中学生からの訴え「学校で洋式トイレが少なすぎて困っています…」

地元の中学校の保護者の方からこんな相談を頂きました。 「娘の学校、生徒数が500名以上いるのですが、ほとんどが昔ながらの和式トイレです。娘のクラスでは、女の子が使える洋式トイレは1つしかなく、いつも休み時間には行列になっています。学校でのトイレを我慢している子どももいるとのこと、健康にも悪いです。なぜこんなことになってしまうのでしょうか?」 […]

中学校の理不尽な校則…その後届いた多くの訴え

先週、区内の中学校に通う保護者から肌寒くなってきたのでシャツの上にカーディガンを着せようとしたら、校則でカーディガンはブレザーの下に着ると決まっていると断られ風邪をひいてしまったという訴えをご紹介しました。その後、たくさんの保護者から同様の声が寄せられています。https://iwasetakeshi.net/2021/11/school-regulation-3/ […]

中学校の校則「なぜカーディガンをそのまま着てはいけないの?」

先日、区内の公立中学校に通う保護者から相談がありました。 「肌寒くなってきた中、ブレザーを着るにはまだ暑いので、ワイシャツの上にカーディガンを着させて登校しようと思い、学校に相談したところ校則で「カーディガンはブレザーの下に着る」と決まっているので許可されず、そのまま通学して風邪をひいてしまいました。改めて改善を求めたところ大人になった時の訓練だから理解してほしい、というような回答でした…あまりに理不尽ではないでしょうか?」 […]

「コロナ禍でなぜ毎日、制服を着なくてはいけないのでしょうか?」

今年、中学校に入学した保護者から、こんなご相談を頂きました。 「コロナ対策で毎日洗濯をしたい、でも学校からは標準服か体操着でなければダメとのこと。でも体操着も購入すると一着1万円近くします。なぜ私服ではダメなのでしょうか?」 標準服の着用が実質的に義務付けられるのは、経済的な負担もさることながら、憲法の原則の一つである「表現の自由」をも侵されるものです。 […]

「練馬区のPTAについての勉強会」、盛り上がりました!

PTAの勉強会、30名近くの方にご参加頂きました。ゲストは区内で初めてPTAへの加入を任意にするなど、多くの改革を実現した方。「大切なのは皆さんが負担感を持たずに、楽しそうだから参加したい!と思えるように組織を変えていくこと」というお話は勉強になりました。 […]

2021-04-24T22:18:13+09:002021年4月24日|Tags: , , , , |

【中学校の先生の訴え「ジェンダー平等、教育委員会も学校も理解していません!」男女混合名簿から】

先日、男女混合名簿が中学校ではほとんど使われていないと投稿したところ、就活でハイヒールを強制されることに反対の声をあげたフェミニストの石川優美 さん(「#KuToo」運動)をはじめ、多くの方から反響を頂きました。 https://twitter.com/ishikawa_yumi/status/1382878084857098242 その中で、区内の中学校で働く教員からこんな訴えが。 […]

保護者の訴え「入学説明会で下着は白と指定、なぜ全部買い替えなくてはいけないのでしょうか?」

新年度が始まった中、連日多くのご相談を頂いています。先日、保護者の方からこんなご相談が… 「中学1年女子の母です。今回、入学前の保護者説明会でびっくりしたのが、下着の色指定でした。中にベストを着るタイプの制服でしたので、気にしていなかったのですが、学校から配られたプリントには、アンダーシャツ(下着)は白!とはっきり書かれ、もともと、薄いブルーや、パープルが好きで着ていた娘は買い替えざるを得ません。全て買い替えるのは経済的にも厳しいです。なぜそんなことを求められるのでしょうか?清楚で煽らない目的であるならば、透けない色がもっとたくさんあります。どうにかならないものでしょうか…」 あまりに理不尽であり、区へ対応を求めた所、入学後の保護者会説明会の資料では「白」の指定はなくなったとのことですが、いまだにそうした校則がある学校も残っています。これまでも何度も求めてきましたが、下着に限らず、の理不尽な規則の撤廃とともに、校則を決める際には子どもや保護者も一緒に考えられるような制度をつくることを引き続き求めます。

教師のバトン「もう死んでしまう!」…教育にこそもっと予算を!

これまで教員の方から過重労働への悲痛な訴えを数多く頂く中で、何度も区へ改善を求めてきました。1月末現在、20名以上の教員がうつなどで長期休養中、学校では教員の数が不足して、小学校では校長先生や専科の教員が担任を持つケースも。https://iwasetakeshi.net/2020/10/school-problem/ […]

練馬区でもオンライン授業の充実を!

練馬区の不登校の児童生徒のうち、区が勧める適応指導教室に登録しているのは小学校で4割、中学校でも5割。さらにそのうち、小学校で7割、中学校でも6割はほとんど通っていないとのこと。つまり8割以上の不登校の子どもが適応指導教室にほとんど通っていないのが実情です。 練馬区は適応指導教室に通っていない子ども達に対しても一人ひとりにあわせた丁寧な対応をしているとのことですが、保護者やご本人から頂く声は全く違うものです。不登校の当事者である子ども、保護者の声を聞くためにも実態を調査すると共に対応を図るよう求めました。 練馬区では中学の不登校生徒にオンデマンドの授業配信を行っていますが、対象は適応指導教室に登録している方のみです。希望する全ての不登校の子どもがオンデマンドの授業を受けられるよう区として対応するよう求めました。 また、区は12月中に小学校1校で試験的に全児童へ タブレットを配布し、通信状況などを確認した後、2月までに全校の児童生徒に配布。機種はLenovo 300e Chromebook 2nd Gen(2020年モデル)とのことです。 区はオンラインでの授業について同時双方向型の授業は課題が多くまだ実施できないとのこと。あまりに遅いと思います。他の自治体や私立の学校では既に実施している中で、子どもの学びを保障するためにも、タブレットの配布にあわせ、同時双方向型の授業についても早期に実現するよう引き続き訴えます!  

練馬区 でのいじめは1校あたり年間9-10件、本当にこんなに少ないの?

11月24日の委員会で2019年度(令和元年度)に区内の小学校では541件、中学校は352件のいじめが発生(認知)したと報告されました。区内には小学校が65校、中学校が33校ですので、1校あたり年間9-10件程度のいじめだったということになります。しかし、この数字はあまりに少ないのではないでしょうか? どうやっていじめを見つけたか、そのきっかけについて見てみると、「学校の教職員等が発見」が最も多く小学校、中学校ともに7割以上を占めています。他方で、「本人からの訴え」は小学校で8%、中学校で11%のみです。 練馬区の説明では、「学校がいじめを丁寧に発見できている」とのことですが本当にそうなのでしょうか?逆の見方をすれば、学校が見つけたいじめしか把握できていない、ということだと思います。 特に今の時代はLINEなどのネットを通じたいじめも数多く発生しているなかで、学校が把握できているいじめは氷山の一角だと思います。だからこそ、大切なのは本人からいじめを訴えやすい環境を作ることであり、そのためにもLINEやメール、電話での相談についてより積極的な活用を検討することなどを区へ求めました。

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