いわせてカフェ「地域のまちづくりについて」 行いました

日曜の午後、いわせてカフェを行いました。このカフェは毎月、紅茶やクッキーを楽しみながら特定のテーマについて皆さんとお話するもので、これまで障害やLGBT、多文化共生などを取り上げていました。今回は「地域のまちづくり」をテーマに、池尻成二議員にも参加いただき、大江戸線の延伸や外環の工事などについて皆さんとお話をしました。 今回のカフェでは20名以上の方にご参加いただき、それぞれの地域や生活の実感に根付いた多様な意見を頂きました。例えば、大江戸線についてはは40年以上待っているのだからなるべく早く延伸して欲しい、という声の一方で、これからどんどん人口も減る中でもはや必要ない、必要なのはむしろバスなどの小規模交通機関である、というご意見も。また、大泉周辺の課題として、昔からあった家がなくなり、そこがどんどんとシェアハウスやワンルームマンションになっている。そうした建物が今後民泊などにも転用されることも懸念される中で、緑豊かな町の魅力がどんどんと失われていくといった心配の声もありました。 皆さんで身近な問題を共有することで、区が抱えている課題を改めて認識することができる、非常に貴重な経験をさせていただきました。こうして頂いた生の声を、ぜひ現在行われている予算委員会をはじめ、議会の中でしっかりと議論させていただきたいと思います。 次回のカフェは3月31日、テーマは「若者の貧困」について、子どもの貧困対策センター「あすのば」で活動している大学生からお話を伺います。詳細は改めてご連絡しますのでぜひお越しください!

樋口陽一先生との再会

先日、大学のゼミ(比較憲法)の恩師、樋口陽一先生にお会いして、憲法改正への動きや区政の状況について相談させていただきました。先生には節目ごとに相談に載って頂いているほか、地域で講演いただくなど、非常にお世話になっています。 私がゼミに入った当時、先生は赴任されたばかりでゼミ生は4人しかいませんでした。その中で、毎回、私の熱い意見に真摯に向き合っていただけたことが、私の軸であるマイノリティの支援に関わりたいという思いを育ててくださったのだと思っています。特に、機会を捉えては憲法13条の重要性を熱心に説いていた姿を今でもはっきり覚えています。 ですので、今でも先生とお話するときは、自分が22歳に戻ったような、毎回背筋が伸びる気がします。今回もお会いする前から緊張していて、お会いする頃にはノドはカラカラ、顔は真っ赤。 今回は12月に「抑止力としての憲法 再び立憲主義について」(岩波書店)を出版されたばかりでしたので、その内容を伺うとともに、練馬区の状況、特に憲法改正への反対に向けた地域での動きなどについてお話しました。先生からは、今年が明治維新から150年にあたり、ちょうど100年の時には佐藤栄作内閣の時代で学生運動が盛んだった、今年は安倍政権が憲法改正に取り組む中での節目の年になる、といったお話を伺うとともに、長期的な視点で現在の社会を見るべきというアドバイスを頂きました。現在の社会は「分解の社会」であり、これまでの権威が崩れ、価値観そのものが崩壊している。その中でしっかりと憲法を守ることが必要とのことでした。 議員を志した時、最初のリーフレットでは、地域での活動を通じて憲法を守る、ということを公約として掲げていました。憲法改正の国民投票が現実のものに迫ろうとしている今年、自分の初心を忘れず、地域での活動を続けていきたいと思います。今年中に大泉で再度、講演会を行って頂けるとのことですので詳細が決まり次第ご報告します。ぜひご参加ください!

日本のテレビ番組におもうこと…「はじめてのおつかい」ってなんなのか??

先日もあるテレビ番組で芸人が黒人俳優に扮して顔を黒塗りにしたり、昨年はゲイの方を嘲笑の対象にしたりと、日本のテレビ番組における人権感覚について、国内外から批判の声があがっています。 そんな中で、先日、3歳の息子と夕飯の際に何気なくテレビをつけたら「はじめてのおつかい」という番組が…。内容に驚きました。http://www.ntv.co.jp/otsukai/ この番組、その名のとおり、こどもを一人で買い物に行かせる、そんなテーマなのですが、私が見た場面では主人公は3歳の女の子。一人でスーパーまで買い物に行かせるというものです。うちの子も三歳ですが、文字通り右も左もわからない状態です。ですので、最初は一人で歩きだすものの、家が見えなくなったところで、寂しくなって泣き出します。「お母さん!」と泣きながら帰ると、保護者は「戻ってきたらあかん、前に進むんだ」と無理矢理、再度送りだします。泣きながら進む女の子をスタジオではゲストが感動したり、笑ったりしながら見ています。そして、買い物を終えると荷物の重さと、裸足でサンダルしか履いていなかったので足が痛くて「お母さん!」と号泣しながら帰っていく、そんな姿を映し続ける。そして、お母さんに会えて最初の一言、(言い付けられていた)「オクラ売ってなかった!」という言葉を聞いて、スタジオは大笑いするのですが、何が面白いのでしょうか…。そして、スタジオでは子どもはなんて健気なんだろう、と感動する、という流れになっていました。 この番組へは以前から批判もあり、論点の一つは子どもを一人で買い物に行かせるのは危険だ、というものでした。この批判には、多くのスタッフが同行するなど、安全に配慮していると言えるのですが、私はそれよりも、嫌がる幼児を無理やり買い物に行かせて、間違えると面白がり、号泣する姿を見て感動する、その姿勢に違和感を覚えます。まだ3歳の子どもに主体性や判断能力を求めること自体が残酷であり、このことで子どもに自主性が付くどころかトラウマになる恐れもあると思います。また、テレビカメラがなくても同じことをさせるのでしょうか、番組の企画だから許容する、という姿勢もおかしいと思います。

2018年 お正月

2018年の年末年始、今年は例年より少し長く、3日ほど実家(佐倉)に帰省しました。去年に比べて息子も電車の中で泣かなくなった、それだけで帰省の際の肩の荷が下りた気がします。でも、甘えん坊なのは相変わらず。怖がりで人が多いところではいつも抱っこを求める息子。もう13㎏越え、とても抱っこはできない、ならば山岳部(高校時代です)で培った経験を!と今回はずっと肩車で移動したところ、到着する頃には肩だけでなく魂も抜けそうに…。でもじいじ、ばあばに会えてご機嫌な息子、凧揚げにも挑戦。「パパもっと高くまで揚げて!」と無邪気な瞳で訴える息子、全力疾走で凧を揚げようとする私。でもせっかく揚げたころには息子の関心は遥か彼方に…。ということで、一人でトーマスの凧揚げを満喫する私でした。 そして大泉学園に戻ると、帰省していた義兄の夫婦と食事会。お互いの子どもの成長に驚いたり、仕事や活動の内容を話したり。その合間に毎年恒例の年賀状書きが始まります。私たち議員は、区内在住の方に自分から年賀状を出すことは禁じられていて、いただいた年賀状に自筆でお返事する、ということが規則になっています。ですので、一枚一枚拝見して、それを一日がかりでお返事。とはいえ、息子は待ってくれないので「パパ、こっち来て!ぶー!」と腕を引かれながら、その合間に何とか書き上げます...。こんな感じでゆっくりできたとはとても言えませんでしたが、充実したお正月でした。明日からまた駅頭、頑張ります!

2018-08-21T09:41:28+09:002018年1月3日|Tags: , , |

一年間を振り返って② 今年もいろいろなことがありました 家族編

年末まで何かと作業が残っている妻を残して、一日早く息子と帰省。 じいじ、ばあばに久しぶりに会う中で、一年本当にいろんなことがあったな、と改めて実感。 4月から妻は仕事に本格復帰し、私も議員3年目を迎える中で活動も充実する中、同居のばあばも含めて3人で、そして本当に大変な時は佐倉からじいじとばあばにも来てもらって、家族総出でシフトを組む、そんな一年でした。妻と私の育児時間が本当に同等(いや、ここ数か月は私のほうがずっと時間数が多かったと妻も認めている)になったため、息子との距離もとっても縮まり、最近では「パパじゃなきゃいやだ」という発言も頻繁に頂戴するように。。。(嬉しい悲鳴)。 そんな中、5月には息子が初めての骨折…。普段はとっても慎重な息子、でもママと草スキー用のすべり台で遊んでいた時に一緒に転がって鎖骨をポキリ。痛さのあまり気絶してしまう息子、そして病院で「血が出てる!助けて!」(血は出ていなかったのですが、たけおの中では痛い=血が出てる)と泣いている姿に私が変わってあげたい、と心から思いました。そしてしばらくはコルセット、天使の羽で過しました。 そしてようやく直ったと思ったら今度は私が肋骨を骨折。しかも理由は水泳部(中学校です)で部長だった私、息子にかっこいいところを見せようとして、海でボディーボードに初挑戦したところ、波にのれるところまでは行ったのですが、止まり切れずに砂に突っ込む、しかもその間息子は砂でトーマスを作っていて、全く見ていない、という笑えない状況に…。人生で骨折したのは今回で5回目…その後しばらくは私もコルセット生活、駅頭で声を出すのも大変でした?。 この一年で息子もずいぶん成長し、感情や言葉もずいぶん豊かになりました。最近では、寒い夜に家に戻ると、「おてて冷たいね!」と言って、自分の手で一生懸命さすって暖めてくれる姿に身も心もあったまったり、一方で機嫌が悪い時には、「パパ嫌い、お仕事行って!!」といわれてへこんだり、息子の成長とともに私たちも学ぶことの多い、そんな一年でした。

2018-08-21T09:41:28+09:002017年12月30日|Tags: , |

2017年を振り返って 岩瀬たけし事務所、今年もいろんなことがありました…

あっという間に今年も終わり。地域の年末パトロールに参加したり、事務所や議員控室、そして自分の家の大掃除をしたりすると、今年もあっという間だったな、と改めてしんみり。 そんな中、事務所のスタッフが今年の岩瀬事務所でのイベントを一覧にしてくれました。昨年(2016年)は事務所を開設し、地域に根付くための一歩を踏み出す、そんな一年だったのですが、今年は市民の声ねりまのみなさんやチーム岩瀬、サポーターの方々のおかげで着実に活動を拡大することができました。 今年から開始した「大泉わくわく講座」では、大学の恩師で憲法学者の樋口陽一さんをはじめ、地域在住の歴史学者の和田春樹さん、樹木医の安東信さん、児童文学翻訳家の金原瑞人さんと西田佳子さんにお話しいただき、毎回多くの方にご参加いただきました。夏には「大泉で平和を考える」というテーマで地域の戦争体験者の方からお話を伺いました。市民の声ねりまの秋の旅行では銚子と成田空港を訪問し、空港建設に関わる地域での課題などを勉強しました。 また、地域の皆さんと区政についてざっくばらんに話し合う「いわせてカフェ」、今年は7回開催し、池尻さんのアドバイスで、そこでいただいたご意見を一般質問のテーマの一つにもさせていただきました。チームの皆さんからのご提案で映画上映会、共謀罪についてのシール投票、絵本読み聞かせ、出張講座など新しい試みも行うことができました。 こうして一年を振り返ると、皆さんのおかげで活動の内容も幅も少しずつ広げることができた気がします。来年もこうした地道な活動を通じて、ぜひ皆さんの意見を区政に届けることを続けていきたいと思います。 (写真はスタッフの方が今年の活動を一枚にまとめてくれたものです)☺

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