いよいよあと1日、鳥越俊太郎を都知事に!
都知事選までいよいよあと一日。
選挙が始まってから、連日の応援スタンディングやポスティング、電話がけ。支援者の皆さんの日夜のご協力をいただきながら、皆でできることを片っ端からやってきました。
なぜ、皆さんと私がここまで鳥越さんを応援したのか、それは、弱い立場の人々の視点で物事を考えられる、鳥越さんこそが都知事にふさわしいと思うからです。私が区議を志した原点、それは「マイノリティが住みやすい社会こそが誰にとっても住みやすい社会である」という思いでした。
そして、ジャーナリストとして、権力におもねることなく、弱者に徹底的に寄り添う姿勢を貫いてきた
鳥越さんに、日本の首都である東京のかじ取りを任せ、そして東京から、もう一度、平和や憲法の大切さを発信するとともに、そして、誰もが自分らしく生きられる社会を実現したい、そう願ったからです。
選挙も残すところ、あと一日、電話がけやスタンディング、私もできる限りのことをしたいと思います。ぜひ皆さん、鳥越俊太郎を都知事にしましょう!
鳥越さん、練馬に来る
本日、鳥越さんがついに練馬に来ました。
4時過ぎに駅に着くと、すでに沿道を埋める人々。
一階と二階のデッキだけでなく、近くのビルの中からも大勢の手を振る方が。私も前に立たせて頂いたのですが、たくさんの知っている顔に感動しました。
政党の幹部や市民の方々の応援のあと、いよいよ鳥越さんのスピーチ。選挙の序盤に吉祥寺に聞きに行ったのですが、その時に比べて数段力強い。ご自身がこれまでジャーナリストとして、権力におもねることなく、常に弱い立場の側に立ってきたこと、そして、誰よりも聞く耳を持つことを、桶川事件などでの自らの経験をふまえて滔々と訴えていました。そして政策では、日本の首都である東京から平和を、憲法の大切さを、そして原発反対を訴える。こうしたことは東京都と関係ないじゃないか、という人もいるけれど、決してそんなことはない。どれも私たちの生活の基本であり、だからこそ、都政でもしっかりと捉えていかなければならない、ということをはっきりと訴えていました。
訴えを聞いて、なんとしても鳥越さんを都知事にしなければ、という思いがさらに強くなりました。残り3日、私たちも全力で鳥越さんを支えたいと思います。
私の事務所でも電話がけを行っています。ボランティアで入れるかた、数時間でも結構ですのでぜひご協力ください!
また、明日も以下のスケジュールで野党や市民の方の共同での演説を行います。
私は前半の大泉学園と石神井公園に参加できる予定です。ぜひ皆さんも応援をお願いします!
7月28日(木)
16:00 大泉学園駅南口 弁士-山尾・木内
16:50~17:30 石神井公園駅 弁士-山尾・木内
18:20 光が丘IMA前
19:30 練馬駅
都知事には鳥越俊太郎を!鳥越さんを応援する理由
昨夜の大泉学園駅での市民の方や他会派の方との共同宣伝では、何としても鳥越さんに都知事になって欲しい、そんな思いで私も応援演説を行いました。時間の関係で全部はお伝えできなかったので改めて内容を掲載します。
「皆さま、こんばんは、練馬区議会議員・市民の声ねりまの岩瀬たけしです。
私も世界30か国で国際協力の仕事をしてきましたが、鳥越俊太郎さんも50年以上、報道の現場で、紛争地などを自分の目で見てきた方です。ご自身が幼かった時の戦争経験からも、武力では平和をもたらすことができないという事を、誰よりもわかっている、また報道や言論の統制がいかに恐ろしいかをわかっている方です。
日本において、特に今の政権になってから、報道の自由は崖っぷちです。鳥越さんを都知事にすることで東京から平和を訴え、そして報道や言論の自由を取り戻しましょう!
参議院選挙では残念ながら改憲勢力が三分の二に達してしまいました。本来、憲法は国家権力の暴走を防ぐためにあります。自民党の改憲草案は、全体主義的な体制を国民に強いた明治憲法よりもひどい内容で、国民の自由と人権を制限するための道具に成り下がっています。
みなさん、そんな日本で、そんな東京でいいのでしょうか?
グローバル化が進むなか、多様な文化をもつ人々との共生は、必要かを議論するまでもなく、あたりまえです。みんながありのままの自分で受け入れあう社会を実現できるのは鳥越さんだけです。今何不自由ない生活をしている人だって、いつ弱者やマイノリティになるかわかりません。マイノリティが住みやすい東京こそが誰にとっても住みやすい東京になることを、鳥越さんは知っています。
いま、保育園に入れない子どもたちも沢山います。保育に予算をかけないようにしようとする現政権の政策は、他の先進国と比べても特異です。鳥越さんは、不要な事業の予算を回すことで保育の量と質を確保しようとしています。私も2歳の息子がいますが、安全や健康が確保されない保育園は嫌だと思う親御さんは、ぜひ鳥越さんに投票してください。
なぜいつまでたっても、高齢者や若者の貧困がなくならないのでしょうか?それは、弱い立場の人たちの境遇を自分たちで見ていないからです。「みんなちがって、みんないい」そんな日本を東京から、なんとか実現しましょう!」
文教児童青少年委員会報告 練馬区の小中学校の統廃合:学校の質の問題?
学校の統廃合は一番の優先課題なのでしょうか?
先日の委員会では、練馬区の小中学校の適正配置についての報告がありました。練馬区では、小学校12学級以下、中学校11学級以下、を過小規模としています。この基準で見ると、小学校で6校、中学校で13校が過小規模となります。
過小規模校への対策を検討するための委員会が5月に設置され、委員会で中間提言がなされました。それによると、今回、特に、光が丘第四中学校と旭丘小学校については今後の具体的な方策について速やかな検討が求められるとのことでした。
小規模で学校として成り立たないから統廃合するというのは、一般論としては理解できなくもありません。
しかし、具体的なケースとしてはどうなのでしょうか?
例えば、光が丘第四中学校について、今年入学した生徒は24人で確かに少なかったといえます。しかし、学区内に住んでいる生徒の数だけをみると、94人と、付近の中学校の中では最も多い数字です。しかし、学校選択制度を活用して、ほとんどの生徒が隣にある、光が丘第一、第二、第三中学校を選んでいる現状があります。
つまり、問題は生徒がいないのではなく、生徒がその学校に行きたくない、という事にあります。ですので、最初に考えるべきことは、生徒が少ないから統廃合する、というのではなく、なぜ、この学校に行きたいと思う生徒が少ないのか、その原因を考えて対策を練る事だと思います。
学校は単なる学びの場、というだけでなく、地域の避難拠点でもあり、コミュニティーの核として機能しています。だからこそ、学校の適正配置については様々な視点による慎重な議論が必要です。
今後の委員会でもしっかりと議論していきたいと思います。
文教児童青少年委員会報告 練馬区の小中学校での体罰について
皆さんは、体罰は必要悪だという意見をどう思いますか?
本日の委員会では、平成27年度の区内の小中学校での体罰の状況について報告がありました。練馬区では当該年度だけで5校(石神井西小、大泉第三小、大泉学園緑小、谷原中、大泉西中)で7件の体罰が発生したとのこと。(詳細は東京都教育委員会のサイトをご覧ください http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/2016/pr160623a.html)
体罰は教職員による生徒にたいする暴力であり、子どもの体のみならず、尊厳を傷つけるものであり、人格を否定し屈辱を与える行為です。クラスメートの前で体罰を受けることも、こどもの自己肯定感を傷つける。どんな形であっても許されないものです。
海外を見ても、先進国であるアメリカやフランス、ドイツなどでは体罰は犯罪と認識されており、社会的に全く許容されていません。他方で、日本においては、いまだに体罰は必要であるかのような意見も聞かれます。
そこでまず、練馬区として、どのような事情であっても体罰は許されないものであるとともに、体罰を犯した教師には毅然とした姿勢で臨むということを、質疑を通じて確認しました。
そのうえで、体罰の調査の方法について質問を行いました。
体罰は教員と生徒へのアンケートを通じて把握していますが、生徒へのアンケート、昨年までは生徒に名前を書くことを求める記名方式でした。
生徒にとって、教師の暴力を訴えるのは大変な勇気が必要です。その中で、さらに自分の名前を明らかにすることを求められる、これでは生徒は報復等を恐れ、正直に申告できないでしょう。そこで、昨年の委員会では、心理的負担を軽減するために無記名にすべきと提案したのですが、事実
関係を確認するには名前の記述が必要である、と答えていました。
この件について、本日の委員会で再度確認したところ、今年度から学校によっては無記名での調査を開始しているとのことでした。これは大きな進展です。来年にはこうした動きがすべての学校で広がるように要望するとともに、教師に対する更なる研修の実施を求めました。
いじめは生徒間の暴力であり、体罰は教師による生徒に対する暴力です。暴力という点では同じであり、練馬区の学校でのすべての体罰が根絶するよう訴えていきたいと思います。
東京から立憲主義を取り戻そう!鳥越俊太郎を都知事に!
いよいよ都知事選が始まりました。鳥越さんの応援のために、昨日は吉祥寺の演説会、今日は光が丘での地元の議員による合同演説会、そして夜は「鳥越俊太郎を応援する市民センター発足式」に参加しました。
先日の参院選では、最終的には、残念ながら改憲勢力が3分の2を取ってしまいました。しかし、権力暴走の流れを変える大きな(しばらくないであろう)チャンスがやってきました。鳥越さんを候補として、野党共闘が実現したのです。
東京から立憲主義を取り戻すために、そして、「日本の夜明けは東京から始まる」(BY共産党小池晃議員)そんな気持ちで臨む必要があります。
鳥越さんの演説の中で以下の趣旨の話に共感しました。
「都知事選挙なのに、なぜ憲法や国政の話をするのか、という批判もあります。しかし、日々の生活をつかさどる都政と憲法は密接に関わっていて、また、東京都の問題は国政の問題でもあります。日本の首都である東京から、憲法と平和を守る、そのことをはっきりと打ち出すことで、日本全体を変えていくのです。」
また香山リカさんの次のような言葉も響きました。
「例えば、東京では1人世帯が全体の25%をしめ、未婚率も全国で最も高い。少子化の最も進んだ自治体である。しかし、それは悪いことだけではない。どんな生き方も認められる、多様性の象徴ともいえる。しかし、自民党の改憲草案の24条1項には、家族の重要性が強く示される中で、こうした一人世帯や個人の権利が尊重されるのか、懸念される。そうした中で、鳥越さんが都知事としてしっかりと憲法を守るという姿勢を見せることに大きな意味がある。」
私たちもあと2週間、地方議員として、地域の中で鳥越さんをしっかりと応援します!
参議院選挙を終えて。まだ希望はあります。
参院選が近づくにつれ、選挙に関する報道がなぜか少なくなっていき、都知事選挙が中心になっていく、そんな印象を持っていました。今の日本、例えば国境なき医師団の「2016年報道の自由度ランキング」でも世界で72位にされてしまうような事態で、池上さんも恐ろしいことを言っています。
「安倍政権になってからは、自民党はおもなニュース番組をすべて録画して、細かい部分まで毎日のように抗議し、訂正を求め、注文をつけてくる。」
http://news.livedoor.com/article/detail/11737156/
これは私が働いていたパキスタンやエチオピアでは日常茶飯事でしたが、まさか日本でもそんな状況を見るようになるとは、悲しいです。
そんな中、今回の選挙結果の詳細を見てみると、最初思ったような絶望的な状況ではありません。例えば、野党統一候補にしても選挙前は4議席しか取れないと言われていたのに11議席を獲得しました。そして、選挙結果だけをみると改憲4党だけだと3分の2には及ばなかった(その後無所属から自民党に追加公認された議員がいて、党派では3分の2ちょうど、会派では3分の2を超えてしまいましたが)。野党共闘の成果だと思います。
そして次は都知事選挙、私たちの暮らしにも直結する非常に重要な選挙です。私たちも微力ながら、全力で向き合いたいと思っています。
週刊ビッグコミックスピリッツ 特別付録「日本国憲法全文」
本日発売の週刊誌ビッグコミックスピリッツ、青年向けの漫画誌なのに、特別付録に「日本国憲法全文」がついてくると聞いて初めて買ってみました。
この雑誌、高校時代に所属していた山岳部の部室に毎週部員の誰かが置いていて、汗まみれになって4㎞を走ったり、30㎏の歩荷を背負って非常階段を上り下りしたりした後に、皆で回し読みしていました。数十年ぶりに手に取ると、ふと部室のムッとした雰囲気がフラッシュバックして懐かしい気持ちに。
中身を読むと、予想以上の内容にびっくり。ただ全文を載せているだけではなく、それぞれの漫画家が憲法から考えるイラストがあったり、解説で、憲法は国民ではなく国家を縛るもの、とわかりやすく解説されていたり。
一番面白かったのが、18歳選挙権との関連で、表紙を飾るグラビアの女性たち(全員18歳)がそれぞれ、日本国憲法に対する考えと地域への思いを語っているところ。10代の方が日本国憲法について、日々の生活との関わりの中で等身大の意見を主張する、その新鮮さ、瑞々しさを感じるとともに、商業的な側面だけを考えたら得策とは思えない中で、こうした特集を組んだ日本の雑誌のファイティングスピリッツに共感しました。