文教児童青少年委員会

【結果報告】豊渓中学校の統廃合、1900名を超える反対の陳情が不採択に!

10月10日、令和7年練馬区議会第三回定例会の最終日に豊渓中学校の統廃合の反対に関する陳情第99号、104号、105号の3件の陳情を審査しました。議決の結果、いずれも不採択となりました。 しかし、特に陳情第99号「保護者や地域との合意形成なしに豊渓中学校の統廃合を決定しないことを求めることについて」では48名の議員のうち、20名が賛成、区の強引なやり方に対して議会を二分する強い反対の意思が示されました。陳情の賛否でこれほど意見が分かれたこと、10年間の議員活動でも記憶にありません。これまでの議論と本会議での議決前に行った討論の内容をご報告します。 […]

上石神井小学校・上石神井中学校の建て替えについて 小学校の運動場、一人あたり面積が区内最小に!

10月7日の文教児童青少年委員会、上石神井小学校と上石神井中学校の改築(建て替え)についての報告がありました。新たな計画では、それぞれの小中学校の運動場を使えない期間についてずらすために工期を2年近く伸ばすとのこと。計画では隣接する小中学校を一体化する予定ですが、小学校の運動場、一人あたりの面積は区内最小に。中学校の運動場も大きく削減されます。子どもや教員への負担も予想される中でなぜ同じ建物にする必要があるのでしょうか? […]

【練馬区】石神井小学校の増築、区は拡張用地を購入!校庭不足に対応へ

2020年に建てられたばかりの石神井小学校の増築計画について、新たな図面が10月7日の文教児童青少年委員会で報告されました。(これまでの経緯はこちらをご覧ください。)同校は区内で運動場が二番目に狭く、増築によってさらに狭くなることなどが懸念されていました。今回の案では、運動場がこれ以上狭くならないよう建物の面積を15%削ったことが報告、あわせて学校の近くに800㎡の土地を学校拡張用地として購入したことが報告されました。 […]

【練馬区】「乳幼児一時預かり、キャンセルではなぜ子育て応援券を使えないの?」保護者の声、訴えました!

保護者がリフレッシュしたい時などに、生後6か月から就学前のお子さんについて区の施設で一時的に預かる「乳幼児一時預かり事業」、多くの保護者の方が利用されています。ゼロ歳児では一単位あたり2000円、1歳児以降ですと1500円ですが、出産時に配布される子育て応援券を使うことも可能です。しかし、直前にキャンセルする場合は現金での支払いしか認められていない、との訴えを頂き練馬区議会で改善を求めました。主な内容をご報告します。 【参考資料】:乳幼児一時預かりについて […]

【練馬区】保育園のスキマバイト 面接もなく初対面、着替えの補助も。あまりに遅い区の対応…

保育現場での人手不足が広がる中、練馬区でも多くの保育園でスキマバイトの活用が進んでいます。 スキマバイトとは1日または数時間の単位で働けるアルバイトで、最大の特徴はスマホ等で申し込みができ、事前の面接が不要な点です。しかし、区内の認可園で募集されている業務内容には「着替えの補助」が含まれていることを確認しました。事前の面接もなく、初対面の職員が子どもの着替えの補助まで行うことは適切ではありません。区として対応を求めるよう、10月1日の決算委員会で訴えました。ところが練馬区の回答は「募集内容に記載があっても実施はしていないので問題ない」とのこと。子どもの命や安全に誠実に向き合う姿勢は見られません。当日の内容をご報告します。 […]

ベビーシッター制度の利用時間拡充へ…一方で上限まで利用する方は3%のみ、見直しを!

みなさんはベビーシッター制度を利用されたことはありますか?9月16日の文教児童青少年委員会で、練馬区の「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり)」の拡充について報告されました。東京都の補助事業を活用し、障害児・ひとり親家庭の上限時間の引き上げや、障害児の小学校6年生までの対象年齢拡大が示されました。他方で、昨年度の利用をみると上限時間まで活用された方はわずか3%。制度の拡充も必要ですが、兄弟児の利用が困難な事や、償還払いとなっていること、手続きや煩雑なことなど、より使いやすい制度にする必要があります。 […]

【練馬区】物価高騰が学校給食を直撃 10月から「米」を区が一括支援へ

物価高騰が続く中、子ども達の給食の質を守るために、補正予算を組んで予算を増額するよう一般質問でも練馬区に求めました。9月11日の文教児童青少年委員会で、物価高騰対策として給食用の「米」を区が一括購入し、各校に配布することが決まりました。皆さんの声が届きました! […]

練馬区立美術館の建て替え、費用は倍以上の恐れ 「延期」より「中止」を

練馬区は美術館・貫井図書館の再整備について、今年度の解体着手と来年度の本体工事を見送り、当面は継続開館としました。背景には建設市場の逼迫、労務確保の困難、そして工事費が当初想定の倍以上に拡大する可能性があるというサウンディング調査(市場ヒアリング)の結果について、9月11日の文教児童青少年委員会、区民生活委員会で報告がありました。 07【資料5】練馬区立美術館・貫井図書館の再整備について この状況を「一時的な延期」で乗り切るのではなく、中止し、建て替えではなく改修で対応すべきです。 […]

【練馬区】こども誰でも通園制度―2026年度から本格実施、既に200人以上が落選。

9月11日の文教児童青少年委員会で、議案第107号「練馬区乳児等通園支援事業の設備および運営の基準に関する条例」について報告がありました。来年4月(2026年度)からの本格実施に向け、これまで要綱で運用してきた枠組みを条例として整えるというものです。7月開始の試行から2か月で実施園は増えましたが、9月時点で申込330人に対し定員は61人、既に200人以上が落選という厳しい状況が続いています。本格実施に向けての課題を指摘します。 ※委員会配布資料:02【資料2】議案第107号 練馬区乳児等通園支援事業の設備および運営の基準に関する条例 […]

豊渓中学校の統廃合:2025/08/28 陳情は不採択—練馬区は住民合意なしで前進か

8月28日の文教児童青少年委員会では、豊渓中学校の統廃合の中止を求める3本の陳情の審査が行われ、いずれも採決の結果、否決されました。 陳情第99号は自民、公明、練馬会議が反対し、立憲民主、共産党、インクル(私たち)、生活者ネットが賛成。陳情第104号と第105号は自民、公明、練馬会議、立憲民主が反対し、共産党、インクル、生活者ネットが賛成。結果、いずれも不採択となっています。 […]

Go to Top