くの湖で養殖されたニジマスを発見!すぐにターゲットを絞りました。

でも、大変なのはここからです。外国人とみると、カモがネギをしょってきたとばかりに高い値段を吹っかけられるので、こちらも、「別にほしくないんだからねー。」というオーラを出して、交渉開始。キツネと狸の化かし合いみたいですが、その交渉も生活の一部。楽しみながら、最後にはお互い満足して取引が成立しました。

塩焼きにして頂きましたが、美味しかった。。。

2014年2月1日|Tags: |

直売市!

毎週金曜日は、農産物の直売市!
ということで、今日は私たちの支援している先住民の方たちが集落から、都市部までたくさんの農産物を販売にやってきました。

一言で「やってくる」と言っても、集落からの移動は大変で、今日は皆さん朝の4時前に起きて、バスが通る大通りまで、農産物を担いで歩いていく必要があるのです。

そんな苦労を知っているから、何とか全部売れて欲しい、と願いながら私たちも販売の支援を行っています。有難いことに、今日はお昼までに全部売り切れて、嬉しそうな顔をして帰って行きました。彼等の喜ぶ顔を見ると、仕事へのモチベーションも上がります。

2014年2月1日|Tags: |

集落での食事(その1)

お昼は支援先の集落でご馳走になりました。

食事を出してもらえるのは大変ありがたいのですが、集落では電気も水も限られているので、料理にきちんと火が通っているのか?とか、つい気になってしまいます。。。

そんな中、今日のお昼は、集落で焼いたブタ!

これこそ「火が通ってなかったらまずいよね。。。」と非常に不安になったのですが、せっかく出していただいたものを断るわけにもいかず、「少しだけお願いします。」と言ったところ、謙遜していると思ったらしく「たけしには一番おいしい皮の部分をあげよう!」と皮の塊をドサッとお皿に載せられました。。

恐る恐る料理を見ると、皮の表面にはまだ毛が。。。とはいえ、皆さんの期待に満ちた笑顔を見ると、「ここまで来たら覚悟を決めるしかない」と覚悟を決めて、目を閉じて完食しました。本当にエキサイティングな毎日を送っています。。

2014年1月31日|Tags: |

マーケットの視察

今日からいよいよ本格的に活動開始!

ということで、午前中は市場調査のために近郊の町で開かれているマーケットの視察を行ないました。普段は小さな町なのですが、毎週木曜になると、近隣集落から大勢の先住民が集まって、町全体が大きなマーケットに変貌します。静かな町が、この日ばかりは華やかな先住民の民族衣装を纏った人達で溢れる様は壮観です。

マーケットで売られるのは、それぞれが集落から持ち寄ったもの。現地では「ここに来れば何でも揃う」と言われているように、農産物から綺麗な民族衣装まで、集落での生活に必要なものが全て並べられています。そして、このマーケットの日は、集落の人々にとって、唯一お洒落をして外に出かけられる日。皆さん、カラフルな衣装や貴金属を身に纏い、見ているだけでこちらも楽しくなります。

仕事では、各売り場を巡って品質と価格をチェック。我々が支援している農産物が市場でどの程度の価格で売られているのかを確認します。とはいえ、ただ価格を聞いても教えては貰えないので、必ず何かを買うことになります。ですので、仕事が終わるころには、袋一杯のジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、その他。。。しばらくは買い物をする必要がなさそうです。。。

2014年1月30日|Tags: |

活動開始!!

エクアドルでの仕事が始まりました!

階段をヒーヒー行って上りながらも、息を整えて、意気揚々とオフィスに乗り込んだのですが、なぜかオフィスは閑散とした状態。。。

どうしたのかスタッフに確認したところ、昨年12月に15人いたスタッフのうち、7人が契約更改されずに首になったとのこと!理由を聞くと、今年3月に地方選挙を控える中、政治的な理由で更新されなかったそうです。。

途上国では、政権や長官の交代と共にスタッフが大きく変わることはよくある話ではあるのですが、これまで一緒に戦ったスタッフが急にいなくなるのはすごく寂しいですし、プロジェクトの継続性、一貫性にも大きな障害となってしまいます。

とはいえ、プロジェクトは続くわけですから、残った人達と今日からまた、新たに立て直すつもりで頑張ります!

写真はオフィスからの景色です。

2014年1月29日|Tags: |

オフィスへの道のり

今日からプロジェクトでの活動が始まりました!

昨夜は早目にベッドに入ったのですが、日本との時差(14時間)はいかんともし難く、朝の3時半にはばっちり目が覚めてしまう羽目に。。。その後、眠ろうと悶々としたのですが、結局あきらめ、仕方がないのでフルコースの朝食を準備し、栄養たっぷり、気合十分でオフィスへと向かいました。

しかし、オフィスが思っていた以上に遠い。。やはり、高地にまだ慣れていないらしく、徒歩20分程度の距離なのですが、建物に着く頃には完全に息切れ状態。しかも、最大の難関はここから始まります。というのも、オフィスは4階にあるのですが、もちろんエレベーターはありません。日本でこの話をすると「4階くらい大したことないでしょ」と馬鹿にされるのですが、皆さんエクアドルの標高を分かってない!2800mの中で4階まで上がるというのは、かなりの運動です。しかも、エクアドルの方達は慣れているので、私がヒーヒーいいながら登る横を「頑張れ剛史!」と笑いながら抜いていかれるのがなんともいえません。。早くこちらの標高に慣れて、彼等と同じレベルで戦えるように頑張らなくては!!

写真は私の通勤路の様子です。

2014年1月29日|Tags: |

エクアドル生活事情(その1)

エクアドルでの生活を語る上で、まず第一にお話したいのが日本人のリラックスタイムであるお風呂事情。。。

南米では湯船に浸かる習慣が無く、皆さんシャワーだけの生活をしています。もちろん、郷に入らば郷に従えということで、湯船が無いのは我慢しているのですが、何と今住んでいるアパートでは、お湯すらもろくに出ない、というとっても残念な状況です。。また、出るときも水量が少なく、また湯加減もろくにできないということで、いつ熱湯になるかとハラハラして、決してリラックスとは程遠い。。。そして、三日に一回は全くお湯が出ない、このアンデスの寒い中で冷水を浴びるというのは修行でしかありません。。なぜ、こんなことを書いているかというと、まさにエクアドルに着いた今日この時が冷水しか出ない日にあたってしまったからです。。長旅を癒したかったのに、シャワーを浴びると刺す様な冷水がぶちまけられる、これはいかんともしがたいですね。とはいえ、逆に時差でボケボケしていた頭があっという間にシャキッとなって仕事モードに戻った気がします。

2014年1月29日|Tags: |
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