【続報】練馬区の現金給付は「区民の4割程度」!—2万円は2月頃から
12月26日、練馬区議会で臨時会が開かれ、国の物価高騰対策を受けた補正予算(約60億円)が全会一致で可決されました。年末のこの時期に臨時議会を開くのは異例で、国が自治体に「年内の予算化」を求めたことが背景です。
練馬区では現金給付として、低所得世帯と子育て世帯を対象に、概ね4割の区民に2万円が支給される整理になります。支給開始は2月頃からの見込みです。支援策の全体像は、先日のブログでも整理しましたので、あわせてご覧ください。
(※前回記事)https://iwasetakeshi.net/2025/12/countermeasures-against-rising-prices/
【速報】練馬区は「おこめ券」配布せず! 物価高騰対策は?
高市総理が打ち出した総額21.3兆円の総合経済政策。コロナ禍の20~22年度を除けば、補正予算として過去最大の規模となります。政府は交付金を活用した支援について、年内の予算化を検討するよう各自治体に求めました。
これを受け、練馬区では約60億円の補正予算案をとりまとめました。練馬区では「おこめ券」は配布せず、かわりに住民税非課税世帯などに2万円、PayPayを使った20%のキャッシュレスポイント還元事業、住まいの防犯対策費助成金(上限3万円)などを行う予定です。そのほか、国の政策として、子ども一人当たり2万円の子育て応援手当が支給されます。補正予算は12月26日の臨時議会で審議の上、採決される予定です。 […]
【報告】児童館の指定管理 直営との差は1日で7万円!官製貧困について
12月8日の文教児童青少年委員会で、区立児童館・学童クラブの指定管理者の指定に関する議案が審査されました。この議案は北大泉児童館および北町児童館について、令和8年度から新たに民間企業による指定管理を導入、平和台児童館・学童クラブおよび東大泉児童館・学童クラブについては現指定管理事業者を継続して選定するものです。 […]
【報告】秩父青少年キャンプ場、49年目にして遂に廃止へ!
12月4日の文教児童青少年委員会で、議案第126号「練馬区立青少年キャンプ場条例を廃止する条例」が説明されました。区は、秩父青少年キャンプ場を老朽化・利用者減少などを理由に廃止し、施行日は令和8年4月1日(2026年4月1日)としています。設立されてから49年目、これまでに10万人以上の青少年が利用してきた事を考えると寂しいですが、時代の流れだと思います。 […]
【報告】図書館の指定管理について…評価の背景を明かすべき!
12月4日および12月8日の文教児童青少年委員会で、議案第168号「練馬区立平和台図書館」の指定管理者指定について」の審査と審議が行われました。今回、指定管理者は現受託者であるシダックス(シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社)を指定する内容で、指定期間は令和8年4月1日から令和13年3月31日までの5年間です。本件に対して「反対」しました。
今回の審議を通じて強く感じたのは、「どのような基準で、なぜその点数になったのか」が外から検証できない形で決まっており、選定の公平性に疑義が残るということです。 […]
練馬区の学校のタブレット 5年振りに更新:費用は倍、重さはほぼ変わらず!
12月4日の文教児童青少年委員会で、練馬区立小中学校のタブレット(GIGAスクール端末)の更新について報告されました。リース期間は20230年までの5年間、2025年12 月中旬から2026年2月下旬までの間に各校を通じて、全児童・生徒に新機種を貸与予定です。
しかし、リース料は倍以上になったにも関わらず、保護者や子どもから最も意見が多かった「重すぎる」という声が反映されないまま、前回と同様の機種を導入することになりました。 […]
【速報】練馬区 外国人施策の基本方針 13年振りの見直しを突如延期へ!
12月1日の令和7年練馬区議会第四回定例会の一般質問において、練馬区は13年振りに改訂を予定していた外国人施策の基本方針について、国の方針転換を受けて、年度内の策定を来年度以降に延期することを明らかにしました。練馬区の多文化共生政策を大きく後退させることに繋がりかねず、非常に残念です。 […]
令和7年 第4回練馬区議会定例会がスタート!【主な論点は?】
11月28日から第4回定例会が始まりました。本定例会では、補正予算を含めて65件の議案が提出されています。数は非常に多いものの、その多くは契約の変更・更新など実務的な内容です。
また、2026年4月(令和8年4月)の区長選挙を前に、本定例会中に現職の前川区長が続投を表明するのかも一つの焦点になります。 […]