練馬区 小学校職員の盗撮事件について…再犯防止、再び同じ人が採用される恐れは?

本日の企画総務委員会、昨年12月に発生した小学校職員による盗撮事件の処分と対応について報告が。この事件は昨年の12月、1年契約の職員(会計年度任用職員)が2クラスの教室で着替え中の児童を盗撮したことが明らかになったものです。全国ニュースでも報道されました。 https://www.yomiuri.co.jp/national/20211228-OYT1T50054/ 練馬区は当該職員を懲戒免職とするとともに、再犯防止に向けて研修の実施、更衣室等の事前点検の徹底、採用時における確認等の徹底などに取り組むと報告がありました。 […]

多様性の時代、子どもの書初めの文章について 皆さんはどう思いますか?

冬休みの宿題に書初めがあります。文章は練馬区から指定されていて1年生では「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽかしました。」というもの。学校からは、お雑煮を食べなくてもこの文を書くよう言われたとのことです。 […]

タブレット、なぜ家と教室しか使えないの?…実態にあわせた対応を!

先日、ランドセルや区から配られたタブレットの重さについて投稿したところ、たくさんのご意見を頂くとともに、学校から「タブレットは家と教室でしか使ってはいけない」と言われ学童などで宿題が出来ず困っているとの訴えも頂きました。 https://iwasetakeshi.net/2021/10/child-care-5/ 最近ではタブレットの宿題も多いのですが、家と教室以外での使用が禁止されていることから、いつも宿題を行っている放課後学童クラブではできず。夕方以降、家に帰ってからになってしまい、1年生の子どもの寝る時間が遅くなってしまうとのこと。特に低学年の場合は、遊びと勉強の切り替えに時間がかかるので、夜にタブレットの宿題をさせようとしてもなかなか進まず、終わった後もすぐには寝てくれないとのことでした。 区に確認したところ、教員や保護者が見ていない環境でタブレットを使うのは危険なので禁止しているとのことでした。タブレットの利点の一つは場所を問わずに学習ができること、指導員がいる放課後の学童クラブですら使えないというのは理不尽だと思います。 教育委員会に実態を伝えるとともに、こうした区の方針を改善するよう求めています。(写真は配られたタブレット…約1.5キロ。ご意見も頂きましたがタブレットというよりノートパソコンに近いと思います。)

「小学校の水泳の授業、なぜ仕切りもない部屋で一緒に着替えるのでしょうか?」

一般質問では、小学校の水泳の授業の際に、3年生頃まで同じ部屋で着替えている状況について改善を求めました。 【はじめに】 子どもの権利を関連して、先日、小学校の体育の授業で肌着を脱ぐよう指導されるということが大きく報道されました。関連して、区内の小学生の保護者からは水泳の授業の際に、男女が同じ教室で着替えさせられるとして抗議が寄せられています。 政府は昨年、幼児期からの性被害防止教育の実施などを盛り込んだ性暴力対策強化案を公表。低学年にも水着で隠れる「プライベートゾーン」を他人に見せたり触らせたりしないよう指導する教材を作ることを決めています。 文科省も男女同室の着替えについて「児童生徒に羞恥心や戸惑いを感じさせる恐れも大きい」として、各教育委員会に適切な対応を求める通知を出しています。 練馬区 は学校での男女同室での着替えの状況について「把握していない」とのことでしたが、多くの学校では3年生ごろまで仕切りの無い同じ部屋での着替えが行われているとのこと。他方で、杉並区などでは既に、全ての学校で男女別室での着替えを実施しています。区内にもPTAからの予算で独自に区切り用のカーテンを付けた小学校もあると聞いています。 【岩瀬の訴え】 練馬区としても男女同室での着替えが解消されるように、学校への対応を求めると共に、カーテンの設置など施設の整備を進めるべきです。区の見解を伺います。 【練馬区の回答】 水泳の着替えにあたって各学校では、更衣室の活用、男女別の教室の確保、間仕切りカーテンの設置など工夫を行っています。一方で、安全管理の徹底のため、特に小学校低学年においては、男女ともに担任の目が届く同じ教室内で着替えている実態があることも把握しています。児童の人権への配慮や発達段階に応じた対応と安全管理の徹底を両立させる方策について引き続き検討を進めます。 【岩瀬の感想】 区として人権の配慮について言及して、対応を検討すると回答したことは一歩前進だったと思います。カーテンを設ける等、一刻も早く子ども達のプライバシーが保たれる環境をつくるよう、引き続き訴えていきます。

学校関係者の訴え「子どもの目が急に悪くなっています、コロナの影響ではないでしょうか?」…安心して外で遊べる環境を!

緊急事態宣言を受け、連日たくさんのご相談を頂いています。先日、学校関係者の方から 「この1-2年で近眼のお子さんが増えています。子ども達が外遊びをできないからではないでしょうか。」 というご相談を頂きました。 コロナの影響で子ども達が外に出られず、ゲームやパソコンをする時間が増えたと言われています。先日の報道でも視力1・0未満の子どもが小学生が35%、中学生で57%に上っているとのこと。就学前のお子さんのいるご家庭でも、外遊びが制限されるなかでyoutubeなどを長時間見せてしまう、といったご相談も頂いています。 https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210420-OYT1T50267/ そうした中、学校からの一斉メールで近隣の住民からボール遊びが禁止な場所で遊んでいたとの苦情とともに、迷惑をかけないよう連絡が来ました。 練馬区には700か所近くの区立公園や児童遊園がありますが、例えばキャッチボールができる公園はわずか7か所、公園でも子ども達が自由に遊べない、そんな状況です。コロナももちろん問題ですが、子どもの心身の発達には外遊びは不可欠です。区として子どもが外で自由に遊べるような環境をもっと整えるよう訴えていきます。

「練馬区のPTAについての勉強会」、盛り上がりました!

PTAの勉強会、30名近くの方にご参加頂きました。ゲストは区内で初めてPTAへの加入を任意にするなど、多くの改革を実現した方。「大切なのは皆さんが負担感を持たずに、楽しそうだから参加したい!と思えるように組織を変えていくこと」というお話は勉強になりました。 […]

2021-04-24T22:18:13+09:002021年4月24日|Tags: , , , , |

少人数学級は入学の時だけ!?…入学式から2週間、早くも基準を超えた36人に!

40年振りの法改正が行われ、4月から小学校1年生は40人から35人学級に。 しかし、新1年生の保護者の方からお子さんのクラスで36人になったとのご相談を頂きました。驚いて区へ確認した所、入学の時は35人だったものの、転入生が入って36人になったとのこと。教員の配置は東京都が行っており、新学期が始まった後には制度上、加配などの対応はできないのとのことです。その学校では学校が始まって2週間も経たないうちに、基準である35人から外れることになります。 […]

練馬区の小学校 出欠連絡もオンライン化へ!一歩前進!

昨年来、コロナの影響もある中で、出欠連絡について連絡帳以外に電子化も認めるよう保護者の方からご要望を頂き区へずっと対応を求めてきました。区は出欠についてgoogleフォームでのやり取りを3月末から認めると各校へ連絡。導入時期は学校によって異なるとのことですが一歩前進です。今後も一刻も早い全校での実施を求めます!  

教師のバトン「もう死んでしまう!」…教育にこそもっと予算を!

これまで教員の方から過重労働への悲痛な訴えを数多く頂く中で、何度も区へ改善を求めてきました。1月末現在、20名以上の教員がうつなどで長期休養中、学校では教員の数が不足して、小学校では校長先生や専科の教員が担任を持つケースも。https://iwasetakeshi.net/2020/10/school-problem/ […]

「教科書にみる世界の性教育 」なぜ日本ではどうしたら子どもが生まれるか教えないの?

性教育について一般質問で初めて訴えたのが2019年。中学校の性教育の授業でも「どうしたら子どもが生まれるのかは教えない。」というのはあまりに酷いと改善を求めました。 https://iwasetakeshi.net/2019/07/sex-education/ 本書ではオランダ、フィンランド、韓国など世界8か国の性教育の教科書を比較。例えば、オランダでは12歳のときに「セックスをどう思うか」を自由に書き、議論を通じて「相互に尊重しあうこと」を学ぶとのこと。また、避妊の責任についても学校で学ぶとのことです。こうした国々と日本の最大の違いは「自己や他者の性に対する否定的な感情」にあるとのこと、確かに日本では「性行」という言葉自体を教科書で使っていけないなど、触れないことがあまりに多いと思います。 […]

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