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キラリス函館の視察 文教児童青少年委員会 視察報告②

文教児童青少年委員会の視察、2日目の今日は函館市にあるキラリス函館という10月にオープンしたばかりの商業施設を訪問しました。 こちらの施設、地上16階建てで、上部はマンション、そして1-2階は店舗が入っており、3-4階に公益施設が入っています。公益施設の中で、とくに親子連れが過ごすことができる「はこだてキッズプラザ」が調査の対象でした。 「はこだてキッズプラザ」、一番の特徴は、子育て支援が目的ではなく、親子連れの集客による駅前経済の再生にあります。ですので、施設の位置づけも福祉施設ではなく、集客施設であり、所管も経済部とのことでした。 ただ、行政機関であるため、施設にはテラスやプレイグラウンドの他、託児室や子育て支援コンシェルジュによる相談室も完備しています。キッズプラザ、利用者数は一日当たり250人から1600人ということで、非常に人気があるとのことでした。また、施設整備業務は指定管理に委託しており、ソニーが中心となって運営しているとのことです。 実際に施設を見学した感想として、ソニーが運営しているということもあり、最先端の技術を使っていて、子どもにとっては非常に魅力的なコンテンツであることは感じました。特に、3Dの映像や、4Kの巨大スクリーンを使ってのシアター上映は魅力的でした。 しかし、一方で、こうした業務を民間ではなく、市が実施することが適切なのか、という点には疑問も感じました。確かに、経済の活性化は重要です。しかし、商業施設の集客のために行政が税金を投入し、運営を民間企業が担う、そして、そこに子育ての視点はない。だとしたら、最初から民間企業の活動として行うのが望ましいのでは、とも感じました。 練馬においても、様々な子育て支援が検討されていますが、その中で、行政が果たす役割とは何か、ということを改めて考えさせられました。

弘前市のICT教育の推進について(文教児童青少年委員会 視察報告①)

本日から文教児童青少年委員会の視察。 二泊三日で弘前市、函館市、そして七飯町の各自治体の施設を訪問します。 初日は弘前市にて、同市が進めているICT教育の推進について視察を行いました。 弘前市は青森県で三番目に大きな都市で人口17万人。主な産業は農業で、リンゴは全国生産の25%を担っているとのことです。 同市では、子ども達の「日常的なICTの活用」を目指して、授業改善、授業づくりに積極的に取り組み、平成27年度より「弘前式」ICTを導入しているとのことでした。 「弘前式」ICTでは小中学校それぞれ2校をモデル校とし、モデル校のすべての学級に対して、「弘前式」ICT3点セット(書画カメラ、教員用タブレット、電子黒板機能付きプロジェクタ)を整備するとのこと。無線LANを各教室に配備するとともに、委託を受けたICT支援員が週一回の割合で巡回し、授業支援や教材作成支援なども行っています。 1年の実践を通じて、児童生徒の意欲を理解が深まったという評価がある一方で、タブレットのトラブルが多いといった問題やネットワークの煩雑さ、ICT支援員が学校の支援ニーズと一致していない、といった課題も見えたとのことです。以前、佐賀県の武雄市も視察しましたが、そこでも機器の問題がありました。 他にも、研修や教材をつくるために教員の負担がさらに増えてしまう、実際の授業ではほとんど使われない(ある自治体では、環境を整備したにも関わらず、ICTを活用した授業は全体の5%程度)、機器のトラブルが頻発する、教材の種類が少ない、といったことに加えて、子ども達の考える力が育たなくなるのでは、という不安も指摘されています。 確かにICTの効果も期待はできるものの、現時点では、弘前に限らず、機器の導入ありきで、どのように授業の中に位置付けていくのか明確になっておらず、各教員の能力、熱意によって差が発生しているという印象を受けました。 また、ICT導入が学力の向上につながるという意見もありますが、弘前市の担当の方からは、ICTはアナログをサポートするためのものであり、デジタル化することが学力向上に直接つながるものではない、という意見もありました。 練馬区でもICTの導入が進められていますが、設備だけを整えるのではなく、まずはICTをどんな目的で、どのように活用するか、しっかりと方針を示すことが必要だと改めて感じました。

2018-08-21T09:41:46+09:002016年10月26日|

29日の大江戸線勉強会に向けて

今週末(29日)の勉強会に向けて資料の準備。 大江戸線の光が丘から大泉学園町までの延伸は、1972年ごろからすでに検討が始まったとのこと。私が生まれる前に始まった計画の経緯や今後の見通し、課題を皆さんとお話する、そのためには自分がまず理解しなくてはならない、ということで、とりあえず資料を集めてみましたが、あまりにも情報が多い。。整理をしながら、どんなに資料が電子化されても、やっぱり紙で読んだ方が頭に入るな、と書類に埋もれながら妙に納得しました。 都と国が大江戸線延伸に前向きの方針を示したことは歓迎すべきことです。しかし、延伸に向けた動きの中で気がかりなこともあります。大江戸線を招致するためにまちがどう変わるのか、そして練馬区はいくら負担しなければならないのか、といったことです。延伸計画の現状をお伝えするとともに、私たちが感じている不安や懸念も率直にお伝えし、皆さんとお話したいと思います。 参加を希望される方はぜひご連絡をお願いします! 10月29日(土)13時半~15時半、大泉北出張所(大泉学園町4-21-1) 西武バス「北出張所」下車 徒歩2分 キッズスペースあります(託児なし) Tel & Fax: 03-5935-4071 iwasetenerima@gmail.com

2018-08-21T09:41:46+09:002016年10月25日|Tags: , , |

週末の地域での活動

今週末もいくつもの地域イベントに参加しました。 まずは社会福祉法人「つくりっこの家」などが近くの公園で行ったバザー。バザーでは多くの団体が洋服や雑貨、また、被災地で生活する方が作っているエコたわしなども販売しており、私も毎年楽しみに。会場ではペルー人と日本人の素敵なご夫妻とお知り合いになることもできて、地域の中での多文化を実感しました。 翌日、午前中は高齢者施設のお祭りに参加しました。この施設、知り合いの方が屋上庭園の世話をしていて、拝見するのをとても楽しみに。早速屋上につくと、一面、コスモスや百日草など、たくさんの花々が。ビルの屋上、深さ30センチの軽石しかない環境の中でも、丁寧に世話をすることでここまで育つことに感動しました。そこでは里芋も育てているとのこと、収穫にも参加させていただき、久しぶりの農作業(?)にエクアドルでの活動を思い出しました。。 その後、パパ・ママとの懇親会に参加。お祭りで買ったランチを持って、光が丘公園で待ち合わせをしていたのですが、事前に妻と決めていた待ち合わせ場所は「芝生広場の大きな木の下」。しかし、光が丘公園を侮っていました…芝生広場はあまりに大きい。。そして、絶望的なほどたくさんの木が…。さらになぜか妻の携帯にもつながらない…。仕方ないので、一つ一つ木の下を探す私、秋の日差しを受け、皆さんとても楽しい時間を過ごしている横で、修行のような気分に。そして「もうお弁当食べちゃおうかな」と自暴自棄になった時、楽しそうにママ友と過ごす息子と妻の姿が。数年ぶりに家族で再会できたような気持ちを味わうことができました(笑)。 懇親会の後は「避難者と支援者によるふれあいフェスティバル」にも参加。パネルなどで被災地の現状について勉強させていただき、忙しくも有意意義な週末を過ごすことができました。

2018-08-21T09:41:46+09:002016年10月23日|Tags: , , , |

息子の成長

息子の成長に驚かされる毎日。 今朝から、目につくものすべてに「これは?」と質問するように。「知ってるよね?」と思いながら「これは車」と答えると、求めていた答えではなかったらしく、「これは?」と繰り返す。「うーむ…息子が所望している答えは何かな?」と必死で頭を回転させて「これは、青い車だよ」と言うと、今度は満足してニッコリ。そして次々と他の物を指さす。「これは赤いトラック」「これは銀色の車」「青い電車」「黄色い踏切」「灰色の空」…息子の成長とともに、世界がこんなに色に満ちていたことに気づかされた一コマ。 そして夜。息子の相手をしながら、スマホでメールをチェックしていたら、トコトコと近づいてきたので、youtubeを見たいのかな?と思って抱きしめたら、「おーしまい」と言って電源を切ろうとする。ちゃんと構っていなかったのを気づいたのか、と、びっくりするとともに、申し訳なくなってその後は真剣に機関車トーマスのゴードン(息子のお気に入り)で「ガタンゴトン」と息子を追いかけながら1時間みっちり遊びました…

2018-08-21T09:41:46+09:002016年10月22日|Tags: , , |

「護憲派の泰斗」樋口陽一先生との再会

本日、大学時代のゼミの恩師、樋口陽一先生とお会いしました。 樋口先生は『「護憲派」の泰斗にして憲法学会の最高権威』(集英社の紹介文)とも称されていて、昨年は妻の大学院の同級生が編集を担当した『「憲法改正」の真実』(集英社)も出版しています。(感想は、http://iwasetenerima.blogspot.jp/…/blog-post_29.html をお読みください) 大学時代は南米やカナダでの留学(遊学?)やバックパッカー活動(?)、そのためのバイトに勤しんでいた私、決して優秀なゼミ生ではありませんでした…しかし、先生は東大を退官し、早稲田に移ったばかりということもあって、ゼミ生が4名しかおらず、先生に毎回、どんな素朴な質問でもできたということは、とても幸せな経験で、今思えば、先生からご指導頂けたことが、政治を志す一つのきっかけにもなったと思います。樋口先生は、決して偉ぶらず、常に謙虚で物腰が柔らかい、人格的にも素晴らしい人でしたが、今も全然変わっていませんでした。 区議になったことを共にとても喜んでいただき、今回、10数年ぶりお会いできました。私がずっと聞きたかったことの一つ。それは、先生はこれまで、憲法を研究する立場として、政治的な発言はなるべく控えるというスタンスを取り続けてきたのに、なぜ安保関連法制への反対のために、これほど積極的に各種メディアや集会で発言をなさったのか?ということでした。 先生の答え、とても印象的でした。「これは私の『義務』だと思ったからです。憲法学者としてだけではなく、すでにこの世を去った私の先輩や仲間たち、そして戦争で亡くなった知り合いの方のためにも、今の動きを止めなければならない、残された時間は限られていても、それはやらなければならないと思いました。」とのこと。静かな語り口の中で、先生の強さを目の当たりにして、鳥肌が立つと同時に、初心に帰れた気がしました。 その後、練馬区で起こっている様々な問題についても1時間半にわたってご相談させていただいたのですが、地方自治体レベルの民主主義におけるアメリカやフランスの例などを挙げながらアドバイスをいただき、勇気づけられました。

事務所での定例会

今日は毎月行っている事務所での定例会兼懇親会。地域で支えてくださっている方々が集まって、皆さんが気になっていることや、今後の予定などを話し合います。今回は特に来週に迫った大江戸線延伸勉強会、新しい区政報告(かわら版)の構成、来月企画している区政報告会(11月12日、17日)、そしてTPP勉強会(11月19日)などについてたくさんのご意見をいただきました。 打ち合わせの後は、一品持ち寄りの懇親会。毎回、色んな種類の食事を準備いただけて楽しみ。今回も、栗ご飯に始まってキッシュやチョコレートケーキ、種類も量も盛りだくさん。私も久しぶりに中東料理シャクシューカに挑戦しました。こちら、ひよこ豆をたくさん使ったトマトベースの煮込みでオマーンに赴任中に大好物だったのもの。昨夜、息子が寝た後に大量の玉ねぎを切って号泣しながら作ったもので、皆さんにも喜んでいただいて涙の甲斐がありました。 今回の懇親会、前回のホンジュラスの方に続き、今回はベトナムの方も来ていただいて、即席のベトナム語講座を開いたりと、とてもインターナショナル。久しぶりにリラックスすることができました。 その後、池袋駅西口での鈴木ようすけ候補の応援に参加。民進党の安住さん、共産党の志位さん、社民党の福島さん、沖縄の風の糸数さん、自由党の山本太郎さんなど多くの応援弁士の方も駆けつけて、皆さんで鈴木ゆうすけ候補の応援を行いました。

2018-08-21T09:41:46+09:002016年10月20日|Tags: , , , |

大江戸線延伸に関わる勉強会やります!

来週の土曜日(29日)、大泉学園町の北地域集会所にて都営大江戸線の延伸に関わる勉強会を開催します。 練馬区の光が丘から大泉学園まで大江戸線を延伸する計画が進んでします。計画では、区内の4㎞の鉄道と、土支田駅、大泉町駅、大泉学園駅の三駅を整備する予定です。東京都は昨年7月、大江戸線延伸について、「整備について優先的に検討すべき」5路線の一つに位置付けました。また、今年の4月に交通政策審議会も「東京圏における今後の都市鉄道の在り方について」答申し、その中で「進めるべき」と示した6つのプロジェクトの一つに選んでいます。 都と国が大江戸線延伸に前向きの方針を示したことは歓迎すべきことです。しかし、延伸に向けた動きの中で気がかりなこともあります。大江戸線を招致するためにまちがどう変わるのか、そして練馬区はいくら負担しなければならないのか、といったことです。延伸計画の現状をお伝えするとともに、私たちが感じている不安や懸念も率直にお伝えし、皆さんとお話したいと思います。 参加を希望される方はぜひご連絡をお願いします! 10月29日(土)13時半~15時半、大泉北出張所(大泉学園町4-21-1) 西武バス「北出張所」下車 徒歩2分 キッズスペースあります(託児なし) Tel & Fax: 03-5935-4071 iwasetenerima@gmail.com

2018-08-21T09:41:46+09:002016年10月19日|Tags: , , , |

久しぶりのホラー小説

久しぶりに小説を読んでいます。 小さいころから本が好きで、留学中や海外での赴任中も必ず何冊も持参していました。 しかし最近は仕事や子育てで、なかなか仕事に関係ない本を読む時間が持てない。そんな中、好きな作家の一人、スティーブン・キングが新作を出したとのことで、久しぶりに購入しました。好きな理由は、スラングなどが多く、生きた英語の表現を学ぶことができる、という事もありますが、何よりも物語にあっという間に引き込まれるから。日本でもファンの方は多く、村上春樹もファンとのこと。 読んでいるのは、”End of watch”。こちら、日本でも発売された”ミスター・メルセデス (Mr. Mercedes)”の三作目にあたります。“ミスター・メルセデス”は数年前にアメリカ最高のミステリー賞、エドガー賞を受賞していて、面白くてあっという間に読んでしまいました。 しかし、読み始めると、これがすごく怖い。。キングの小説はホラーの要素が多いのですが、久しぶりに読むと、ページをめくる手が震える。。もともとホラー系は大の苦手で、怖い話はおろか、お化け屋敷にも入れないのですが、キングはこれまでも怖いもの読みたさで(?)読んできました。 そんな中、息子を寝かしつけてキッチンで一人で読んでいました。クライマックスの、悪役が殺される生々しいシーン。背筋が凍る、その瞬間、玄関のドアがそーっと開く音が。久しぶりに一人で外出した妻が、息子を起こさないようそーっと部屋に入って来た音だったのですが、あまりの怖さにでおしっこをもらしそうになりました…

2018-08-21T09:41:46+09:002016年10月17日|Tags: , |

地域での活動 その2

議会が金曜に終わり、昨日に続いてイベントが盛りだくさんの今日。 午前中はいつも通っている日本基督教団の大泉教会のバザーをお手伝い。男手が不足しているとのことで、今回もテント貼など、設営のボランティア。このバザー、服などとても安く、しかも掘り出し物が見つかるので毎回楽しみに。今回見つけたのは、カナダの先住民が手織りで作ったジャケットと、わに革のビジネスバッグ。どちらも、かなり質が高く、かつ個性的(?)で私の趣味ど真ん中(笑)だったのですが、「この仕事でいつ着るのか?」という心の声に答えることができずあえなく断念。カナダのジャケットは親友の弁護士が買いましたが、私と違って彼は背が高いので似合っていました。 そして、お昼過ぎに次の目的地「大泉井頭公園の源流祭り」に参加。こちら、地域を流れる一級河川の白子川、源流の環境を守っている方々が開いているもので、私も毎年参加させていただいています。会場では近くに住むスリランカ・アメリカ人の友人夫妻も合流。源流祭りの景品(お饅頭)をもらうために、真剣にクイズに答えるも、なんと「ホトケドジョウはどんな姿をしていますか」という難解な質問。見本を見たにも関わらず、ずっと美術の成績が酷かった私、「これは…」と絶句され密かに凹む。子ども同士は、お互い大の電車好き。英語でも、日本語でも、はたまたシンハラ語でもなく、トーマスのキャラクターを指さして「○×△■」と不思議な会話で楽しんでいました。そしてその後、アート書家の夫妻ともお会いして、ご夫婦の家庭農園をご案内いただきました。ニンジンを抜かせていただいて息子も大喜び。採ったばかりのニンジンの葉っぱを自慢そうに指さすので、「すごいね!!」と褒めていたら、次の瞬間、それを私の口に突っ込んでくる。どうやら、パパにおいしいものを食べさせてあげたい、ということだったのでしょうが、泥だらけの葉っぱを口にしてなぜかエクアドルでの生活を思い出す私でした。。 さらにそのあと、光が丘のパラグアイフェスタへ移動。こちらも、毎年行われているもので、去年も参加させていただきました。会場では、南米の食事の販売や、民族衣装の紹介など行われていて、至る処からスペイン語が聞こえてきます。久しぶりにチョリパンを食べ、ヒッポファミリークラブの皆さんにご挨拶。Hola! Amigos!と多言語の飛び交う中で過していると、気持ちもラテンに戻る気が。一日でたくさんの方と会うことができ、とても充実した一日でした。

2018-08-21T09:41:46+09:002016年10月16日|Tags: , , , |
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