子どもだけじゃなくて先生も限界!休職する先生も、学校にもっと予算を!

先日の決算では子どもへの支援とともに、教員へのサポートも求めました。 【はじめに】 子どもだけでなく、多くの教員からもSOSが届いています。学校の再開後、土曜授業や7時間授業の実施、消毒など、大変な負担がかかっています。今年の8月にはTwitter で当事者の先生が発信した #先生死ぬかも というハッシュタグがトレンドになり全国的にも問題になっています。私の所にも特に2年目や3年目の若手教員から「仕事は好きだけど、あまりに大変でもう続けられない」という悲痛な訴えも届いています。練馬区においても、8月末現在、休職中の教員は既に18名に達しており、区としていかに教員の負荷を減らすか、真剣に検討すべきです。 【先生、全然休みが取れない!】 特に、教職員からは土曜授業が負担であると訴えが届いています。土曜授業は、本来は臨時的な措置で、教職員は代休を取ることが大前提になっています。教員は代休や有休を十分に取れているのでしょうか?お答えください。 【回答】 代休は取得できていると認識。 【岩瀬の主張】 代休は取れているとのこと。しかし、教員からは「代休は取れても、その代わりに年休を大量に余らせて捨てています。結局権利としてある年休が消化できないままになります。」とのことです。年休の取得状況について、ぜひ実態を把握するとともに、すべての教員が十分に取得できるよう対応すべきです。 【教員の残業も多すぎです!】 教員の働き方改革の一環として練馬区でも電話機の応答メッセージ機が導入されました。このこと自体は評価しますが、現場の教員からは作動時刻が遅すぎるとの訴えが届いています。小学校は6時半、中学校は7時に作動を開始するとのこと。教員からは「7時直前にかかってきて、8時過ぎまで電話が続くケースも珍しくない。」とのこと。そもそも教員の労働時間は基本的には17時頃まで。残業することを前提とした設定は遅すぎます! 【回答】 校長会とも協議して設定した。支障があれば今後検討を行う。 【教員の数が足りません!】 学校で教員の休職が相次いでいる中で、一番影響を受けるのは子ども達。ある小学校では、教員の補充がされずに算数の少人数教育などの専科そのものがなくなっているとの声が届いています。 【回答】 基本的には代替となる教員が都から派遣されることになる。今後も適切に対応する。 【岩瀬の主張】 実際には派遣されないケースもありますし、代理の教員についても、教員免許は持っているものの実務経験のない方が担任を持っているなどのケースがあるとも聞いています。 【最後に】 子どもや教員が抱える問題を解決するためには、中長期的には一クラスの人数を減らすこと、教員の人数を増やすことなどの抜本的な改革が不可欠です。区としても都や国に対して働きかけを行うべきです!

【決算が始まりました!】

いよいよ今日から決算の審議が始まりました。項目ごとに昨年のお金の使い方、そして今後の区政について議論をする貴重な機会です。持ち時間は各会派の人数によって決まっていて、私たちは14分間。短い時間の中で、皆さんから託された思いを何とか訴えるため、毎回全力を尽くしています。私が担当するのは、区民費・地域文化費、保健福祉費、教育費の三日間。全ての根底に込めたのが、ジェンダーの視点、そしてマイノリティへの支援への思いです。今回のコロナで最も影響を受けたのが、女性や子ども、外国人、性的マイノリティなど構造的に弱い立場に置かれている方々です。一時的な対策に終わらず、構造的な変化につなげて欲しい、そんな思いで原稿を作りました。どんなやり取りになるか今からドキドキ...。明日から頑張ります!

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