<いわせてカフェ、行いました。そして今日は子育てサークルです>
議会の合間に地域のみなさんと暮らしのこと、政治のこと、地域のこと、なんでも気になることを紅茶やお菓子を楽しみながらフリーでお話する「いわせてカフェ」を行いました☺午前と午後の二部、今回は学童クラブの待機児童問題、図書館の指定管理、児童相談所の設置などなど、わたしたちの暮らしに直接かかわりのあることばかり、当事者の方々の切実な思いや悩みを共有いただきました。社会を変えるには地域から、皆さんのお話を聞いて、議会で訴えていくためにとても貴重な機会です。
練馬区は23区で唯一、区としての児童相談所の設置に反対しています。今回のカフェには、新宿区で外国にルーツを持つ子どもの支援を行っている方がお越しになり、どれほど子どもを取り巻く状況が深刻かをお話いただきました。児童相談所自体もパンク寸前でなかなか個別の対応が難しいといったお話、とても勉強になりました。
学童クラブの待機児童、練馬区では保育所よりも学童クラブに受かるのは難しいと言われていて、今年も5,400人以上が申込をしています。特に1年生が優先で合格するので、2年生になって落ちてしまう方がとても増えたというお話も。
そして、大学図書館で長く働いていた方から練馬区でも、幅広い区民の意見を聞くために図書館運営協議会を設置すべきというご提案をいただきました。
日々生活する中で直面する具体的な問題を伺えるのは、私にとって、一番有難いことです。社会を変えるにはまずは地域で起こっていることを知り、その問題を一つのきっかけとして、地域や社会の問題を解決するために議会で取り組むことが大切だと思っています。ぜひこうした機会をまた持ちたいと思います。
そして、今日の2時から、事務所でお子さんと保護者の方と一緒に行う”子ども英語サークル”を行います。英語といいながらも、楽しみながら、ペルーの方など、様々な文化に小さい頃から触れよう、というサークルです。また、子育ての悩みなども一緒に考えます☺よろしければぜひお越しください!
<ふるさと納税 練馬区からなくなるお金、来年度は22億円になります>
最近、ふるさと納税に関するコマーシャルを多く見ます。全国の自治体のふるさと納税の獲得合戦(?)も激しさを増していて、大阪の泉佐野市では返礼品に加えてAmazonの商品券を100億円分も配るという報道もされていました。
練馬区でもふるさと納税を活用して他の自治体に支払いをする方が増えています。
制度が始まった平成27年度には4,500人が利用し、1.2億円が他の自治体に納められましたが、昨年度(2017年度)は32,000人もの方が利用し、練馬区から16.5億円もの収入が減少しました。
1年で16.5億円あれば一体何ができたでしょうか?
区の説明では認可保育所であれば12園を作れたとのこと。。。
来年度(2019年度)の減収額はさらに増え、22億円にも達すると予想されています。
それだけあれば、保育所では15カ所は作れたでしょうし、例えば経済的に厳しい方に区が独自に支給している就学援助などの増額も検討できるはずです。
本来、住民税として練馬区に納められ、練馬区のために使われるはずのお金が他の自治体にどんどん流れていく、しかもその大きな理由の一つが豪華な返礼品であるということ、税の公平性、公正性にかかわる問題です。
現在、国はふるさと納税の返礼品について、支払額の3割以下にすること、地場産品のみにすることといった通知を出していますが強制力がない中で、効果がない状況です。法律の改正を含めて、いまのふるさと納税の在り方を見直すべきです。(写真はイメージです。)
<「図書館司書のストライキ」経過報告会 図書館を守るために必要なこと>
2018年12月に練馬の図書館司書の方がストライキをおこすかもしれないというニュースが大きく報道されました。最終的には回避されましたが、その後も組合と区との交渉が続いてきました。その後の経過について、本日の会で報告がされました。
会では、区と組合との何度にも亘る協議の結果、雇止めも懸念された非常勤職員である図書館専門員全員の雇用の継続と、異動先の光が丘図書館で、カウンター業務を含む図書館業務に従事し、引き続き区立図書館全体の指導監督を担うという条件を区に認めさせたものの、区が推し進める指定管理化の方針を撤回させることはできず、断腸の思いで区の提案を受け入れたとの報告がありました。
12館ある練馬区立図書館は、これまでの直営3館体制から光が丘図書館だけが直営へとかわります。図書館専門員の方の今後の処遇についても議論が続けられることになります。
図書館専門員をはじめ、参加された方々のお話を伺って改めて思ったのは、図書館はそれを支える人がいてこそ成り立つということでした。司書の方が語った「図書館の仕事は、本が好きであること以前に人が好きでなければできないのです。司書なら誰でも「良い本」が…人を育て、人の命をも救うことを知っていますがそのためには人が好きでなければなりません」という言葉、印象的でした。
司書の方を非常勤職員として雇い、スキルと経験だけを積ませ、これまで何十年間も月20万円程度で雇い続けてきたということ、そのうえでさらに指定管理にするということで人件費を削ろうとすること、専門性を必要とし、図書館の核である図書館司書の方に犠牲を強いているという現実を区は恥じるべきです。図書館は消費されるサービスではありません。区として司書職を常勤としていくことが、図書館のみならず私たちの暮らしを豊かにするために必要だと改めて思いました。
<みんなで焼き芋大会@大泉学園 二回目☺>
20年以上続いている恒例の家の庭での焼き芋大会、一か月前から消防署から焚火の許可もとって、薪の準備もばっちり!と思っていたら前日が予想外の雪に…。焼き芋大会から雪合戦大会になるのか…と絶望的な気持ちになったのですが、毎年サポートしてくださる樹木医の安東さんが神業のようにあっという間に火を起こし、小学生の頃から焼き芋に参加してきて、今は立派な社会人・パパ(!)という仲間たちがずっと火の世話をしてくれて一安心。
「おさるのジョージ」でジョージがキャンプ場でマシュマロをあぶる光景を見て、実践したいと思っていた息子とお友達は目がキラキラ。その他、玉ねぎを焼く人、パンを焼く人。今回は友人で日本初・バングラデシュ人保育士であるパパ友が、ダル(レンズ豆) を鍋に入れ火にくべてスパイスで煮てスープを作ってくれました。アメリカからの友人や多言語サークルで一緒の友人たちも来て、いろんな言語や話題(政治や社会、食の安全等)飛び交う「いわせて」焼き芋大会に。
今回も保育園のママ友や地域の方々、カフェや講演会でお世話になったなど80名近くが参加。梅の蕾がほころんでくるのなどを見て、ほっこりしました。
<子どもに性のこと、どう教えたら? NPO法人ピルコン 染矢明日香さんのお話@大泉西小学校>
大泉西小学校の地区公開講座で、NPO法人ピルコンの染矢明日香さんのお話を伺いました。講座のタイトルは「おうちで伝える『性』のおはなし」、内容は保護者の方が子ども達に性のことをどう伝えればいいの、という疑問に答えるものでした。
性教育については、私自身、議会においても学校での性教育を充実させるべきと何度も訴えてきました。いろいろと勉強するなかで染矢さんの書かれた記事や論文、インタビューも拝見していたので、地域でお話を伺えることをとても楽しみにしていました。(私の議会での訴えはこちらです。https://iwasetenerima.blogspot.com/2018/06/blog-post_20.html)
染矢さんのお話、ご自身の経験など、とても具体的で納得できるものばかりでした。例えば、子どもに性について聞かれたときにどうすればいいかということ。私もとまどってしまうと思いますが、大切なのは頭ごなしに「そんなこと聞いちゃダメ!」と否定してしまうのではなく、肯定的に聞くこと。その場で答えられなければ、一旦時間を取って、絵本などを使ってその子にあった言葉を選んできちんと理解できる範囲でお話しすることが大事とのことでした。
また、性に関する情報が多くある中で、ただ「見ちゃダメ!」と言うのではなく、何が問題かを一緒に考えることが大切とのことでした。例えば、アダルトな動画や漫画はあくまでもフィクション(作り物)であるということ。大切なことは、相手のことを心から大切に思う気持ちを持つとともに、自分のことを大事にすることであり、性行為はその先にあるということを理解してもらうということでした。だからこそ、相手に強制してはいけないし、自分がいやならはっきりと嫌ということが大事だっていうことをしっかりと教えるということが必要というお話でした。
私自身、学校で性教育を受けてこなかったので、どうやって子どもと向き合ったらいいか戸惑いもあったのですが、染矢さんのお話を伺えて少しだけ自信が持てた気がします。
当日は雪が舞う中にもかかわらず、60人近くの保護者の方で会場は超満員でした。グループトークや質問でも活発な意見が出されていて、皆さんの関心も高いということを実感しました。練馬区内の小中学校においても、性教育はほとんど行われていない中で、このような機会をすべての学校で持てたらいいと思います。
練馬区の3年間の計画について意見の募集が始まります。ぜひご意見をお寄せください!
昨年の12月、練馬区は今後5年間の計画として「第二次 みどりの風吹くまちビジョン」の案を策定しました。今日の委員会では前半の3年間(2019年度~2021年度)までの具体的な活動と目標(年度別取組計画)の案が示されました。
まず長い期間(今後30年)の見通しとして、練馬区の人口は現在73万人ですが、2049年まで増加を続けて76万1000人に達する見込みです。(*ちなみに練馬区の資料では「平成61年」となっています。もう元号が変わるとわかっているのに、あくまでも元号を使い続けています…)
ただ、人口が増えるといっても、日本人の人口が増えるのは2030年までで、その後は外国人の増加によって練馬区全体の人口が増えるという予想になっています。2019年1月現在の外国人人口は約20,000人ですが、2049年には約41,000人となる試算です。
ただし、この数字は過去5年間で増加した人数から単純に計算したもので、私は法律が改正された中で、外国人の方の数はもっと増えると思っています。
また、年齢についても65歳以上の方が現在は区民の5人に一人程度ですが、30年後には4人に一人程度になる見込みです。
こうした状況をもとに、今後3年間の計画が1.子ども関係、2.高齢者、3.福祉と医療、4.安全・快適、みどり、5.農業、商店街、スポーツ関係、6.区民協働の6項目に分かれて示されています。内容は保育園のこと、児童相談所のこと、高齢者支援のこと、緑のこと、障がいのこと、などなどどれも私たちの生活に直接かかわるものばかりです。
2月21日から区のウェブサイトで公開され、3月末まで皆さんの意見を募集します。
皆さんの意見によって、今後の暮らしがかわるかもしれない、とても大切な機会ですので、ぜひ内容をご確認いただき区へ意見をご連絡ください。
なお、わたしの所属する委員会(健康福祉委員会)では、福祉分野についての報告がありました。私からは生活保護受給世帯の子どもへの支援の充実について訴えました。
練馬区はこれから、生活保護受給世帯の子どもの支援として「子ども支援員」を強化することを計画しています。子ども支援員というのは「生活保護受給世帯の子どもの状況を的確に把握し、学習環境や生活習慣を改善する」とあります。
もちろん人の数を増やすことは必要ですが、現在の練馬区では子ども家庭支援相談員をはじめ、スクールソーシャルワーカー、子ども支援員など、たくさんの方々が支援に関わっています。しかし、それぞれの機関での連携や情報の共有が進んでおらず、効果的な支援が行えていないという声が上がっています。合同の会議も定期的には開催されていますが、今後は機関同士の連携をさらに強化するための組織としての取組が必要だと訴えました。
<節分…心の中にオニがいるんだよ>
節分の日、今年も私がオニでした…。豆まきを終えてひと段落すると、息子が突然語りだします…「たーくんはオニがどこにいるか知ってるよ☺」「(パパ)えー、鬼ヶ島かな??」「オニは心の中にいるんだよ」「え???」4歳の息子の哲学的な回答に固まる私。
「(パパ)どうして知ってるの??」「保育園のおあつまりで先生が言ってたの!」「(パパ)なるほど!じゃあたーくんの心にはどんなオニがいるの?」「えっと。。。泣き虫オニ!」「(パパ)ふふふ、あたってるかも!じゃあパパにはどんなオニがいると思う?」「えっとえっと…怒りんぼオニ!」「(パパ)えーー!!なんで?」「だってこの前パパ、たーくんに「いい加減にしろ!」とか言ったでしょ、怖かったよ。」
確かに先日、遅い時間まで寝ようとしない息子につい怒ってしまったことを思い出しました。反省して「ごめんね…どうやったらオニを追い出すことができるかな。。。」と聞くと、「オニは外!福は内!って言ってお豆を食べたらいいんだよ、きっと」と教えてくれます。息子の成長を感じながら「オニは外、福は内」と二人で神妙に唱えながら豆を食べ続けました…
練馬区議選の立候補予定者説明会
今日は練馬区議選(4月21日)の立候補予定者説明会。ギリギリまで他のイベントに参加していたのでお昼を食べる時間がなく、ダッシュでコンビニに寄ります。外のベンチで開けてみたらシュークリームとクリームパン…。どんだけ甘いものが好きなんだろう…と一人後悔する私。選挙まであと2ヶ月半、大量の申請書類の説明を受けながら早くもドキドキ…クリームが出そうになりました…頑張ります☺
<これからの図書館について いわせてカフェ、行いました☺>
今日の午後、岩瀬たけし事務所で「これからの図書館について考える」カフェを行いました。昨年12月、練馬区の図書館で働く専門員の方々がストライキをするのでは、というニュースが大きく取り上げられました。最終的にストライキは回避されたものの、改めて今後の図書館はどうあるべきか、地域の皆さんとカフェのような雰囲気の中で一緒にお話しました。
講師には、明治大学の図書館で長く働き、現在も大学で図書館学の教鞭をとっている飯澤文夫さんをお招きしました。
小人数でゆっくり話す予定だったのですが、あっという間に超満員。皆さんの関心の高さを改めて実感しました。飯澤さんからは地元の大泉学園に図書館ができた経緯を伺いました。今から40年前、「地域に図書館を!」という住民からの思いから始まり、それが議会での決議などもありながら、市民と共に図書館が作られていったということでした。あってあたりまえの図書館が、実は非常に強い地域の思いからできたということ、その過程を学べたことは新鮮でした。
また、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県にあった図書館についてのお話。衣食住のあとではなく、衣食住と同じくらい本が大事だということに改めて気づかされたとのことでした。
特に印象的だったのは図書館で一番大切なのはカウンター業務である、という話でした。日々、利用者と接する中で、本を紹介したり、何が地域の図書館として必要か知ることができたりする。行政はカウンター業務を専門性が必要ない業務として、最初に委託してしまうが、それが一番の間違いである、という指摘です。昨年、図書館の指定管理にかかわる集会に参加したときに、専門員の方が「図書館の最大の財産は人であり、図書館の一番の仕事は本と人をつなぐことである」という話を伺ったのですが、そのお話ともつながっていると思います。
練馬区では12の図書館のうち、9館で指定管理が進み、さらに2館が指定管理になろうとしています。一方で、自治体によっては指定管理による様々な問題を経験する中で直営に戻すという動きも全国で見られています。公共施設である図書館の責任、行政の責任、そして皆さんの代表である議員としての責任、担うべきものがそれぞれにあります。
今日、皆さんのお話を伺う中で、図書館は単に本を貸すだけの場所ではなく、コミュニティの核にもなり、また、地域資料の収集なども担う社会施設であることを改めて認識しました。
2月12日には”図書館司書のストライキ”を受けての経過報告会が行われます(18時から、ココネリ研修室1にて)。私も参加します、ぜひお越しください!
<みんなで焼き芋大会@大泉学園(次回は2月10日です)>
日曜日、家の庭で恒例の焼き芋大会を行いました。
焼き芋大会、20年以上前から毎年、消防署の許可を得て地域の方や子ども達と一緒に行っています。ルールはとっても簡単で自分で食べたいもの、焼きたいもの(お芋、ソーセージ、マシュマロなど)を持参して、火を囲みながらワイワイ楽しむというものです。
ママ友やパパ友、さらに最近では地域のお知り合いや支援者の方など、どんどん繋がりが増えていて去年もたくさんの方が参加。今年は二回に分けておこなうことに、一回目を昨日行いました。
今回は保育園のお友達のほか、アメリカ、バングラデシュ、ペルーの方など50人近くが参加。皆さんで子育ての悩みを共有したり、パパ同士での仕事のお話をしたり。そして、スペイン料理のレストランで働くシェフの方がペルーの方とトルティージャ(スペインオムレツ)の作り方の即席クッキング講座を開いてくれました☺(オリーブオイルを200CCも使うことに驚愕しました…)。
様々な世代、背景を持つ方が一緒にこうして集まり地域ならではの繋がりを作ること、とても大事だと思います。次回は2月10日です、ぜひお気軽にご参加ください☺。