【練馬区】 参院選の投票率、若者の参加で40年ぶりの高水準に!
2025年7月20日に実施された参議院議員選挙。練馬区では投票率が62.5%に達し、全国平均(56.16%)より6%以上高い結果となりました。東京都内で参院選の投票率が60%を超えたのは、1986年以来となりほぼ40年ぶりです。
この投票率の上昇には、若い世代の政治参加が大きく貢献しています。10代・20代・30代でいずれも前回より10ポイント前後の伸びを記録し、これまでになく高い関心が示されました。 […]
【練馬区】中学校の学校選択制度、受け入れ上限が変更に―制度も見直しを
練馬区では、どの中学校にも学区域に関係なく進学できる「学校選択制度」が導入されています。進学先を自由に選べることは、選択の幅が広がる一方で、特定の学校に希望が集中したり、地域とのつながりが希薄になるなど、さまざまな課題も指摘されています。
こうしたなか、区は中学校で今後導入される「35人学級」に対応するかたちで、各校の受け入れ上限をこれまでの40人から35人へ引き下げると発表しました。これは制度運用の見直しですが、同時に、制度そのもののあり方を考えるべき時期だと思います。 […]
【練馬区】発達障害の子 “通級利用に3か月以上かかる場合も”…NHK報道を受けて
発達障害のある子どもたちが、学校での学習や生活の困難を少しでも乗り越えるために受ける「通級指導(通級)」。この支援を受け始めるまでに、全国の多くの自治体で数か月もの時間を要している現状をNHKが昨年報じました。今回、情報公開請求を行ったところ練馬区においても、支援開始までに3か月を超えるケースがあることが明らかになりました。
練馬区に表れた参院選結果──政治潮流と市民の意識の変化
2025年の参院選、練馬区での投票率は62.49%でした。60%を超えたのは、1986年の衆参同日選(当時の中曽根内閣)以来で、全国平均よりも5ポイント近く高くなっています。先日の都議選に続いて皆さんの関心がとても高かったことがわかります。
練馬区の特徴は現政権に対してより厳しい判断がくだされたこと、一方で国民民主党やチームみらい、共産党、保守党などが全国に比べて高い支持を得たことにあります。
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「外国人がごみ出しルールを守らない」は事実? 練馬区のデータで読み解く偏見と事実❷
参議院選挙を前に、外国人政策がかつてないほど大きな論点になっています。その中で、「外国人がごみ分別ルールを守らず、街がごみだらけになっている」といった主張が、ネットを中心に広がっています。しかし、果たしてそれは事実なのでしょうか? 練馬区の公式データを調査するとともに担当所管にヒアリングを行い、実態を検証しました。 […]
「外国人優遇」は本当か?――練馬区のデータで読み解く偏見と事実
参院選を前に、外国人政策がかつてないほど大きな争点となっています。「外国人が生活保護を受けすぎている」「国民健康保険を滞納して制度を壊している」といった言説がネットに飛び交い、中には排斥を訴える政党も存在します。
しかし、これらの言葉は本当に事実に基づいているのでしょうか? 練馬区の具体的な公的データをもとに、二つの代表的な主張――「生活保護の33%が外国人」、「外国人が国保制度を破壊している」――を検証します。 […]
練馬区だけ禁止? 公園花火、解禁に向けて―子どもの声に耳を傾けて
練馬区では、約700カ所にのぼる区立公園すべてで花火が禁止されています。他方、23区のうち少なくとも17区では条件付きで花火が許可され、5つの区はこの数年で新たに解禁しました。子どもたちにとって大切な体験である「夏の花火」を、一律に禁止するのではなく、子どもの意見を聞きながら、ルールある解禁に向けて区の姿勢を見直すべきではないでしょうか。 […]
【練馬区】ついに開始「こども誰でも通園制度」多くが落選 順次拡大へ
保護者の就労状況を問わずに子どもを保育園に預けることができる「こども誰でも通園制度」、練馬区でも7月から試行的にスタートしましたが、数百名の申し込みがあった中で多くの方が落選したことが明らかになりました。練馬区は新たな施設確保に努めており、なるべく早い時期での再募集を行うことになります。 […]