息子の骨折 一週間が経過しました
先週の月曜、転んで右肩鎖骨を骨折した息子。最初は「血がでてる」(実際は出てない)、「いたがってる。。。」と泣いて息子にとっても私たちにとっても辛い期間でした。。。
そして痛みが和らいでいく中、新たな遊び(?)として気に入ったのが、私たちに話をせがむ、というもの。最初のうちは「機関車トーマス」だったり「アンパンマン」だったり、したのですが、次第にエスカレート(?)してきて、食卓をみて「今日はブロッコリーのおはなしする!」とか、「えっと、今日は洗濯機のおはなしする!」とか目につくものすべてにストーリーを求めるように!あまりの無茶振りに焦りながらも、息子の悲しむ顔を見たくない、その一心で頭を高速回転させる私、「むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさん、そして洗濯機がいました。そんなある日のことでした…」こんな形で始めて、その隙に物語をひねり出す。息子の怪我とともに、私たちの想像力も鍛えられています(笑)。
そして昨日、お医者さんから許可も出たので、1週間ぶりに保育園に行くと、預かれるのは、他の子どもと同じように遊べるようになってから、ということで、最低でももう一週間は、自宅での療養になってしまいました。。。今週から議会も始まるのですが、ばあばの助けを借りつつ、なんとか乗り切っていきたいと思います。
みなさん、選挙に行きますか? シール投票をやりました。
まもなく都議会議員選挙。
テレビなどでは連日、都議選のことが取り上げられていますが、みなさん、どれくらい関心があるのだろう?まずは選挙に行くこと、そして政治に関心を持っていただくことが大切、と考えて、駅前でシール投票を行いました。テーマに選んだのは「テロ等準備罪(共謀罪)に賛成ですか?」、そして「選挙に行きますか?」「行くとしたら、どうやって候補者を選びますか?」というもの。
どのくらいの方がアンケートに答えてくれるかな、とドキドキしながら始めたのですが、20代~30代の若い方や子連れのお母さんなど、たくさんの方がペタペタしてくれて、1時間でシールがほとんどなくなるまでに。普段の駅頭挨拶などでは、私がお話して、区政報告を受け取っていただくことが中心なのですが、今回はシールを貼りながら、その方の思いをお聞かせいただくことができて、勉強にもなりました。
印象的だったのが、毎回選挙に行くという20代の方。どうやって候補者を選びますか?という質問に対して、「もちろんどの政党に属して、何を訴えているかも大切だけれど、看板だけでなくて、その人が今まで何を言って、何を実現してきたかが一番大切。」とゆっくりと考えながら話してくださいました。また、投票の中でテロ等準備罪(共謀罪)についても、法案をそもそも知らない方、また、戦時中の話に関連して、絶対反対だと仰る方など、様々なお話を聞くことができて参考になりました。
こうした活動、今後も定期的に行いたいと思います。ぜひ皆さんもご参加ください!
息子、初めての骨折…
妻が先日帰ってきて、息子も大喜び。
今日は二人で過ごすというので、安心して仕事をしていた夕方、突然妻から連絡が。。
「どうしたのかな?」と電話に出ると、息子が公園で転んで肩を打ってしまい、念のために公園の近くの整形外科に行くとのこと。あわてて要件をすませて病院に駆けつけると、入口から息子の絶叫…こんな痛そうな息子を見るのは初めて。待合室で、他の患者の方がなんとかあやそうとしてくれたのですが、ひたすら泣きじゃくります。それを見て、病院の方も順番を変えてくださって、すぐに診察へ。。
息子をなだめながらなんとかレントゲンを撮影。そして、お医者さんの顔を見ると、残念そうに「やはり、折れてますね…」と一言。
顔面蒼白になる私と妻。それを見て慌てて「折れていると言っても鎖骨だから深刻にならなくて大丈夫ですよ、手術もしないで済みそうですし、3週間程度で治るはずです」とフォローするお医者さん。翌日の診察の予約をして、たくさんの湿布を頂くとともに、肩が動かないよう固定するバンドを装着して帰ってきました。。
痛み止めも効いて、そして家に帰ったら安心したのか、お夕飯も食べずにすやすや眠ってしまいました。息子の寝顔を眺めながら、ふと考えてみたら、私も9歳までに4回骨折をしていたことを思い出しました(そのうち一回はひじの複雑骨折、一回はひき逃げされて大腿骨骨折で二か月入院…)。自分が親になって初めて、自分の両親がどれだけ心配したか、改めて実感しました。
息子との一週間
この1週間、妻が不在でした。息子が生まれてから2回目の妻のお泊り。全然大丈夫だから、安心して!と送り出した後、がらんとした家に残った私と息子…
昨年にも2週間ほど息子と二人で過したのですが、その時は本当に大変。ちょうどその時に卒乳を重ねたので、毎晩、おっぱいを求めて泣き叫ぶ息子をあやしながら、寝不足で日中もふらふらしながら、子育てって本当に大変なんだな、妻に申し訳なかったな…と思いながら過ごしていました。
そして今回、またもや私が試される一週間が始まったか…と覚悟したのですが、半年間でこんなに成長していたのか、と改めて驚かされました。まず、夜はほとんどぐずらずに寝てくれて、たまに、目を覚ましても、私がなでなですると、「ぱぱ。。」とそのまま静かに夢に戻る。
成長したな!と思ったそんなある日、お夕飯を食べさせていたら突然「おさかな食べたら大きくなるかな?」と質問が。「うん、大きくなるよ!」というと急いでパクパク。「たーくん大きくなったよ!」と言って嬉しそうにしているので、とんでもない目標でもあるのかしら?と思って「大きくなったら何をしたいの?」と聞くと「大きくなったら、一人で自転車に乗って遊ぶの!」と宣言。こどもの夢に優しい気持ちになりました。。
日本最大のモスクへ!
先日、渋谷にある日本最大のモスク、東京ジャーミイの視察を行いました。
このモスク、創設は1917年のロシア革命に遡るとのこと。革命時、迫害を受けたトルコ系民族のタタール人(イスラム教徒)はシベリア、満州を経て、日本のこの地域にコミュニティを作ったとのこと。そして、1938年にこの地に初めてモスクを立てたそうです。そして、2000年に建て替えられたのが現在のモスクです。
私もパキスタンやヨルダンなどでいくつかのモスクを訪れていたのですが、日本のモスクは初めて。イスラム教もそれほど一般的ではないから、小さいのかな…などと考えながら一歩入ると、そこは別世界…あたかもイスラム教国に紛れ込んだような、完成度の高さに衝撃を受けました。
伺うと、この建物、コンクリートと水以外はすべてトルコから輸入したとのこと。床を覆うすべての大理石から、柱の一本一本まですべて海を渡ってきたそうです。そして、建築に携わった方々もトルコから来たそうで、100名以上が住み込みで働いたとのこと。
建物も、モスクは正面を中心に完全な線対称(シンメトリー)になっていて、正六角形の形になっているとのこと。また、天井の近くには、蜘蛛の巣を防止するために有効とトルコで思われているダチョウの卵が埋め込まれているそうです。
あまりの静けさ、荘厳さに圧倒されながら、ガイドの方の解説も伺いました。彼によると、日本ではイスラム教に対する偏見が強いが、それは「異文化」といういわば西洋的なフィルターを通じてイスラム教を見ているからとのこと。偏見を捨て、まっすぐ見なければ、異文化と向き合うことはできない、とのことでした。今の世界ではあまりに国家(nation state)の対立ばかりが取り上げられている、しかし、イスラムの教えにもあるとおり、国よりももっと根本的なつながり、に目を向けるべきだ、という指摘は印象的でした。冗談で言っていましたが、日本人はイスラム教徒といえば「豚肉を食べない、一夫多妻、テロリスト」といったようなイメージしかない、でも、本当に大切なのは、お互いの文化をしっかりと理解することである、とのこと。
練馬区でも登録済みの外国籍住民の方は1万7,000人を超え、区民の一人は外国人ということになります。そんな中で外国籍住民、特に在日の方を対象としたヘイトスピーチは近年急激に増加しています。こうした状況を改善して、真の多文化共生を実現するうえで一番基本となるのは、それぞれの文化を尊重し、理解することだと改めて実感しました。今後、地域で視察ツアーも企画したいと思いますのでぜひご参加ください^_^
市民の声ねりまの総会
日曜日、「市民の声ねりま」の総会が行われました。
「市民の声ねりま」の会員の皆さんとお会いして、1年の報告や今後についてお話する貴重な機会で毎年楽しみにしています。今回の総会、いつもお世話になっている方々、100名近くが参加してくださいました。
総会で、私の事務所からは、1年の振り返りとしてサポーターのチームができたこと、事務所を借りたこと、二名のスタッフが一緒に働いてくださっていること、そして、皆さんと市民講座(樋口陽一さん、和田春樹さん講演会など)やいわせてカフェなどを行っていることなどをご報告しました。
振り返ってみると、去年までは自宅を事務所として使っていて、サポーターのチームもありませんでした。それが、みなさんのご支援のお陰で、事務所も持てるようになり、継続して地域の中で活動できるようになったこと、改めてありがたいと実感しました。
久しぶりの懇親会
今日はサポーターの皆さんとの定例会。
一年の振り返りとともに、これから事務所で行うイベントについてお話しました。皆さんとお話して実感したのが、皆さんのおかげで事務所を持つことができて活動の幅がとても広がったな、ということ。「いわせてカフェ」や法律相談会のほか、定期的に絵本の読み聞かせをしたり、ご提案をいただきながら「大泉わくわく講座」という市民講座を2か月ごとに開催したり。そして、今月からは、ドキュメンタリーなどを一緒にみながら議論する会も開催することになりました。こうして皆さんの力を頂きながら、一つ一つの活動を積み重ねて、少しでも地域に根差していきたいと改めて思いました。
その後は久しぶりの一品持ち寄りの懇親会。天気も良かったので、お庭で行いました。自家製のサングリア(お酒は完全に飛ばしてありました。)、卵を使ったポテトサラダ、野菜たっぷりの煮物、古代米、唐揚げ、焼きコロッケ、豚の煮つけ、肉まん、ミルクレープなど、みなさんがそれぞれ準備してくださったもので、どれも材料から体にいいものばかり(因みに私は今回は時間がなく、ズルして生活クラブのロールキャベツ(味付けは私が行いました…))、久しぶりに皆さんとリラックスさせていただきました。
6月10日には、大泉わくわく講座の第三回目として、樹木のお医者さん(樹木医)の方をお招きして、講演会「樹木医から見た大泉のまちづくり」も行います。ぜひご参加ください!
軍艦、ハワイ、朝鮮…皆さんは「軍艦じゃんけん」、知っていますか?
先日、実家の母と久しぶりに話した際、近くの小学校に通う友人のお孫さんが、学校で友達から教えてもらったといって、じゃんけんの「ぐー、ちょき、ぱー」の代わりに「軍艦、ハワイ、朝鮮」と言い出したとのこと。驚くと同時に、私も小さいころ、意味を知らないままに、「軍艦、ハワイ、沈没」と言って遊んでいたことを思い出しました…調べたところ、「軍艦じゃんけん」と呼ばれていて、歴史ははっきりしてないものの、戦時中にできたと推定されるそうです。
皆さんのまわりでは軍艦じゃんけん、ありましたか?
このことから感じたのは、学校であまりに近現代史を教えてこなかったのではということです。知らないからこそ(私も含めて)、こうした遊びが無くならず、また、周囲が止めることもないのではないでしょうか。
私が外国籍住民との共生などについて駅等で訴えているとき、「南京大虐殺はなかった」とか、「従軍慰安婦はデマだ」とか、話しかけてくる方がいらっしゃるのですが、10代から20代の方が多く、「なぜそう思うのですか?」と聞くと、「インターネットや友人から学んだから。」とのこと。改めて聞くと、学校で近現代史はほとんど教えられなかったので、自身で勉強したとのことです。
ちょうど今、地域で日中韓の専門家が共同で編集した教科書「未来をひらく歴史」の読書会に参加していますが、それを読んでも日本の歴史教科書との違いも感じています。社会が、教育も含めてしっかりと歴史と向き合っていくこと、重要だと改めて感じました。










