練馬区の学校給食は大丈夫?給食の委託について

先日、全国約150の学校や寮などの給食・食堂運営を手がける事業者が自己破産を検討していると報道。また、全国でも売上高10億円未満の中小給食事業者の4分の1近くが赤字に追い込まれているとの情報も。多くの方から練馬区の給食についてご質問を頂いています。 […]

2023-09-20T06:40:58+09:002023年9月20日|Tags: , , , |

学校関係者からの訴え:給食費が補助されない学校があるのはなぜ?

先日、学校関係者の方から給食費の補助について自身の働く学校では受け取れなかったとご相談を頂きました。https://iwasetakeshi.net/2022/05/school-lunch-2/ 練馬区は6月の補正予算の中で、食品の高騰にあわせて、小学校では1食あたり15円、中学校では13円の補助を9月まで行うことを決定、5千万円ほどの予算を計上しました。しかし、実際には支給されていない学校があるとのこと、非常に驚いて練馬区に確認をしました。 […]

学校給食について…ウクライナ危機が子ども達の給食に影響、区として対応を!

昨日の退院の後、頂いていたメールやご相談に対応させて頂いています。 学校関係者の方から食材の値段が急騰している中で、子ども達に十分な食材が買えないといったご相談を頂きました。 […]

<それ、子どもにあげて大丈夫? 食品添加物を科学する…学校給食も検討すべき!>

日曜日、ごたごた荘が主催した練馬区の「子どもの食を考える講座Ⅱ」に参加。NPO法人コミュニティスクール・まちデザインの近藤恵津子さんからお話を聞きました。今回のテーマは食品添加物。 中南米で生活してた頃は必ず、毎日コーラを愛飲してた私。学生時代は、ハンバーガーが一個70円(?)くらいだったこともあり、一日3個とか食べてたことも。その後、妻に教育されて最近は生活クラブの食材にこだわりめっきりジャンクな食事も減ってます。でも、そもそも何がいけないんだ?ということで参加しました。 食品添加物として現在認められているのは800以上あるということ、その中には外国では既に禁止されているものだったり、発がん性など問題が指摘されているものもあるとのこと。驚いたのはコーラなどで使われているタール系色素は石油由来のナフサが原料とのこと。実は以前化学会社で働いていたころ、私の仕事は中東から石油製品の原料としてナフサを輸入することでした。数十年ぶりにナフサの名前を聞いたと思ったら、実は毎日のように口にしてたのね、と嬉しいような悲しいような… 講座では売ってるジュースを実際に作るということで、炭酸水に酸味料、着色量、香料を加える実験をやりました。最初はただの甘い炭酸水だったのが、クエン酸やカラメル色素、香料を加えることであっという間にコーラの味に。そして、同じものに着色量(色)と香料(香り)を変えるだけでファンタやレモンソーダのような味に。これほど多くの糖分を使うという事、そして果汁を一切使わなくても同じような味ができることに驚きました。 また、カロリーハーフのマヨネーズの裏側やトクホや機能性表示食品の問題などとても勉強になりました。 近年、食の安全についての意識が高まっていますが、添加物に対しては依然として多くの問題があります。また、家庭で食について守ることはできても、例えば子どもの学校での食事をどう考えるか、などの課題もあります。先日も取り上げましたが、海外ではオーガニックの食品だけを給食に使うという取組が進んでいて、日本で一部自治体では導入を始めています。子どもの食を守るためにも、給食の無償化だけでなく、質、特に原材料や添加物等についても区として検討を進めるよう、訴えていきたいと思います。

2019-07-08T11:44:29+09:002019年7月8日|Tags: , , , |
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